目指すはひ～ら、ひ～ら
「マッシュルームはなるべく薄く切ってみて」と鵜飼さん。そのアドバイスどおり、ぺティーナイフで薄切りにし、１つまみ程度の塩をまぶして空気を含ませるように混ぜ合わせたら……それだけでちょっとシャレた見た目に。そこにミニトマトで彩りを加え、パセリもあったら完璧です。
ワンオペで店を切り盛りする鵜飼さん。樽生ベルギービールは氷水にくぐらせ、リンサー（グラス洗浄機）を通したグラスに注いだかと思えば、休む間もなくフライパンを振っています。食いしん坊が集まる止まり木のおつまみ、ぜひお試しあれ。
材料
・マッシュルーム（白） １パック（５～６個）
・塩 適量
・ミニトマト ２～３個
・オリーブオイル 大さじ１
・ニンニク（みじん切り） 小さじ２分の１
・アンチョビー（みじん切り） 小さじ２分の１
・パセリ 適量
レシピ
（１）マッシュルームは石づきを取って縦に薄切りにする。ボウルに入れて軽く塩を振り、さっくりと混ぜ合わせて器に盛る
（２）ミニトマトは８等分に切り、器に彩りよく並べる
（３）小鍋にオリーブオイル、ニンニク、アンチョビーを入れて火にかけ、香りが立ってきたら火を止め、パセリを加え、熱いうちに1に回しかけ出来上がり
本日のダンツマ達人…鵜飼昌彦さん
▽鵜飼昌彦（うかい・まさひこ）さん
１９７５年、千葉県生まれ。全方位型のビールラバーだったが、ひょんなことからベルギービールの魅力にどっぷりとハマり、２８歳の時、当時勤めていた会社を辞め、この世界へ飛び込んだアツい男。都内屈指の有名店「ブラッセルズ神楽坂」で７年半の店長経験を経て、満を持して独立。
▽ビア エトセトラ
２０１５年２月オープン。生４種、ボトル１００種のベルギービールを常時ラインアップしているが、目指すところは「ベルギービール以外のお酒が日本一揃っているベルギービール専門店」。焼酎や日本酒の珍しい銘柄も楽しめる。モットーは「心地よい時間と空間の提供」だ。東京都新宿区荒木町７―３ モンセラート四谷１０２。
（日刊ゲンダイ2021年4月3日付記事を再編集）
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