小出恵介さん大いに語る 醜聞での活動休止、演じることに悩みNYへ、そして結婚…3年前に俳優業を再開

更新日:2024-07-08 17:03
投稿日:2024-07-08 17:00

【あの人は今こうしている】

 小出恵介さん(40歳)

 ドラマ「ROOKIES」(TBS系)やNHKの連続テレビ小説「梅ちゃん先生」などで活躍した小出恵介さん。7年前、未成年者との飲酒などが発覚し、事件は不起訴となったが、活動休止に追い込まれた。小出さん、今、どうしているのか。

 ◇  ◇  ◇

 小出さんに会ったのは、京王線・初台駅から徒歩7分の映画製作会社の会議室。この会社が製作した映画「愛のぬくもり」に主演したのだ。

「2021年に俳優業を再開してから、映画は4本目、主演は3本目です。今回はラブシーンに挑戦しました。十数年前にも経験はあるのですが、本格的なのは初めて。相手役の女優さんがストレスを感じないよう、気を使いましたね」

 小出さん、まずはこう言った。「愛のぬくもり」は異性間、同性間、男女が入れ替わった異性間などさまざまな“愛”が描かれたラブストーリー。小出さんは男性の体、女性の心で女性を愛するという、複雑な役を演じた。

■演技をしていない時間のほうが不自然

「今年はほかにも、この5、6月に舞台を3本、掛け持ちに近いスケジュールでやらせていただきました。気力で乗り切り、今は安堵感と達成感と(笑)。40歳になり、役者も20年。演じる役柄も仕事のやり方も、今まで以上に貪欲に挑戦したくて。17年にいろいろあり、演じることができなくなり、そのまま役者をやめる可能性も大いにありました。またやる資格があるのか、すごく悩みもしましたし。でも、その翌年にニューヨークへ留学したら、気付いたら演技の学校へ行き、エージェントを探していて。結局、僕は大学1年のときに芸能界に入って、順調に活動してきたので、演技をすることがずっと日常だったんです。演技をしていない時間のほうが不自然で、何をしたらいいのかわからなくなる。今、演技ができる機会が増え、自分らしさを取り戻してきた感じです」

 ニューヨークでは英語も学び、俳優として役を得るためにオーディションに挑戦していた。

「でも、小さい作品の小さい役でも、チャンスを得るのは簡単ではないですね。競争率は日本の比ではないですし。でも、それも成長するうえで必要な経験と時間でした。日本でいかに恵まれていたかを痛感し、より高いモチベーションを持てたので、無駄ではなかったと思っています」

 日米を往復しながら日本で活動を再開させ、今年から日本に拠点を戻したという。

「米国での挑戦も続けますが、日本でチャンスをいただくことが増えてきたので、日本でオファーをいただく、せっかくのチャンスを逃したくない、という気持ちが強く、それには日本を拠点にしたほうがいいと思いました」

 ニューヨークの物価の高さなども理由だ。

「正直、生活を維持するだけで大変ですから(笑)。ニューヨークはエネルギッシュで刺激的で魅力のある街ですが、半面、街のエネルギーが強すぎてのみ込まれそうになり、生きているだけで体力を使う。その点、日本は良すぎますよ! 安全で、人は自然と譲り合って暮らしていて。食べ物も安くておいしい。ニューヨークでは毎日、日本食のスーパーに寄って、味噌汁とか日本食を作って食べていました。日本食がないと生きていけない(笑)」

 昨年1月には一般女性と結婚。現在は日米で離ればなれに暮らしている。

「コロナ直前に知り合って、結婚しました。彼女は米国暮らしが長いので、僕よりずっとたくましく、頼りになる(笑)。非常に尊敬しています」

 時間ができると、ニューヨークの夫人の元へ。

「あっちでは、生活の足しにペットボーディング(一時預かり)のアルバイトもしています。コーギーやオーストラリアンシェパードなど主に犬を預かって、散歩など世話をしていると癒やされます。バイト代? 日本の3倍ぐらいじゃないかな」

 3倍? そりゃ、羨ましい……。

■慶大1年のときに芸能界入り

 さて、東京生まれ、神奈川育ちの小出さんは、慶応義塾大学1年のとき、オーディション情報誌に応募したのを機にスカウトされ芸能界入り。05年、映画「パッチギ!」で正式デビューするやすぐに注目され、ドラマ「ROOKIES」「JIN-仁-」(TBS系)、「梅ちゃん先生」など人気作で活躍した。

「『ROOKIES』の共演者への思いは強くて、他人と思えない。ずっと活躍している人が多いので刺激を受け、また一緒にできるようがんばろう、と思っています。主人公・梅子の兄を演じた『梅ちゃん先生』の世界観もすてきですよね。撮影が9カ月と長かったので、梅子一家を演じた方々とは、いまだに家族のような気持ちが残っています」

 17年、突然のスキャンダルで活動休止に。都心を離れ、とある施設で掃除や畑仕事をして謹慎生活を送った。

「振り返ると、当時の自分のおごりが招いた結果だったんだな、と感じています」

(取材・文=中野裕子)

エンタメ 新着一覧


「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…
 杉野遥亮(28)主演のフジテレビ系月10「マウンテンドクター」をはじめ、夏ドラマは“医療モノ”があれこれ。広い意味では...
2024-07-12 17:03 エンタメ
松本人志裁判にA子さんいよいよ出廷か…執拗な尾行と知人弁護士との不倫疑惑に怒り
 8月14日に3回目が予定されている裁判を前に、性的トラブルが報じられたダウンタウン松本人志側と報じた側の文藝春秋の間で...
2024-07-12 17:03 エンタメ
【写真特集】美脚が眩しい、ワンピース姿の小池栄子
【この写真の本文に戻る⇒】 『新宿野戦病院』小池栄子の英語、海外はどう思う?「下手というより…」
『新宿野戦病院』小池栄子の英語、海外はどう思う?「下手というより…」
 7月より開始した宮藤官九郎脚本ドラマ「新宿野戦病院」(フジテレビ系)。小池栄子と仲野太賀がW主演を務める本作は、岡部た...
霜降り明星・真の天才はせいや? 粗品の暴走をあえて止めない理由
 6月30日に結婚式を行い幸せ絶頂の霜降り明星・せいや。2018年に『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)のチャンピオンと...
堺屋大地 2024-07-11 06:00 エンタメ
「アッコにおまかせ!」存続危機 都知事選ミスリードで大炎上…和田アキ子には“75歳の壁”が
 東京都知事選の投票方法について、7日に放送された「アッコにおまかせ!」(TBS系)が、誤った情報を伝えたことが問題とな...
2024-07-10 17:03 エンタメ
粗品と令和ロマンの「テレビ嫌い」に焦る業界 若手芸人が抜擢された背景
 霜降り明星の冠番組「霜降りバラエティX」(テレビ朝日系)が終了し、7月よりナイチンゲールダンスと9番街レトロの新番組「...
帽子田 2024-07-10 06:00 エンタメ
松本人志の足元をすくう「元アイドル証言」にシンパが猛反発も…“超強気姿勢”を崩す材料か
 ダウンタウン松本人志(60)と「週刊文春」発行元の文藝春秋の裁判は3回目が8月14日に予定される中、“場外乱闘”が起こ...
2024-07-09 17:03 エンタメ
おやおやおや、寅子の言動がNGだらけで“アメション”田中絹代と重なる
 昭和26年。視察のためにアメリカに行っていた寅子(伊藤沙莉)が帰国する。刺激を受けてますます張り切る寅子に、新しい時代...
桧山珠美 2024-07-08 18:20 エンタメ
【写真で振り返る】『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3の名場面
【この写真の本文に戻る⇒】恋愛スイッチが行方不明?『バチェロレッテ・ジャパン』EP4~7は怒涛の展開!!
恋愛スイッチが行方不明?『バチェロレッテ・ジャパン』EP4~7は怒涛の展開!!
 はい、毎週木曜日のお楽しみ『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3ですよ。今週はEP4~7まで。15人いた旅のメンバーも...
小池栄子とMEGUMIは永遠のライバルか…イエローキャブ出身グラドル2人の抜きん出た実力
 3日スタートした「新宿野戦病院」(フジテレビ系)が早くも話題だ。宮藤官九郎初の医療ドラマは新宿・歌舞伎町の「聖まごころ...
2024-07-07 17:03 エンタメ
悪名高い「人質司法」を訴えた角川歴彦KADOKAWA元会長の勇気
【週刊誌からみた「ニッポンの後退」】  多くの冤罪を生み出してきた元凶「人質司法」は検察による“犯罪”といっていい。 ...
2024-07-07 17:03 エンタメ
【写真特集】NYC boys時代の山田涼介、デコ出しカットも…
    【この写真の本文に戻る⇒】山田涼介「ビリオン×スクール」初回に見る期待。惜しむらくは身長だが…
山田涼介「ビリオン×スクール」初回に見る期待。惜しむらくは身長だが…
 Hey! Say! JUMP山田涼介(31)主演「ビリオン×スクール」(フジテレビ系、金曜21時)がスタートしました。...
柳原可奈子が公開「脳性まひ長女『療育手帳』」とは? 支援団体も「勇気づけられます」と絶賛
 4歳の長女が生まれつき脳性まひであることを公表している柳原可奈子(38)。今までも、特別支援学校のことや、東京ディズニ...
2024-07-06 17:03 エンタメ