佐藤すみれさんはAKB&SKE足かけ9年 卒業後はプロデュース業に邁進

更新日:2019-08-05 14:38
投稿日:2019-08-05 14:35
佐藤すみれさん(提供写真)
佐藤すみれさん(提供写真)

 アイドルグループの中でも別格的存在のAKB48。個性的なメンバーを輩出したが、卒業後はどうしているのだろうか? AKB48から名古屋を拠点とするSKE48に移籍。昨年1月に卒業した佐藤すみれさん(25)のセカンドキャリアを追った。

  ◇  ◇  ◇

「今週末、8月3、4日は神戸のブティック『ミルボヌール』3周年記念イベントにもポップアップショップを出店予定です。今は、その準備に追われに追われ……」

 渋谷区内の高層オフィスビル。佐藤さんの取材は、打ち合わせが一段落した後だった。

「今年に入ってから、私の名前にちなんだ“すみれ色”をテーマにした商品の開発、プロデュースを行っているんです。可愛い系やパステルカラーの商品はたくさんあるのですが、すみれ色に絞ったものはなく、想定外にブレークしてくれましたね」

 具体的には、2月にリリースしたオリジナル赤ワイン梅酒「ちいさなしあわせ」(未来酒店)、5月に都内大久保のMKカフェの鶏カツソース、9月1日までストリングスホテル名古屋で味わえる「大人のご褒美パフェ ~すみれ&ベリー~」。そして7月3日から9日まで伊勢丹新宿店で行われたポップアップイベント「Violet Sugar Cream(バイオレット シュガー クリーム)」。

「伊勢丹さんの出店場所は本館2階の『イセタンガール』。クリエーターなら一度はチャレンジしたいと思うイベントスペースで、初めての今回は50~60種類の商品を揃えました」

 記者も様子を見にいったが、平日でもお客が絶えず、佐藤さんは接客に追われていた。

「場所柄か年齢層が幅広く、ファンだけでなく、私を全く知らない方も質問されたり買ってくださったりしたので、とてもいい刺激になりました」

 今は、一点モノを含めてさまざまな商品をプロデュースし、「売れ筋や購買動向を見極めている」のだという。

「神戸にはフォトブックやヘアクリップ、オリジナルブランド『Sucre Violette』のバレッタやヘアアクセセットなどを販売します。どんな反響があるか楽しみです」

 さて、埼玉県生まれの佐藤さんは6歳の時に芸能事務所に所属。主にCMモデルとして活躍した。

「スポンサーさんは大手おもちゃメーカーさんだったり、服飾系だったりいろいろでした。割と採用率は高かったですね」

■中学時代は本の虫、著作リリースにも意欲

 そして中学3年生だった2008年、AKB48第4回研究生オーディションに合格して、翌09年10月に正式メンバーに昇格。10年、AKB48の17thシングル選抜総選挙「母さんに誓って、ガチです」では31位、アンダーガールズ入りを果たした。以降、選抜選挙は9度出場して7回ランクイン。その人気ぶりがわかる。

 一方、12年にミュージカル「ピーターパン」に出演したのを皮切りに、数々のテレビドラマにも出演。14年の「大組閣」で名古屋のSKE48へ移籍後、映画「燐寸少女 マッチショウジョ」(16年)では主演を任されるなど、女優としても注目を浴びた。

「私は歌やダンスより、演じることが好きですし、適性だと思っています。48グループは皆が皆、センターになるとかトップを目指すんじゃなく、誰もが自分の得意分野で輝ける場所なんですね。その姿にファンの方々が感動して、応援してくれる。今振り返っても凄くすてきな場所でした」

 SKE48ではあえて名古屋に同化せず、東京感を持ちながら劇場に出演。それが功を奏し、「東京と名古屋のハイブリッドアイドル」として人気を集めた。

「AKBに6年間、SKEに3年間お世話になりましたが、最後はSKEで終われて本当によかったと思っています。プロデュースという仕事に目覚めたのも、SKEで後輩育成に携わることができたからなんです」

 プロデュース業は始まったばかりだが、ほかにもチャレンジしたいことは山ほどある。そのひとつが著作のリリースだ。実は佐藤さん、中学時代は図書館に毎日通う本の虫だったのだ。

「悩める同世代向けに自己啓発本とか、生き方をテーマに考えているんです。少しずつ取り組んで、ぜひ形にしたいですね」

(取材・文=高鍬真之)

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