満月と東京スカイツリーの話 2021.5.9(日)

コクハク編集部
更新日:2021-05-09 06:00
投稿日:2021-05-09 06:00
右端のビル横でポチっと光っているのがお月さま(C)コクハク
右端のビル横でポチっと光っているのがお月さま (C)コクハク

 4月27日の満月は、ピンクムーン(Pink Moon)でした。

 アメリカでは4月の満月を「ピンクムーン」と呼ぶことがあるそうで、墨田川沿いには神秘的な1枚をおさめようという“カメラ小僧”の方々が一眼レフカメラと三脚を担いで集まっていました。

 コクハク編集部員は散歩の途中で人の多さにきがつき、ナニナニ? とググって写メ(笑)。はい、知りませんでした……。ちなみにググった情報によりますと、お月さま自体がピンク色に見えるわけではなく、春に咲くピンク色の芝桜に由来したものだとか。

 東京スカイツリーのライティングは東京五輪聖火リレー実施期間中、走行中の各都道府県をイメージした色に(緊急事態宣言発令中は19時30分~20時まで)。ちなみに4月27日は「鹿児島県」をイメージしたカラーで、上から順に、県花「ミヤマキリシマ」、県木「カイコウズ」、県鳥「ルリカケス」の色が配されていました。

知っていますか?

ミヤマキリシマ(写真:iStock)
ミヤマキリシマ (写真:iStock)

 イメージされた“現物”を見てみましょう。こちらが「ミヤマキリシマ」。九州各地の高原に自生するツツジの一種で、天然記念物に指定されています。とっても綺麗ですね。

県木のカイコウズは?

カイコウズ(写真:iStock)
カイコウズ (写真:iStock)

 初夏から初秋にかけて房状に鮮やかな濃紅色の花。鹿児島県海津市に走る「薩摩カイコウズ街道」は35キロにわたってカイコウズが植えられているそうです。

ルリカケスちゃん…

ルリカケス(写真:iStock)
ルリカケス (写真:iStock)

 鹿児島県奄美大島に生息する体長35センチほどのカラス科の鳥。「ギャーギャー」と騒がしく(?)鳴くのだそう。国の天然記念物でもあり、瑠璃色の羽を見ていると吸い込まれてしまいそうです。

最後にもう一度、おさらい(笑)

見事に表現されている!(C)コクハク
見事に表現されている! (C)コクハク

 東京スカイツリーの公式HPには「特別ライティング情報」として日ごとにアップされているので、わざわざおでかけせずともその様子は楽しめるのかな、と思います。

 最後の最後に満月のお話。5月26日はスーパームーンです。1年で最も大きな満月、つまり、2021年でもっとも月が地球に近づく日。おまけに月がすべて地球の影に入る「皆既月食」も同時に起こります。でもって、東京では18時45分頃に部分食、20時10分頃から皆既食がそれぞれ始まるとのこと。

 東京スカイツリーのライティングは? 滋賀県が誇る日本最大の湖、琵琶湖をイメージしたその名も「琵琶湖ブルー」! テレビのニュース番組などでその様子をチェックするのも良さそうです。

 月の満ち欠けと女性の身体のサイクルには密接な関係があるといわれています。お月さまの状態を把握した上で、仲良く、そして心身ともに少しでも穏やかに生活できたらいいですね。

(編集O)

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