マスク顔を華やかに見せる♡「アクセ×アイメイク」レッスン

並木まき ライター・エディター
更新日:2021-05-07 06:00
投稿日:2021-05-07 06:00
 マスクをするのがスタンダードになっている今は、マスクで覆われるパーツ以外のおしゃれにも気合いが入りますよね。アクセサリーやメイクアップで、周囲と差がつく“自分らしいスタイル”を主張したい女性も多いはず。
 一方で、マスク顔は、マスクをしていない顔と比べると、どうしても「病的」なイメージにもなりやすいだけに、以前と同じおしゃれでは地味になり過ぎる傾向も……。そこで今回は、時短美容家の並木まきが、マスク顔をスタイリッシュに見せる“アクセサリー×メイク術”をお話します。

マスクフェイスには「華やかさ」を加えるゴールドアクセサリーがおすすめ!

マスクの「地味見え」問題を解決!(写真:iStock)
マスクの「地味見え」問題を解決! (写真:iStock)

 一般的な白い不織布マスクでも、ピンクやオレンジなどの暖色系でも、ブルーやグレーなどの寒色系でも、どうしても顔を覆った時点で病的なムードを醸しがち。そこにアクセサリーで華やかさを加えるならば、シルバー系よりもゴールド系がイチオシです。

 単体だと「少し派手すぎるかも?」と思えるゴールドのアクセサリーでも、マスクフェイスと組み合わせると、双方のイメージがいい具合に相殺されやすく、ちょうどいい塩梅の華やかさに。

 また、気温が高くなる春夏シーズンには、太陽のもとでキラキラと映えるゴールドアクセサリーが毎年リアルトレンドになりやすい傾向からも、これからの時期はゴールドアクセサリーでマスクフェイス特有の暗いムードを払拭するスタイルがおすすめです。

寒色系マスクには、“ゴールドアクセ×暖色アイメイク”

左上から時計回りに「ロムアンド ベターザンパレット 02マホガニーガーデン」、(マスクを挟んで)「GYPPHY ドームピアス」「GYPPHY シルバーバングル」(撮影:並木まき)
左上から時計回りに「ロムアンド ベターザンパレット 02マホガニーガーデン」、(マスクを挟んで)「GYPPHY ドームピアス」「GYPPHY シルバーバングル」 (撮影:並木まき)

 寒色系マスクにシルバー系のアクセサリーを合わせてしまうと、色合いとしては合うものの、ややクールすぎる印象を醸しがちに。あえての「ゴールドアクセサリー×暖色系アイメイク」の組み合わせなら、寒色系マスク特有の冷たい印象や病的なムードを払拭し、やわらかなイメージへと仕上げやすいのです。

 アクセサリーは、マスクの近くに位置するピアスやイアリングだけでなく、意外と目に入りやすいバングルでのコーディネートもおすすめ。動くたびに、女性らしいムードを演出しやすく、地味になりがちなコーディネートも華やかに格上げします。

暖色系マスクには、“ゴールドアクセ×寒色アイメイク”

 暖色系マスクにシルバー系のアクセサリーを合わせると、マスクの発色によっては、シルバーが悪目立ちして、ちょっと喧嘩してしまう色合いに見えがち。同系色の「ゴールドアクセサリー」で統一感を出すと、やわらかさと華やかさが加わり、女性らしいスタイルに。

 ただし、ここでアイシャドウも暖色系オンリーにしてしまうと、春夏シーズンには少し暑苦しい印象を醸しかねないので、寒色アイシャドウも使いつつ引き締めるのが◎。

画像左上から時計回りに「THREE ディメンショナルビジョンアイパレット07 HIDDEN PLACE」、(マスクを挟んで)「GYPPHY シングルモアサナイト ナローピアス」、「GYPPHY TARUMI RING」(撮影:並木まき)
画像左上から時計回りに「THREE ディメンショナルビジョンアイパレット07 HIDDEN PLACE」、(マスクを挟んで)「GYPPHY シングルモアサナイト ナローピアス」、「GYPPHY TARUMI RING」 (撮影:並木まき)

 暖色系マスクに合わせるなら、アクセサリーは小ぶりなものがおすすめで、小さめの石が入っているデザインだとワンポイントにでき、トゥーマッチな印象を避けやすいでしょう。

 また、手元はバングルよりも存在感のあるリングなど、小さめだけれど主張するアクセサリーを合わせると、爽やかな仕上がりに。

まとめ

 マスクフェイスでも自分らしいファッションやメイクを楽しみたい女性にとっては、デイリー使いのアクセサリーとメイクアップの相性は重要です。顔まわりのおしゃれが限られてしまうご時世だからこそ、デイリー使いのアクセサリーとアイメイクのコーディネートで自分らしさを演出してみては。

(※筆者注 画像は筆者の私物です。文中の効果は筆者の個人的な感想です。)

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ビューティー 新着一覧


たかがパンツ、されどパンツ…久々のTバックに気づきを得た
 みなさーん、たまったストレスどうしてますか? 筆者のストレス解消法はズバリ「下着の爆買い」です。  コロナ禍以降、す...
これ何年目かな汗 ヒートテックの寿命を1日でも長持ちさせる小さな工夫
 だんだん寒くなってきたこの頃。これからの季節に大活躍するのが「ヒートテック」ですよね。でも、何年も着ているヒートテック...
40代靴下コーデの“掟”…白、黒、くすみ3色で暖かさとおしゃれの二刀流
 足元が冷える秋冬になると、困るのが足元のコーデです。でも、暖かいけど靴下コーデはハードルが高いからと、いつもパンツスタ...
最近親の認知症が気になる…【専門家監修】対応法を理解し向き合う方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
雨の日の髪の広がり・うねり対策 スタイリング剤も“晴れ”とは違うものを
 雨の日の困りごとといえば、髪の広がり・うねりですよね! 外出先で鏡を見て、爆発した自分の髪に青ざめた経験がある人もいる...
メイクの時間は何分?0.5分、20分、60分…長い派&短い派エピソード
 メイクにかける時間は、人それぞれですよね。でも、あまり人と一緒にメイクをする機会もないので、「みんなはどのくらい時間を...
激辛の魔力にハマった…“お尻”とも相談!体を壊さない注意点&楽しみ方
 激辛料理にハマる人は多いですよね! 辛いものを食べると、なんとも言えない刺激と爽快感があるので、つい癖になってしまいま...
また「ささくれ」が…涙【専門家監修】位置や程度で分かる健康チェック
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
「涙袋」が痛く見えないコツは? やっちまったNGメイクを参考にして
 涙袋メイクは簡単に目の縦幅を広く、大きな目に見せることができるので、毎日欠かせない人も多いのではないでしょうか? 筆者...
マンホールを歩くのもダメ? アレルギーがしんどい人の苦労エピソード
 食物や花粉、金属に虫など、アレルギーにはさまざまな種類があります。アレルギーでしんどい状態は、体験してみないとなかなか...
40代女が陥りやすいショートヘア失敗回避策 我慢すれば済む話ではない
 流行りのショートヘアで、小顔を目指すつもりが、「思ってたのと違う!」と鏡の中の自分にツッコミを入れる女性は多いようです...
40代でも絶対に諦めない! パサつき原因&ツヤ髪を取り戻す4つの習慣
 40代以降の見た目年齢を決める大きな要素が、髪の毛です。40代を超えると、髪がパサつき、白髪も増え、残念な印象に……。...
美髪の秘訣はマヨネーズでマヨシャン!? 人には言えないオモロ美容法6選
 世の女性の多くは、綺麗になるためにいろいろな努力をしています。筋トレやスキンケア、エステなど、良いと言われたものはすべ...
今さらですが「ヌン活」ってなに? 赤っ恥をかかない服コーデの正解
 肌寒くなってきたこの頃、秋本番です。秋といえば、グルメやスイーツですが、より優雅に雰囲気まで味わうなら「ヌン活」がおす...
性交渉でできもの!?【専門家監修】デリケートゾーンの異変とケア方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ショック! まつ毛サマがごっそり抜けた…今すぐ見直したい5つの悪習慣
 洗顔やメイクの際、まつ毛がごっそり抜けた経験はありませんか? 突然抜けたら、誰だってびっくりしますよね。「どうしよう…...