本当に「白髪を抜く」のはNG?黒髪に戻る可能性ってあるの?

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2022-05-21 06:00
投稿日:2022-05-21 06:00
アラサー&アラフォー世代になると、目立ちはじめる白髪。世間では「白髪を抜くと増える」「白髪を抜いたら禿げる」なんて噂もあるので、どう対処していいかわからない人もいるでしょう。
 今回は白髪を抜くのはやめたほうがいい本当の理由と、白髪の本数別におすすめの対処法をご紹介します。

どうして? 白髪を抜くのはやめたほうがいい5つの理由

白髪が気になるお年頃(写真:iStock)
白髪が気になるお年頃 (写真:iStock)

 実は、「白髪を抜くと増える」という噂に科学的根拠はないそうです。ではなぜ、白髪は抜かないほうがいいと言われているのでしょうか? 5つの理由を見ていきましょう。

1. 炎症が起きる

 白髪を抜くと毛根が傷ついてしまい、毛穴に炎症が起こるケースがあります。また、髪はひとつの毛穴から3本ほど生えているため、1本の白髪を抜くと、ほかの2本の黒髪にダメージを与えてしまう場合もあるようです。

2. 毛穴が歪む

毛根が歪む?(写真:iStock)
毛根が歪む? (写真:iStock)

 白髪を無理矢理抜いて毛根が傷つくと、毛穴の形が歪んでしまう可能性があります。毛穴の形が歪むと、その毛穴からまた生えてくる白髪や黒髪が縮れたり、くせ毛になったりして、より目立ちやすくなる可能性もあります。

3. 近くの髪が白髪になる可能性

 白髪を抜くと、その毛穴の「毛根細胞」にダメージを与えてしまう場合があります。同じ毛穴からは3本程度の毛が生えているとお伝えしましたが、ごく稀に、ダメージを受けた毛根細胞がメラニン色素を作らなくなり、残りの黒髪も白髪になってしまうケースがあるようです。

4. 黒髪になる可能性があるから

まだ黒髪になる可能性もある!(写真:iStock)
まだ黒髪になる可能性もある! (写真:iStock)

 実は、白髪の一部は、白髪になってしまう原因が解消されれば黒髪に戻る可能性が残っています。でも、白髪を抜いて毛根を傷つけてしまうと、せっかくの黒髪になる可能性を途絶えさせてしまうことにもつながるそうです。

5. 生えてきた短い白髪は目立つから

 毛根へのダメージ以外にも、抜かないほうがいい理由はあります。白髪を抜いた毛穴からは、再度白髪が生えてきますが、生えてきた短い白髪はピンと立ってしまい、非常に目立つのです。

 数本ならいいかもしれませんが、何十本も抜くとなると生えてきた時が大変になってしまうでしょう。

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

ビューティー 新着一覧


排尿痛さようなら!【専門家監修】トイレでつらい原因&病院いつ行く?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
春こそ変えたい! 40代女性こそ似合う服の系統5つ&落とし穴
 時に「服の系統を変えたい!」と思うことってありますよね。今回は「服の系統を変えたい」と感じている人に向けて、40代女性...
あーモヤモヤする! 職場で服装いじりする人の心理と対処法
 職場の同僚や上司に、服装をいじられたら時、まあ嫌な気持ちになりますよね。自分が着たい服を着ているだけでいじられると何も...
実年齢+10歳も老け見え!? アラフォー女性のNGメイク3選【パーツ別】
 メイクは色や位置、塗り方、範囲が少し違うだけでもイメージが変わります。  若い頃と同じメイクを、アラフォーになってし...
40代こそ“衣服の下”に自信とこだわりを! 下着選びのコツと似合う色
 下着へのこだわりは、年代によって変わってきます。若い頃なら、刺激的なデザインや可愛らしさ、胸が盛れるものなどが人気です...
寒くても履く!冬でもTバックがおすすめのワケ、嬉しい美容効果は3つ
 女性がTバックを履く時といえば、下着のラインが透けやすい夏場や、彼氏とのデートの時が多いですよね。冬にまでTバックを履...
食べたいけど痩せたい【専門家監修】甘いもの好きに捧ぐギムネマの効果
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【雑誌付録40代ルポ】肌に透明感が欲しい!ルナソルの新作を試したら…
 肌に透明感が欲しい人は「VOCE 2024年4月号 通常版」をチェックしてみて♪ 「KANEBO」「ルナソル」「...
セクシー下着のやらかし失敗談 スケスケショーツが破けちゃった!
 恋をした女性なら、一度はセクシー下着に興味を持った経験があるはず。もちろん、彼氏や夫に喜ばれて大成功した人もいる一方、...
目指すはハセキョー級の美魔女! いつまでも若さを保つ秘訣5カ条
 女性たるもの、「いつまでも若々しく在りたい」と思いますよね。実際にいくつになっても20代・30代のような若々しさを保っ...
パーマをかけたらドライヤーしない!? 自然乾燥だとスタイリングが決まる?
 ふわふわ柔らかい雰囲気になれるパーマは女性に人気ですよね! でも実際にパーマをかけた後、「ドライヤーしないほうがいいの...
運気ダウンの恐れあり! 40代以降は「買わないほうがいいコスメ」3カ条
 40代、50代と年齢を重ね「アラフォー」から「アラフィフ」と呼ばれる過渡期に差しかかってくると、肌状態や顔の印象が若か...
光熱費も気になるからやめたい! お風呂スマホのデメリットと代替案3選
 頑張った一日の最後に入るお風呂は、とても気持ちがいいですよね! 癒しや美容、健康のためにスマホを見ながら長風呂している...
風邪の正式病名って?【専門家監修】引きやすくなった要因とエキナセア
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
30代40代の間違いメイク 老け見えしないハイライト&シェーディング3選
 アラフォー世代は、年齢を重ねるにつれてたるみや肌の変化に応じたメイクを心得ておくほうが安心です。昔と同じメイクを続ける...
【MEGUMI顔になれる美容セット】現品きたー!2商品も入った豪華付録
 MEGUMIさん、年齢を重ねるごとに魅力が増していて憧れの存在です。  美容法は参考になるものが多く、同世代の方...