日テレが決して明かさない国分太一案件の内幕…プライバシーを盾にスピード処分のモヤモヤ
元TOKIOの国分太一(51)コンプライアンス違反問題は、日本テレビが頑として事情を明かさないため、ますます憶測と波紋が広がっている。
国分が会見で12回も繰り返した「答え合わせを」発言に、日本テレビの福田博之社長(64)は「答え合わせするまでもない、答え合わせは難しい」と完全拒否。事の詳細を明かさないために詮索は広がるばかりである。
週刊文春によると、ロケ先で抱きついてキス、自身のわいせつ画像を送るなど2人の女性スタッフに嫌がらせ行為を行ったというが、今までは事件は起きなかったのか。
「番組当初からロケは男性や、TOKIOより年長者ばかりの現場だったと聞いています。それは“藤島ジュリー景子さんのスタッフチェック”があるからで、長期ロケで間違いが起きないよう、女性、特に若手女性は意図的に外していた。またジャニーズタレント好きがスタッフとして紛れ込む可能性もあるのでチェックはかなり厳しかった。ところが2023年のジャニー喜多川氏の性加害報道でジャニーズ事務所が崩壊し、ジュリーさんが表舞台から消え、抑止力が働かなくなった。コロナ後、現場に若い女性が増えたのも遠因にはなっていますが」(番組事情を知るテレビ関係者)
しかし、若い女性スタッフが加わったからといって、コンプラ案件になるとは限らないが……。
「昔の日テレのプロデューサー陣はこういう現場で羽目を外さないよう、風紀委員的な立場で監督していて、制作会社のスタッフがタレントと繋がることはなかった。事件が起きたのは、社員プロデューサーの監督責任でもある」(前出のテレビ関係者)
気づけば現場の最年長者になり、ジュリー氏の監視の目も外れ、誰も口答えしない“裸の王様”と化した国分だが、日テレのスピード処分には当初から疑問の声があがっていた……社内事情を知る法務関係者は「最初から最後まで弁護士帯同で話を進めるべきだった」としてこう続ける。
「本来は『弁護士帯同で』とだけ伝えて、来社してもらい、機密保持契約を結び、そこから話を詰めるべきだった。“プロデューサーの交代”という別の理由で呼び出すだまし討ち、タレント1人を日テレ側の弁護士、コンプライアンス担当者、番組担当で取り囲むのはやり過ぎでしょう」
プライバシーを盾に、徹底して面談に応じない日テレには何があるのか。
「昔の日テレなら社員プロデューサーや担当役員も責任の一端を問われたはずですが、福田社長になって変わってしまったのか。被害女性は制作スタッフ、知名度の高い女子アナではないので、関係者がSNSを発信しさえしなれば、個人を特定できないようにすることもできたはずです」(広告代理店)
松岡昌宏(48)は、文春のインタビューで、処分後説明のないまま収録が続く日テレに「何がどうダメなのか。明日は我が身ですよね、どの芸能人も……」と疑問を投げかけた。
モヤモヤを抱えているのは、元TOKIOのファンだけではなさそうだ。
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