「合わない上司」にストレス限界! タイプ別&6つの対処方法

コクハク編集部
更新日:2022-02-16 06:00
投稿日:2022-02-16 06:00
 職場には年齢や価値観が違う人がたくさんいるため、「合わない」と思う相手がいるのは当然のことでしょう。しかし、その相手が上司となると厄介なもの。関わらないわけにもいかず、毎日仕事で接するのが「辛い」と感じている人も多いでしょう。そこで今回は、「合わない」とストレスを感じる上司のタイプや、上手な対処法をご紹介します。

「合わない」とストレスを感じる上司のタイプ3選

上司が合わなくてストレス…(写真:iStock)
上司が合わなくてストレス… (写真:iStock)

 上司にストレスを感じる人は多くても、すべて相手が同じタイプとは限りません。まずは、ストレスになりやすい上司のタイプをチェックしてみましょう。

1. 仕事をしないorできない尊敬できない上司

 上司に「合わない」とストレスを感じている人の中には、上司が仕事をしないorできないことにイライラしてしまう人も多いです。こういったタイプの上司は、人柄は良かったとしても、仕事となると部下に丸投げしたり、責任転嫁する傾向にあります。

2. 思い通りにならないと切れるパワハラ上司

 上司へのストレスを抱えている人の中には、上司のパワハラに苦しんでいる人もいるでしょう。思い通りにならないと暴言や暴力など、何かしらの“圧”をかけて迫ってくる上司もいます。そんな上司の言動に、心身共にストレスを感じている人は少なくありません。

3. 自分が正しいと思っている理不尽上司

 年齢が異なれば、価値観や仕事のやり方は変わるものです。しかし、中には、自分が正しいと思い込み、それを押しつけてくる理不尽な上司がいます。時代に合わないやり方、不合理なやり方にストレスを感じてしまう人もいるでしょう。

合わない上司にストレスを感じたら? 6つの対処方法

転職を考えるのもアリ(写真:iStock)
転職を考えるのもアリ (写真:iStock)

 合わない上司に対してストレスを抱えている人は、毎朝「仕事に行きたくない」と感じているのではないでしょうか。そんな時には、ぜひこれらの方法を試してみてくださいね!

1. これも仕事と割り切る

 合わない上司がいる職場に行くというのは、とても憂鬱なものです。毎朝、休もうかなどと、葛藤している人もいるかもしれません。

 そんな人は、上司との付き合いも仕事だと割り切ってみましょう。上司が現れたら、「これもお給料の一環」と割り切ってしまえば、ゲーム感覚で乗り越えられるかもしれません。

2. 上司を反面教師と考える

 本来であれば、上司は尊敬できる人であるのが理想的です。「いつか、私も上司のように仕事をしたい」なんて思えたら、仕事のモチベーションも上がりますよね。

 しかし、それが叶わないのであれば、反面教師として捉えてみては。「私は、絶対あんな風はならない」と決意すれば上司の見方が変わり、意識も変わってくるはずです。

3. 一定の距離を置いて付き合う

 上司との関係は、あくまでも仕事上においての付き合い。そのため、無理に「好かれよう」なんて思う必要はありません。

 そのため、合わない上司とは一定の距離を置いて付き合うのが無難です。仕事以外は、無理に近寄らなくてOK。余計な心身の負担も減るはずですよ。

4. 仕事に集中する

 職場に合わない上司がいると、常に存在が気になり、イライラしたりビクビクしている人もいるでしょう。

 そんな人は、仕事に集中するように意識を変えてみてください。仕事に邁進すると、意外と周囲なんて気にならなくなるものです。仕事で成果を出せば上司だって何も言えなくなりますし、出世してその上司から離れられるかもしれませんよ。

5. さらに上の上司に相談する

 合わない上司がストレスになっている人の中には、誰にも言えず、一人で抱え込み、心身共に限界に近づいているかもしれません。

 そんな場合には、誰かに相談しましょう。その上司よりもさらに上の上司や、人事部などに相談することで、良い解決策が見つかるかもしれません。

6. 身体に異変が現れたら転職を考える

 合わない上司への対策をいろいろ試してみても状況が改善されず、さらに身体に異変が現れるなど、心身への負担が大きい場合には、転職を考えるのも一つの方法です。

 働く場所はそこだけじゃありませんし、身体を壊してまで続ける必要はないはずです。気づかないうちに追い込まれてしまって病んでしまっては元も子もないため、無理をせずに新天地を探してみるのもおすすめです。

合わない上司&ストレスとは上手に付き合おう!

合わない上司でも上手に付き合っていこう(写真:iStock)
合わない上司でも上手に付き合っていこう (写真:iStock)

 合わない人間というのは、どこにでもいます。プライベートの関係であれば、無理に付き合う必要はありませんが、職場の上司となれば上手に付き合っていくしかありません。ぜひ、対処方法を取り入れて、ストレスと上手に向き合ってみてくださいね。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「立ちんぼ女子」は売春行為や街娼を指すことばではなかった
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
朝立ち、オマン湖、チンチン!普通の会話なのに下ネタかました的なLINE
 普通に会話しているだけなのに、相手からしたらどう考えても下ネタにしか聞こえない言葉ってありますよね。引きつった相手の表...
大谷の“一平ちゃん騒動”で不安 友人との金銭トラブルQ&A~弁護士解説
 ドジャースの大谷翔平(29)の専属通訳を務めていた水原一平氏(39)が、違法賭博に関与したとして球団から今月20日、電...
【スナック超入門編】どんな場所?若葉印のホステスが実感する5大特徴
 みなさんは、そもそも「スナック」がどんなところかご存知でしょうか?  キャバクラやガールズバーとは何が違うの?...
高級クラブのホステス→ギャラ飲み嬢に 面識なしで突然10万円ギフトが…
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
「正しくないこと」が「美しくない」とは限らないと知った
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
松田聖子まさかの中大法学部を卒業! 通信制の学び直しで成功する人は?
 先日、歌手の松田聖子さん(62)が中央大学法学部の通信教育過程を卒業したことが話題になりました。近頃、通信制大学で学び...
瞬き厳禁! 春到来の歓びを表現する黒“たまたま”を見逃すな
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
スタレビの名曲が聞きたい!仏教と深い関係のある「木蓮」とその仲間たち
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は、ただいま卒業式や送別など春特有のイベント仕事で、いつにも増して花まみれの毎日...
“炎上常連”麻生さん級の「ルッキズム失言」していませんか?
 最近、よく耳にするのが「ルッキズム」という言葉です。政治家や芸能人が、何気なく言った一言で「ルッキズム発言だ」と叩かれ...
女の敵は女だから?忘れた頃にぼっ発する「専業主婦論争」をガチで考える
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  X(旧Twi...
職場の同僚ランチが苦痛すぎる…一人の時間を確保する4つの冴えた処世術
 業務内容へのストレスより、職場でのランチタイムが苦痛という人は多いですよね。正直、仕事で疲れているのに、休憩時間まで同...
離婚→シンママになり、心底よかったこと4つ 我慢は美徳っていつの話?
 世間では、離婚してシンママになった女性に対して「かわいそう」「大変そう」といったイメージがあるかもしれません。  で...
春まであと少し?
 残雪の甲斐駒ヶ岳を背にすっかり葉も落ちた葡萄畑  春まであと少しが意外と長い
春のお花と記念撮影にゃ! ウサギみたいなしっぽの“たまたま”
 きょうは、ウサギ君みたい! しっぽの短いにゃんたま君に出逢いました。  しっぽが短い猫は長い猫と比べると、臆病で...
ほっこり癒し漫画/第70回「すぷりんぐファミリー」
【連載第70回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...