納得!結婚相手は優しい人より正直な人の方が失敗しないワケ

内埜さくら 恋愛コラムニスト
更新日:2021-10-19 06:00
投稿日:2021-10-19 06:00
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。今回は番外編です。のべ3000人以上の離婚案件の相談に乗っている後藤千絵弁護士に、「絶対に結婚してはいけない男性の特徴」について、1回目2回目に続いて、インタビュアー・内埜(うちの)さくらが聞きました。

直感にフタをするべからず!

結婚を反対されるには理由がある(写真:iStock)
結婚を反対されるには理由がある (写真:iStock)

――1回目でもお伝えしましたが、後藤先生のご著書で女性が離婚を考える主原因は、基本的に以下の8つとのことでした。

1.モラハラ(モラルハラスメント=言葉の暴力)
2.DV(ドメスティック・バイオレンス=家庭内暴力)
3.異性問題(浮気・不倫)
4.金銭問題(生活費を渡さない・借金)
5.相手の家族との折り合いが悪い(嫁姑問題・介護問題)
6.性的不調和
7.酒癖が悪い
8.性格・価値観の不一致

 上記8つには含まれていませんが、ご著書の「両親や友人の意見に耳を傾ける」という記述も心にグサグサ刺さりました……!

後藤千絵弁護士(以下、後藤) 私が離婚相談を受ける中で、よく遭遇するのが「今から思えば、両親や友人は今の夫との結婚に強く反対していた」という事実です。

 結婚を決めるとき、本人は周りが見えなくなっているものです。自分の気持ちが盛り上がっているときこそ、一度立ち止まって冷静に考える。私の経験上、「よくこんな男性と結婚したな」というケースは、結婚する際に両親や友人がほぼ全員反対していたという場合が多いのです。周囲に反対されるまでもなく、実はご本人は、相手に対してなんらかの違和感を覚えているはず。判断力が鈍っているときこそ、直感にフタをしないでいただきたいのです。

優しい人より「正直な人」を選ぶべき理由

本当の姿を見極めよ(写真:iStock)
本当の姿を見極めよ (写真:iStock)

――「直感にフタをしない」という言葉、離婚経験者は当時の自分に伝えてあげたい言葉かもしれません。筆者の知人女性に該当者がいます。彼女は元夫の男友達から「引き返す(結婚をやめる)なら今だよ」と言われ、元夫の母親からは「本当にこの子でいいの!?」と聞かれましたが、「冗談だろう」と聞き流したそうです。結果、金銭問題で離婚しました。ほかに、ご著書には記載されていない、失敗しないパートナーの選び方はありますか。

後藤 独身女性は理想のタイプに「優しい人」と挙げることが多いですが、私は「優しい人」ではなく、「正直な人」をオススメしたいです。優しい人は自分の主観で優しいと判断していることが多く、その男性は嘘をつく可能性がある。一方、正直な人というのは妻にとって酷なことでも、正直に告げる人。酷いと思うこともあるかもしれませんが、嘘をつかないという点では人間として信頼できる場合が多いからです。

 正直かウソをつく人かは、誰にとっても明瞭なものさしではないでしょうか。正直さは人間としての信頼につながるため、もし夫婦間で対立した場合でも、「この人は信頼できるから」と、お互い冷静に落としどころを見つけやすくなるもの。

 正直かどうかの見極めポイントは、相手に非があった際は素直に謝罪する、たとえ相手自身が不利になるような情報でも、ありのままを伝えてくれるなどを目安にしてみてください。「結婚前には両目を大きく開いて見よ。結婚してからは片目を閉じよ」は真実で、モラハラ、DV、異性問題、金銭問題を起こす男性は、見抜くことは難しいですが、巧妙なウソをついて隠しているはずです。隠すといえば、マザコン男性も然りです。

内埜さくら
記事一覧
恋愛コラムニスト
これまでのインタビュー人数は3500人以上。無料の恋愛相談は年間200人以上の男女が利用、リピーターも多い(現在休止中。準備中のため近日中にブログにて開始を告知予定)。恋愛コメンテーターとして「ZIP!」(日本テレビ系)、「スッキリ」(同)、「バラいろダンディ」(MX-TV)、「5時に夢中!」(同)などのテレビやラジオ、雑誌に多数出演。

URL: https://ameblo.jp/sakura-ment

ラブ 新着一覧


「推し活の私が韓国男子と交際?」アラフォー女性が告白 #1
 2024年1月からオンエアされ話題となったドラマ「Eye Love You」にハマった女性も多いだろう。  心の...
蒼井凜花 2024-04-12 10:18 ラブ
お育ちのいい男を見極めるポイント6つ 好物件は絶対に逃がしちゃダメ!
 今回は育ちのいい男を見極める基準を解説します。育ちのいい男は自分のことも周りの人のことも大切にするので、結婚するといい...
恋バナ調査隊 2024-04-12 06:00 ラブ
ママ活で小遣い稼ぎする男性が増殖中!彼氏が沼って稼いだらどうする?
「彼氏がママ活のやり取りをしてるかも!?」と悩む人が増えています。熟女と会う日程を決めようとしているメッセージを見つけて...
内藤みか 2024-04-11 06:00 ラブ
職場のバツイチ男性を好きになっちゃった! 社内恋愛成就の最大のコツ
 社内で好きになった男性が、実はバツイチだった…。社会人をしていれば、こんなこともあるでしょう。  今回はバツイチ男性...
恋バナ調査隊 2024-04-11 06:00 ラブ
40代女性実家暮らし「やばい」認定は当然? 恋愛・結婚“対象外”のワケ
 40代女性で、実家暮らしをしている人はたくさんいますよね。でも実は恋愛面においては、「40代女性の実家暮らしはやばい」...
恋バナ調査隊 2024-04-10 06:00 ラブ
離婚後にイチから恋愛できるモチベ残ってる? 年々臆病になる自分に喝を
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  夫との長年の...
まめ 2024-04-09 06:00 ラブ
正論で返してくる彼氏への対抗策 愚痴や不満をこぼすのも許されない…
 彼氏は心を許している身近で特別な存在。そんな彼に、日々の愚痴や不満をこぼすときもあるでしょう。でも、彼氏が正論しか言わ...
恋バナ調査隊 2024-04-09 06:00 ラブ
妻が怒り狂う夫の呆れた浪費先4選 家計は家族みんなのものでしょ!
 今回は「夫の無駄遣い」をテーマに、女性たちの怒りや不満を集めてみました。  使う金額こと以上にその使い道に納得がいっ...
恋バナ調査隊 2024-04-08 06:00 ラブ
2年前の48歳まで処女として過ごした“こじらせ恋愛観”の根源
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。2年前の48歳まで性体験がなかったよもやま話を綴っていま...
mirae.(みれ) 2024-04-08 06:00 ラブ
課長「なにが楽しみで会社に?」の業務LINEで崩壊!不倫きっかけは些細
 不倫カップルがいつどうやって一線を越えたのか気になりませんか? 「ダメだ」と分かっている中、なにがきっかけで盛り上がっ...
恋バナ調査隊 2024-04-07 06:00 ラブ
処女バレは絶対回避!必死過ぎる見栄を張ったあの頃の私たち
 女性なら共感すること間違いなし! 今回は、女性が処女バレしないように見栄を張るときの、あるあるエピソードを紹介します。...
恋バナ調査隊 2024-04-06 06:00 ラブ
モラハラ夫って本気ですか? 再婚妻の態度に我こそ被害者だと主張する男
「冷酷と激情のあいだvol.189〜女性編〜」では、新婚1年にして、すでに夫との離婚を真剣に考えている42歳の美香さん(...
並木まき 2024-04-06 06:00 ラブ
「夜のアッチも前妻と比較され…」再婚1年で離婚を覚悟した42歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-04-06 06:00 ラブ
どこぞの殿様ですか? 出張の準備くらい自分でやって!ダメ夫LINE3発
 夫に対して「子どもより手がかかるわ…」とイラッとした経験はありませんか?  今回は「それくらい自分でやってよ!」...
恋バナ調査隊 2024-04-06 06:00 ラブ
山田裕貴の妻・西野七瀬の“それ”が話題に…夫婦の呼び方は心の声ダダ漏れ
 先月31日に元乃木坂46で女優の西野七瀬(29)との結婚を発表した俳優の山田裕貴(33)。4月3日放送の「めざましテレ...
自分の気持ちを言わない夫にイライラする!…の前に本音を探ってみて
 自分の気持ちを言わない夫にイライラした経験はありませんか? ただ、夫は“言わない”のではなく“言えない”のかもしれませ...
恋バナ調査隊 2024-04-05 06:00 ラブ