韓国リメークドラマ “テッパン”医療&刑事ものでも総崩れのワケ

更新日:2019-07-26 18:18
投稿日:2019-07-26 18:16
左から三浦春馬、唐沢寿明、大森南朋(C)日刊ゲンダイ
左から三浦春馬、唐沢寿明、大森南朋(C)日刊ゲンダイ

 ほぼ出揃った夏ドラマ。今クールの特徴は、オリジナル脚本の作品が少ないこと。特に韓国ドラマのリメーク作品が3本も放送されているが、視聴率はサッパリだ。

 大森南朋(47)主演の「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」(テレビ朝日系木曜夜9時)は初回こそ平均視聴率が14.3%と暫定トップだったものの、第2回は9.5%と4.8ポイントの大幅ダウン。

 唐沢寿明(56=同中)主演の「ボイス 110緊急指令室」(日本テレビ系土曜夜10時)は初回12.6%の好スタートも、第2回は8.4%で4.2ポイント減。

 三浦春馬(29=同下)主演の「TWO WEEKS」(フジテレビ系火曜夜9時)に至っては、初回が8.4%で2回目が5.9%と、一度も2ケタに達していない。

「ドラマのテッパンと言えば、中高年ウケする1話完結の医療、刑事ものです。『サイン』は医療、『ボイス』は刑事ものですが、1話完結ではない。『TWO――』のような逃亡劇ドラマは視聴率を稼ぎにくい傾向があります。また、韓国では週2回の放送が普通で、全20回や16回など日本より長いのが特徴。少ない回数でリメークすると編成上の無理が生じ、クオリティーが低くなりがちです」(テレビ誌ライター)

 直近の韓国ドラマのリメークを見てみると、好評だったのは2018年7月期に放送された「グッド・ドクター」(フジテレビ系)の11.2%ぐらい。

 16年7月期の「HOPE~期待ゼロの新入社員~」は6.1%、17年7月期の「ごめん、愛してる」(TBS系)は9.7%、18年4月期の「シグナル」(フジテレビ系)は7.7%と決して芳しくない。

 リメーク3作の低調について、日韓芸能ジャーナリストの吉岡斗志氏がこう言う。

「初回を見て、原作と比べて違和感を覚えた視聴者が離れたのでしょう。俳優の顔触れや演技力はよく比較されます。今回も『TWO――』に出演の芳根京子さんには〈演技がヘタ〉〈ミスキャスト〉といった声が上がっています。また、同時期に3作重なったためにファンの食い合いが起きている。いくら韓流好きでも、週に3本を逐一チェックするのはキツい。BSやネットテレビを含めると、毎日のように放送され、『また韓流か』とゲンナリするなんて現象が起きています」

 オリジナル脚本で勝負に出ないツケが回ってきているようだ。

(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)

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