ジャニー喜多川氏の訃報が「7月9日23時30分」解禁だった理由

更新日:2019-07-10 14:38
投稿日:2019-07-10 12:00
ジャニーズ事務所(C)日刊ゲンダイ
ジャニーズ事務所(C)日刊ゲンダイ

 戦後の芸能界を代表するカリスマがこの世を去った。ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川(本名・喜多川擴)さんが7月9日午後4時47分、入院中だった都内の病院で、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で亡くなったことを、同事務所が同日夜にファクスでマスコミ各社に発表した。享年87。ファクスによると、ジャニーさんは6月18日午前、東京・渋谷区の自宅で倒れて、意識不明の重体となり、救急車で都内の病院に搬送。その後、意識が戻ることはなかったが、所属タレントたちが連日、病室を見舞い、励まし続けたが不帰の人となった。

 通夜・告別式については、「ジャニーの子供でございますタレント達とJrのみで執り行う家族葬とさせていただきますので、何卒ご理解賜りたく存じます」と説明。また、「これまでお世話になりました皆様にはお別れいただく機会をご用意する予定にしております」と後日、お別れ会が予定されている。

■SMAP解散を“抜かれた”過去が…

 同1日に嵐の松本潤がジャニー氏の病状について口にし、ジャニーズ事務所からの説明もあったため、関係者に覚悟はできていたようだが、それにしても9日夜、「23時30分にジャニー社長の訃報解禁」の情報が一斉に流れた時はザワついた。情報が出回ったのは解禁の約1時間前だったためだ。

「ジャニーズ事務所には、2016年8月にSMAP解散をネットメディアに抜かれた苦い体験があります。普段から良好な関係を築いているスポーツ紙の担当者に対しSMAP解散報道が翌日の朝刊トップになるように説明したところ、それがネットメディアに流れて拡散し、翌日のスポーツ紙の報道はサプライズ感が薄れてしまった。メディア情報の差配を得意とするジャニーズ事務所も面目を失ってしまった。その失敗を教訓にしたのが今年1月27日の嵐・活動休止の発表でした。当日の17時頃に突然、『嵐・活動休止会見』の情報が流れ、フライング報道はほとんどありませんでした。今回もフライングなく、日テレ、フジ、TBS、NHKの夜のニュースで一斉に訃報を流し、10日のスポーツ紙にも平等な形で『ジャニーさん死去』を大きく載せることができました」(スポーツ紙デスク)

 カリスマを失った途端にメディアになめられたらいけない……今回のスムーズな発表からは、事務所サイドのそんな意思も垣間見える。

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