寒い季節の静電気対策!服がまとわりつく原因&防ぐコツ6つ

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2021-11-30 06:00
投稿日:2021-11-30 06:00
 寒い季節になると、私たちを困らせる「静電気」。服が体にまとわりついたり、パチっと痛い思いをしたり……と、なにかとストレスになりますよね。そこで今回は、静電気が起こる原因&防ぐ方法をご紹介します。ほんの少しの工夫で簡単に静電気を逃すことができるので、知っておいて損はないですよ♡

服がまとわりつくのを防ぐ前に…静電気が起こる原因とは?

いやーな静電気、対策は?(写真:iStock)
いやーな静電気、対策は? (写真:iStock)

 冬に静電気が起こりやすくなるのは、「乾燥」と「摩擦」の2つが原因。

 そもそも、静電気は物同士に摩擦が起こることで発生します。さらに、冬は空気中の水分量が少なく、乾燥で電気が溜まりやすくなっているため、その状態でドアノブや手などに触れると一気に放電してしまい、バチっと痛い思いをすることに……。

 また、服の素材にはマイナス帯電のものとプラス帯電のものがあり、静電気が起こるとプラスとマイナスの素材の組み合わせでお互いがくっつき、体にまとわりついてしまうのです。

少しの工夫でOK! 服の静電気を防ぐ3つのコツ

「静電気防止加工をお願いします」(写真:iStock)
「静電気防止加工をお願いします」 (写真:iStock)

 それではさっそく、服に静電気が起こることを防ぐコツをチェックしてみましょう!

1. 静電気の起きにくい服を着る

「静電気」を防ぐには、洋服の素材の組み合わせに注目することがポイント。服の素材が、「マイナス帯電同士」か「プラス帯電同士」のものを組み合わせてみましょう。静電気で服同士がくっつくのを防ぐことができます。

 具体的には、綿とポリエステル、アクリルとポリエステル、ウールと綿などです。タイツとボトムス、トップスとマフラーなど、摩擦しやすいアイテムにこの組み合わせを選ぶと、静電気が起きにくくなりますよ。

2. 湿度を上げる

 乾燥しやすい時期には、部屋の湿度を60%程度に加湿することも、静電気を防ぐのに有効です。静電気は、水分や湿気によって逃しやすくできるため、意識して乾燥を防ぐようにしてみましょう。

 加湿器を利用したり、部屋に濡らしたバスタオルを干したりするのも良いですね。また、外出先であれば、水の入ったミストスプレーを常備しておいて、洋服にさっと吹きかけるのもおすすめです。

3. クリーニング店に静電気防止加工をお願いする

 静電気が起きやすい服をクリーニング店に持っていって、「静電気防止加工」をお願いするのも良いでしょう。

 静電気防止加工は、服を特殊な樹脂で包む加工のこと。このコーティングによって表面にホコリが付着しにくくする効果や、摩擦による静電気の発生を防ぐ効果が期待できます。さらに、汚れもつきにくくなるので一石二鳥ですね。

服の静電気を防ぐ! 3つのおすすめアイテム

洗濯時には柔軟剤を(写真:iStock)
洗濯時には柔軟剤を (写真:iStock)

 静電気を防止するためのアイテムもあるので、上手に活用してみましょう!

1. 静電気防止用スプレーを使う

 静電気を防ぐための「静電気防止用スプレー」は、手軽でおすすめです。含まれている界面活性剤が周囲の水分を吸収し、電気を溜まりにくくしてくれます。出先でもさっと吹きかけられるのが便利ですね。

2. 洋服を洗う際に柔軟剤を使う

 服の摩擦による静電気の発生を軽減させるのには、柔軟剤を使うという方法もあります。生地の表面がコーティングされて滑らかになり、服がこすれ合う際の電気の発生を抑えることができますよ。自宅で洗濯をする際に、ぜひ、試してみてくださいね。

3. 静電気防止加工が施されたタイツを履く

 静電気トラブルとして、タイツにスカートがまとわりつくケースは多いでしょう。これを防ぐには、静電気防止加工が施されたタイツを選ぶのが◎。静電気が発生しにくいので、スカートがまとわりつくのを防いでくれますよ。

少しのコツで冬の服に発生する静電気は防ぐことができる♡

静電気なんて怖くない(写真:iStock)
静電気なんて怖くない (写真:iStock)

 静電気は、その発生の原因を知ることでいくらでも防ぐことができます。ぜひ、今日からほんの少しだけ服の選び方や湿度、アイテムなどを意識して静電気対策をしてみてください。

「スカートがお尻に張り付く」という、恥ずかしい思いをしなくて済むようになりますよ♡

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

ビューティー 新着一覧


雑誌付録11点盛り!目玉の「サボン」ボディスクラブでカラダも大掃除
 今回ご紹介する雑誌付録は、美容やコスメ好きに人気な「VOCE」通常版2024年1月号(浜辺美波表紙ver.)の「ボディ...
いびきの種類は大きく2つ!【専門家監修】メカニズムとカンタン対処術
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
マフラーの季節になりました♡小顔効果がうれしい4つの巻き方、ご存じ?
 冬になると活躍するマフラーやストール。でも、ただでさえ着膨れする冬に、顔まわりまで布を巻くと「太って見えそう」と心配す...
目、眉毛、口…20代男性がぎょっとするアラフォー女性の三大残念メイク
 年下男性たちは40代の女性のメイクを、秘かに採点しているんですって!  上品でかっこいいとドキッとすることもあれば...
猫も杓子も「まるでこたつソックス」推しだけど、超足冷え40女に効果は
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
なんか変!「タイツ×パンプス」冬の足元コーデ黄金ルール4つを見直そう
 冬の足元コーデでよく迷うのが「タイツ×パンプス」のコーデです。すっきり足元をまとめたいけれど、なんだか合わなくて変な気...
ヘアマスク現品付き!美STの“太っ腹”付録で美容バスグッズ3品を体験
 今回ご紹介する雑誌付録は、アラフォーの知りたい最新美容事情がマルっと網羅されている「美ST」特別版2024年1月号(内...
体重同じでもたるんたるん…体型の変化に打ち勝つ「太りにくい」生活習慣
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ジェルネイル“唯一の難点”を解決したい!手軽にセルフオフする7つの手順
 すぐに落ちてしまうマニキュアとは違い、美しいツヤやぷっくりとした立体感、豊富なデザインを長く楽しめるジェルネイルは人気...
40代のだるだる骨盤に喝! 美容家がガチ推しする“ライトな補正下着”3選
 40代になってくると、30代までは気にならなかった「骨盤」にまつわるアレコレが気になり始めませんか?  以前よ...
スイーツだけど罪悪感ゼロ! 40代におすすめの甘いもの6選
 40代に差し掛かってからは体型崩れや肌荒れ、老化などが気になって、甘いものを極力食べないようにしている女性も多いのでは...
夏場より厄介?冬場の汗対策4カ条&持っていると安心なアイテム3つ
 だんだん寒さが増してきましたね!「これで、もう汗の悩みとはおさらばできる!」と喜んでいるのも束の間、実は冬の汗に悩む女...
アイラブ♡ブラトップ、寿命を伸ばす洗い方&畳み方は知ってますか?
 気楽に着れてキャミソール代わりにもなるブラトップは、大人気! ブラよりも着心地がいいので、一度使ったら手放せなくなって...
悪縁根絶!? おいせさんの「死ねどすスプレー」3日間シュッしたら変化が
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
彼の頭頂部から地肌が…男性の薄毛、一緒にできるセルフケア【監修あり】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
朝メイクたった5分で完成! 垢抜け&血色美人顔になれる時短メイク術
 忙しい朝にわずかな時間でメイクを完了させるのは、至難の業。実は筆者も、普段のメイクに時間がかかってしまうタイプで……。...