32歳不倫体質OLが告白!私の強みは「口の堅さと肉食体質」#1

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2022-04-15 17:04
投稿日:2022-04-08 06:00
 今や「不倫」という言葉は日常となった。また、「結婚はしたくないけれど、恋愛はしたい」「子供は欲しいけれど、結婚はイヤ」という女性も少なくない。
 今回、取材に応じてくれたのはU子さん(32歳広告代理店/独身)。待ち合わせ場所に現れた彼女は、ロングヘアを一つに束ね「クールビューティー」と形容するのがふさわしい美貌の持ち主だ。
 スタイリッシュな黒のワンピースにハイヒールを履きこなす美脚、メリハリのあるスタイルは、同性ながらじっと見入ってしまうほどのオーラを放っている。
 そんな彼女は、現在不倫中だ。高嶺の花ともいえる彼女に不倫事情を聴いてみた。

自称「肉食女子」の恋愛テクニック

二年前から、狙っていました(写真:iStock)
二年前から、狙っていました (写真:iStock)

ーー不倫中とのことですが、詳しくお聞かせください。

「相手は会社の上司である部長・Zさん(51歳広告代理店/妻子アリ)です。長身で彫りの深い顔立ちは、美形の部類に入るでしょうか。スーツの着こなしがお洒落でダンディ、頭も切れるし弁が立つ、知的な人です。

 二年前、彼が異動で同じ部署に来た時から、狙っていました(笑)」

ーー狙っているとは……U子さんは恋愛には積極的なタイプでしょうか?

「はい、いわゆる『肉食女子』ですね。いいなと思った人には、『好き好きアピール』を惜しみません。例えば、さりげなく『そのアイディア、素晴らしいですね』『今日は一段とダンディ!』などと言いながら、じっと見つめたり、場合によっては軽く腕をタッチしたり……。あ、あとは、積極的に彼の視界に入るようにしていました。

 わざわざ彼のデスクの前を通って無防備な後ろ姿を見せたり、エレベーターの中では彼のすぐ前に立ったり……人間て、会う回数や見る頻度が多いほど親近感を持ってもらえますよね。CMでいくども見かけるタレントに親近感をいだくのと同じ、単純接触効果を狙ったんです」

51歳の部長に仕掛けた恋の罠

相手に口説く隙を与えることが大事(写真:iStock)
相手に口説く隙を与えることが大事 (写真:iStock)

ーー素晴らしい恋愛テクニックですね。続けてください。

「で、彼と出会って半年後。一年半ほど前に同じプロジェクトチームとして行動する際に、親密な関係になりました。きっかけは、残業をして二人きりになった時『終わったら、軽く食事に行こうか』と誘われたことです。

 カジュアルなイタリアンレストランで、照明がほの暗くていいムード。お酒と食事を楽しみつつ、『遠距離恋愛の彼と別れて……』と切り出したんです。

 もちろん作り話です。独り身をアピールして、『部長みたいな男性がそばにいてくれたら、毎日がハッピーなのに……』などとほろ酔いで言いました。その時は髪をアップにして、うなじも強調しちゃった(笑)。

 ちょっと策士でしょうか?

 私は兄が二人いるので、子供時代から『どうすれば、男の子の気を引けるのか』みたいなことを自然に学習していましたね。

 ようは相手に口説く隙を与えるんです。

 普段から好意的に接し、独り身の寂しさをアピールする。加えて、ヘアメイク、ファッションにも気を抜かないことは大事ですね」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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