SMAPに再結成の可能性は…活動休止と解散の違いとは?

更新日:2019-04-25 17:08
投稿日:2019-04-25 17:06
元マネージャーに合流した3人。左から稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾(C)日刊ゲンダイ
元マネージャーに合流した3人。左から稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾(C)日刊ゲンダイ

【芸能界クロスロード】

 平成30年間のCD売り上げやカラオケ利用度の集計がJASRACから発表された。曲別で最も多かった楽曲にはSMAPの「世界に一つだけの花」が輝いた。

 解散騒動でさらにCDの売り上げが伸びるなどあったが、誰もが口ずさめる名曲は安倍首相からも紹介された。元号が「令和」に決まった4月1日、「世界に――」を持ち出し、「次の時代を担う若者たちが明日への希望と共に、それぞれの花を大きく咲かせることができる」と語った。平成を代表する楽曲とアーティストの名は時代を超えて語り継がれていくことになる。

「SMAPはファンの枠を超えたヒット曲がある。楽曲だけ見ても数々のグループを輩出するジャニーズのなかでもSMAPは別格だったことを痛感します」(音楽関係者)

 解散して丸2年。ファンの間からは依然として再結成待望論が出ているが、せめてメンバー5人による生歌を平成最後に聴きたいと誰もが思うものだが、かなうことなく平成は終わろうとしている。

 これが「解散」の重み――。活動「休止」ならいつでも再開できるが、解散は難しい。ジャニーズもいくつかのグループが解散しているが、唯一、再結成しているのはフォーリーブスしかいない。それも解散から24年経った2002年に再結成。約7年にわたり再活動した。

 再結成はそう簡単ではない。いくつかの壁が立ちはだかる。最優先事項はメンバー全員の「やろう」という意思確認。次にグループ名と当時のヒット曲を歌う以上、所属していたジャニーズ事務所の許諾が必要とされる。後は新生グループのコンサートなどをサポートする事務所やスタッフもいなければならない。

 これをSMAPに当てはめると、現段階でのメンバーの最初の意思確認に疑問がある。スキャンダラスだった解散劇は事務所残留が2人。3人が元マネジャーに合流。対立するような構図になっていた。今も2人と3人が一緒になる番組もなく、それぞれ別な活動をしている。

 そんななか、最近、残留組の中居正広が「再結成」をにおわすような発言をテレビでするようになった。

「喧嘩があったとしても25年間にわたり苦楽を共にした仲間。それが今も私的にも会っている様子もない。同じ世界で活動しながら近くて遠い存在になり、一抹の寂しさを感じているのだと思います」(テレビ関係者)

 5人の足並みどころか、顔すら合わさないでいる元SMAP。現段階で復活はあり得ないだろう。「時が全てを流してくれる」という。年月の流れが5人の気持ちを変えてくれることを祈るしかない。仮に10年後となれば、メンバーはすでに50代半ば。それも一興と音楽関係者が話してくれた。

「SMAPは激しい動きの歌が少ない。中高年になった5人が『世界に――』を歌うのも感動的では」

 解散からの復活は難しくとも、ピンク・レディーやWinkのように特番での一夜限りの復活を期待する声もある。平成から令和をまたぐ今年。平成を振り返る番組は目白押し。「今年の紅白で復活」という声も上がっている。果たして、「世界に――」を5人のハーモニーで聴くことはできるのか――。

(二田一比古/ジャーナリスト)

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