詐欺被害者は置き去り…宮迫博之vs吉本興業は内輪揉めの“痴話げんか”

更新日:2019-07-25 18:35
投稿日:2019-07-25 17:04
貴方たちが泣いている場合か!(吉本興業の岡本社長と宮迫博之=右)/(C)日刊ゲンダイ
貴方たちが泣いている場合か!(吉本興業の岡本社長と宮迫博之=右)/(C)日刊ゲンダイ

 一番泣きたいのは被害者の方だろう。

「雨上がり決死隊」宮迫博之(49)の涙の会見に続き、今度は吉本興業の岡本昭彦社長(52)まで涙の会見。別れる、別れないで揉める痴話げんかみたいな展開になっているが、ちょっと待ってほしい。

 そもそも、一番の問題は、宮迫らが振り込め詐欺グループの乱痴気パーティーに出席し、宮迫に至っては100万円ものギャラを受け取っていたという事実。それは振り込め詐欺の被害者のお金だ。被害者にすれば、「泣きたいのはこっち」「うだうだ内輪揉めしてるんじゃねえ」だ。

 百歩譲って、ギャラを受け取った時点で反社会的勢力とは知らなかったにせよ、フライデーからその事実を指摘されたにもかかわらず、宮迫は「すぐに返還したい」「被害者に対して償いをしたい」と申し出るどころか、保身のために嘘をついた。

「それが問題の本質でしょう。それに宮迫さんの涙の会見を見ていても、今後どう償っていくつもりなのか、具体的に何も伝わってこなかった。いずれにせよ、一般企業で同じことをやったら懲戒解雇です。バッシングが起こった途端に処分を撤回した吉本興業も、1000人近い社員を抱える企業としての姿勢が問われます」(経済ジャーナリスト)

 警察庁の資料によると、特殊詐欺の被害額は2014年以降、減少傾向にあるとはいえ、昨年は363億円。1件当たりの被害額は233万円で、同庁は「依然として深刻な情勢」と指摘している。

「なけなしの貯金をだまし取られ、絶望して自殺する高齢被害者も少なくない」(捜査関係者)

 その被害額の一部が、半グレ詐欺集団の享楽的なパーティーで散財され、宮迫の、そして宮迫と一緒に会見した「ロンドンブーツ1号2号」田村亮(47)らの手に渡った。

 吉本興業の連結売上高は、上場を廃止した2009年時点で約500億円。大物芸人である宮迫や田村亮にとって、闇営業のギャラである100万円や50万円は、受け取ったことすら忘れてしまう小遣い銭感覚なのかもしれないが……。

 確かに、被害者置き去りの内輪揉めしている前にやるべきことがあるはずだ。

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