過去は考えない 滝沢カレンが見据えるのは明日の自分だけ

更新日:2019-05-26 11:08
投稿日:2019-05-26 09:26
独特の感性(C)日刊ゲンダイ
独特の感性(C)日刊ゲンダイ

【今週グサッときた名言珍言】

「私、この時のファッションが好きすぎて、いい服着ていったなって」(滝沢カレン/テレビ朝日「松之丞カレンの反省だ!」5月11日放送)

  ◇  ◇  ◇

 講談師の神田松之丞と一緒に行った浅草ロケのVTRをスタジオで見ていた滝沢カレン(27)。最後に松之丞から自分たちのロケの出来を聞かれ、彼女が言った言葉を今週は取り上げたい。ロケの内容自体はもはや関係ない。彼女にとって大事なのは自分のファッションだった。

 また、滝沢は今後、松之丞と一緒に行きたいロケ場所を「心霊スポット」と答えている。実は彼女はオカルト好き。丸山桂里奈とみやぞんと滝沢という魅惑の組み合わせの鼎談でも、丸山がカッパやUFOを絶対にいないという人にイライラするという話を切り出すと食いついた。「私も信じている」と。

 その根拠は「絵で(カッパを描くと)全員同じ絵描く」から。2人は意気投合し、今度カッパを探しに行くことを約束する。それを聞いていた、みやぞんは「やめたほうがいいと思うよ。カッパはいると思うけど、2人で行くのは危険すぎる」と優しく諭した(フジテレビ「ボクらの時代」19年5月5日)。

 滝沢は本好きとしても知られている。だが、本の読み方も独特だ。5~6冊を同時に読んで、物語をぐちゃぐちゃにして主人公を入れ替える。

「今はその読み方が止められなくて、きょうは『ふくわらい』(西加奈子著)、あしたは『秘密』(東野圭吾著)っていう感じでいろんなものを読んでると、『えっと……この主人公は何だったっけ?』って頭の中がぐちゃぐちゃになる。そのうちにまた1個の物語ができたりするんです」(LINE「livedoorNEWS」19年3月25日)

 その結果、1冊の本を読むのに「3年ぐらい」かかるのだそうだ。きっと彼女にとって、本に書かれている物語自体が重要なわけではないのだろう。その本を読みながら、自らが生み出す空想の方こそが大事なのだ。過去のロケの内容自体に無関心なのと同じように。

 もともと、彼女は自分の出ている番組などを見返すことはないという。「外国の映画とかが好きだから、時間があったらそっちを観たいなと思っちゃう。自分が出てるテレビ番組で、私が気にしちゃうところがあるとするならば、『髪型がイヤだな』とかそういうことかな」(同前)と過去のインタビューでも語っている。

「明日のことばっか考えちゃう。今日のことよりも、明日何着てこうってばっかり考えちゃう」(「ボクらの時代」=前出)

「今日」の反省なんかしていられない。彼女が見据えているのは、少し先の未来、「明日」の自分だけだ。

「過去はもっと考えないです。今日が1日どうだったかなんて、考えたことなかった」(同前)

(てれびのスキマ 戸部田誠/ライタ―)

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