コロナ禍で芸能活動を断念したイケメンが選ぶ第2の人生とは

内藤みか 作家
更新日:2021-11-18 06:00
投稿日:2021-11-18 06:00
 コロナ禍による先行き不安などで、芸能活動をあきらめるイケメンが一部ですが出てきています。芸能人を目指してレッスンを開始し、やっと仕事が入り始めたところで仕事が中断や延期になることが続いたことが大きなきっかけとなったようです。彼らはどのような業界に転身することが多いのでしょうか。

仕事の今後が読めない

コロナ禍で夢をあきらめる人も(写真:iStock)
コロナ禍で夢をあきらめる人も (写真:iStock)

 長引くコロナ禍により、芸能人としての活躍を夢見て頑張っているイケメンたちのなかにも心折れる人が出ています。撮影や舞台が延期や中止になると、彼らはガッカリしますが、困るのはそれだけではありません。その分、ギャラの支払いが遅れたりなくなったりするのですから、生活に影響が出てしまうのです。

 芸能だけでは生活できず、アルバイトを掛け持ちしていたという人は、そのバイト先を増やしてなんとかしのごうとしたのですが、飲食業の場合、休業や時短営業になり、そこでもまた収入に打撃が出てしまい、ついには夢をあきらめるほどに追い詰められてしまったのです。

芸能に関わり続ける

裏方として芸能界に貢献(写真:iStock)
裏方として芸能界に貢献 (写真:iStock)

 芸能活動をあきらめた彼らの転身先はさまざまで、実家の事業を継ぐというお坊ちゃんもいれば、得意の筋トレを生かしてパーソナルトレーナーになるマッチョ男子もいます。そして意外かもしれませんが、転身先を芸能系に求めるケースも少なくありません。なかには自分で芸能事務所を立ち上げてしまう人もいるのです。または自分で脚本を書き、舞台をプロデュースしはじめる人もいます。

 どこかの芸能事務所でマネージャーとして働き始める人もいますし、制作などのスタッフになる人もいます。自分は表には立たなくなったけれど、裏方として大好きな芸能を支え続けたいという気持ちがあるため、芸能の世界に残ることを選ぶのです。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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