オダギリジョーが久々の連ドラ主演…「数字が取れない男」がナゼ?

更新日:2019-07-29 17:58
投稿日:2019-07-29 09:26
数字が取れない男…(C)日刊ゲンダイ
数字が取れない男…(C)日刊ゲンダイ

 オダギリジョー(43)の主演ドラマ「時効警察はじめました」(テレビ朝日系)が10月から“金曜ナイトドラマ”枠(夜11時15分~)でオンエアされる。

 オダギリの主演ドラマは、2015年10月期の「おかしの家」(TBS系)以来、実に4年ぶり。また、テレ朝に限れば10年7月期の「熱海の捜査官」以来、実に9年ぶりとなる。

 この「熱海の捜査官」は、今回の「時効警察」と同じ金曜深夜枠で平均視聴率7.9%(最高視聴率9.9%)を記録。担当したスタッフが局内で表彰されたという逸話も残る。テレ朝としては“「熱海」の夢よもう一度!”の思いを込めて、今回のキャスティングに踏み切ったのかもしれない。

 オダギリの演技力は海外でも高い評価を得ているが、最近の主演作は低調な傾向にある。

 象徴的だったのは大コケした12年4月期の「家族のうた」(フジテレビ系)だろう。日曜夜9時台という、数字を見込める時間帯にもかかわらず、民放のゴールデンタイム帯史上最低の3.1%を記録。全11話のシリーズだったにもかかわらず、8話目で終了を迎えた。

 オダギリは翌13年にオンエアされたNHK大河ドラマ「八重の桜」でも屈辱を味わった。この作品で彼は主人公・八重(綾瀬はるか)の2度目の夫役を演じたのだが、本格登場を前に、NHK局内で異例の指示が出たことが報じられた。視聴率が取れないと判断されたことで“オダジョーを告知映像に使うな”という命令が現場に飛び、彼の登場シーンを大幅カットするために脚本が書き直されたというのだ。にわかに信じ難い話ではあるが、こうした報道があったこと自体が彼にとっては屈辱だったはずだ。

 それ以来、オダギリはスタッフに「もうゴールデン(タイム)のドラマには出たくないョ! 映画だけで十分。これからは演出側にシフトしていく……」と漏らすようになったという。

 そんなオダギリが再び主演に返り咲いた背景には、今月、芸能生活20周年の節目を迎えたことと無縁ではなさそうだ。本人のモチベーションはさておき、「役者としての節目を主演ドラマで飾らせてあげたい……」と、彼を長年支え続けてきたスタッフが動き回ったとしても不思議ではない。

「今回のテレ朝のキャスティングに関しては、オダギリと同じ事務所の田中哲司、光石研らの同社への貢献度も高く評価されたと聞いています。視聴率については9年前の『熱海の捜査官』ほどの数字は期待できなくても、斎藤工、高橋一生が共演して話題となった『東京独身男子』と同程度の3%台後半で合格じゃないでしょうか……」(テレビ局関係者)

 妻・香椎由宇との間に生まれた長男も小学校に入学。これから学費を稼がなくてはならないオダギリは、そろそろ“数字を取れない俳優”の汚名をそそぎたいはずだ。

(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)

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