「ネットの出会い」罠だらけ!? 信頼できる“SNS垢”の見極め方

内藤みか 作家
更新日:2022-05-12 06:00
投稿日:2022-05-12 06:00
 コロナ禍の際にマッチングアプリ以外に登録し、その後も継続して使っている人は少なくないようです。けれど会ったこともない相手なので、慎重な行動が必要です。
 そんな時は、相手のSNSアカウントのどのようなところをチェックするといいのでしょうか?

SNSなら教えてもらいやすい

女性は無料で利用できるけれど…(写真:iStock)
女性は無料で利用できるけれど… (写真:iStock)

 ネットでの出会いで、携帯電話の番号やメールアドレスを教える人は少ないでしょう。SNSアカウントで通話もメッセージもできてしまうので、その必要がないのです。

 そのためマッチングアプリをしていると、「SNSでやり取りしませんか?」と持ちかけられることがあります。

 マッチングアプリの多くは、男性だけ利用料金がかかります。SNSでやり取りすれば、女性と無料でやり取りできるため、SNS交換をしたがる男性が多いのです。

 そしてこのSNSをチェックすれば、相手の男性の信用度も透けて見えてくるはずです。

「サブアカ」と「本アカ」を見極める

サブアカ男子には要注意!(写真:iStock)
サブアカ男子には要注意! (写真:iStock)

 まず、相手が教えてくれたアカウントが普段使っているものなのか、それともサブアカウントなのかをチェックしましょう。

 メッセージアプリなら、日本人があまり使わないアプリを指定してくる場合、サブアカウントの可能性が高いです。SNSアカウントの場合、彼のフォロワーが100人未満でほぼ女性ばかりなら、サブだと思われます。

 わざわざサブアカウントを用意している男性は、過去にも同様の手段で女性とやり取りした経験者だといえるでしょう。

 自分の素性を隠して女性と知り合いたいと考えているわけですから、既婚者の可能性も否定できません。こうしたアカウントの男性には慎重な行動が必要です。

 逆に、本人が普段使っているであろうアカウントを教えてくれた男性については、かなり信用度が高いといえるでしょう。

 SNSアカウントには男性の友人知人もわかるため、どういう人たちと関わりがあるのかも見ることができます。そのようなアカウントを誰にでも教えているわけではないでしょう。

なりすましチェックも

本人のアカウントかどうかを確認して(写真:iStock)
本人のアカウントかどうかを確認して (写真:iStock)

 ただし、他人のSNSアカウントを伝えてくる悪質な人もいます。

 例えば、ハンサムで一流企業に勤める男性。SNSアカウントを伝えたうえで、「SNSは勤務中は使用を禁止されているので、こちらから連絡してほしい」と別のメッセージアプリを教えてくることがあるのです。

 なので、SNSアカウントを教えてもらった時には、一度そこにメッセージを送ってみましょう。男性からきちんと返信があるのなら、本人だということが確定できるので安心です。

 逆になりすましであった場合、SNSにメッセージを送りましたと伝えた時点で返答に詰まるはずです。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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