中居正広 WBC"静かなリポート"で体調不安説が再燃…元SMAPメンバーの活躍で奮起か?

「頑張って間に合わせたんだろうけど、あんな状態で現場に出て大丈夫なのか?」
「第5回ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)準決勝進出が決定して大盛り上がりの日本代表だが、舞台裏の芸能関係者たちやファンの間ではこんな言葉が飛び交っている。
“あんな状態”とは、3大会続けて“侍ジャパン公認サポートキャプテン”の大役を任されている中居正広(50)の“異変”だ。確かに“野球大好き壮年”である中居は、良く言えば落ち着いたように、悪く言えばあまり元気がないように見える。
かつて「うるさ過ぎてゲームに集中できない」とか「はしゃぎ過ぎ」と非難されるほど、オーバー過ぎるリアクションで楽しさを披露していた中居だが、今年は鳴りを潜めている。
「以前なら、日本に点が入るたびに選手たちと一緒になって大声を出したり、ガッツポーズをしていた中居でしたが、今回はすっかりおとなしくなり、うれしさを噛み締めているように感じます。解説者のコメントに割り込んでのリポート回数も減った印象です」(テレビ関係者)
ベンチのすぐ横からのリポートが、以前に比べると声に張りもなくかすれ気味に聞こえたことに、テレビ局に視聴者から心配の声が寄せられていたようだ。
「中居の異変を実感したのはドーム内を移動するその姿でした。足取りがとても重そうでした」(別のテレビ関係者)
中居は昨年7月に急性虫垂炎で入院、手術後に長期の休養を取り、今年の年明けから徐々に仕事復帰をしてきた。顔色もだいぶ良くなったようには見えるが、やはり復帰後の“激やせ”姿は今でも記憶に新しい。今回のWBC中継も降板に傾きつつあったという。
「術後の体調が万全ではないのにもかかわらず中居がこの仕事にこだわったのは、自らのブランドの代表的な仕事でもある“WBCのMC”という金看板を失うことを恐れたためでしょう。櫻井翔や松岡修造にみられるように、スポーツの一大イベントと人気タレントは、今や切っても切り離せない関係になっています。昨年10月半ばに中居の重病説が報道されたときには、『今回のWBCは亀梨和也に交代か……』と囁かれていました」(前出のテレビ関係者)
もうひとつ、中居を奮い立たせたのは、木村拓哉(50)や「新しい地図」のメンバーたちの目覚ましい活躍ぶりともいわれている。それぞれが主演映画や主演ドラマで注目されている。3年前にジャニーズ事務所を退所した中居にとって、WBCという華やかな舞台は、誰にも渡したくない仕事なのだろう。
ただ今回のWBCは日本代表の目覚ましい活躍によって、中居の存在がすっかりかすんでしまっている。もっぱら、“ペッパーミル・パフォーマンス”に象徴されるラーズ・ヌートバー(25)のキャラクターや、ダルビッシュ有(36)、大谷翔平(28)に視聴者の関心が注がれている。だから余計に中居については「もっと体調万全になってからでもよかったのでは……」という声が出るのかもしれない。
WBC決勝戦は日本時間22日、無事に完走する侍ジャパンと中居を祈るばかりだ。
(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)
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