withコロナ恋愛結婚戦略! プロに聞く“出会いの2大トレンド”

田中絵音 日本合コン協会会長
更新日:2022-05-23 06:00
投稿日:2022-05-23 06:00

出会う手段が変わってきている

あなたの相手はどこにいる?(写真:iStock)
あなたの相手はどこにいる? (写真:iStock)

 withコロナの時代になって、早2年。外出自粛や3密、最近ではマスク着用を必要としない場面での考え方などが注視されていますが、男女の出会いを見つけること自体も、とても難しくなってしまいました。

 かつては職場や友人との飲み会、習い事などで自然に出会うこともあったし、合コンや婚活パーティーなどにも、参加しようと思えばすぐにできたはず。

 しかし、コロナ禍の今、リアルな対面が敬遠されるため、出会いの中心は「マッチングアプリ」「結婚相談所」になっています。

「まずは恋愛がしたい」という恋活層はマッチングアプリに、「真剣に結婚をしたい」という婚活層は結婚相談所に登録するのが王道です。両方活用して、より出会いの間口を広げている人も多くいます。

 実際に、この2年でマッチングアプリは多種多様な新しいサービスが登場していますし、機能もどんどんアップデートされ、登録者も増加し続けています。結婚相談所も同様です。

 ということで今回は、昨今の出会いの2大トレンドといわれる「マッチングアプリ」と「結婚相談所」について、最旬情報を押さえていきましょう。

今どきのマッチングアプリって?

田中亜依さん
田中亜依さん

 まずは「好きな人が欲しい」「彼氏を作りたい」という恋活層の人には、マッチングアプリの活用からおすすめしますが、コロナ以降で変わったことはあるのでしょうか?

 大手マッチングアプリ運営会社の結婚相談所で講師をしている田中亜依さんに、最近のマッチングアプリの傾向についてお伺いしました。

1. 対面する前の「オンラインデート」や「ビデオ通話」の活用

 コロナ以前までは「マッチングしたら対面する」という流れでしたが、コロナ以降は「マッチングしたら対面する前に、オンラインデートやビデオ通話などを挟み、オンライン上で確認してお互いにOKであれば、リアルな対面に移行するケースが増えている」とのこと。

 マッチングアプリのプロフィール情報では、顔写真やスペックはわかりますが、話し方や雰囲気まではわからないので、オンライン上で確認できるのは安心感がありますね。

 ただし、「画面で主に見える範囲は顔と上半身なので、実際に対面してみて“背が低かった”とか“想像していた体格と全然違った”という意見や、“体臭がくさかった”、“後頭部がハゲていた”など、オンライン上では確認できない部分にガッカリする人が多いのも事実です」と、田中さんは言います。

 やっぱり実際に会ってみないと、相手の全体の雰囲気まではわからないものです。メッセージのやり取りやオンライン上の会話で、信頼できそうな相手かをしっかりと確認し、良さそうであれば対面するということを繰り返し行うことで、自分に合うパートナーを見つけられるということでしょう。

 時にはアプリ疲れしてしまうこともあるかもしれませんが、根気強さも必要ですね。

コロナ禍でコミュニケーション力が低下?

マッチングはしたけれど…(写真:iStock)
マッチングはしたけれど… (写真:iStock)

2. 対面後のアプローチ

 前出の田中亜依さんが、昨今の出会いを求める人々に対して懸念していることがあるといいます。

「アプローチ力の低下です。仕事でもリモート化が進み、これまではあった友人との飲み会や合コン、婚活パーティーといった出会いの場も激減している中、会話をする機会も減っています。そうすると、会話力やコミュニケーション力も落ちていくので、マッチングアプリや結婚相談所で条件が合い、いざ対面することになってもうまくアプローチができず、恋愛に発展させられないケースが目立っているんですよね」とのこと。

 運動をしないと筋力が落ちていくように、人と話さないと会話力も落ちるということでしょう。

 マッチングした男性と対面することになったものの、「そもそも男の人と2人で会うだなんて何カ月ぶり!?」と緊張して、何を喋ったらいいのかわからずに終了してしまう気持ちもよくわかりますが、せっかくのチャンスを無駄にしないように、日頃から人とコミュニケーションを取る意識をしておくことが大切だと思います。

田中絵音
記事一覧
日本合コン協会会長
一般社団法人日本合コン協会会長、恋愛アドバイザー。2000回以上の合コンイベントに携わり、男女の恋愛心理に精通する。また一児の母であり、ママ向けイベントを行う「東京ママパーティー」の主宰も務める。著書に「こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)」
(双葉社)など。
ブログXInstagram

ラブ 新着一覧


会話なしの40代夫婦が増加中? 3つのワケと幸せに暮らすコツ
 まだ結婚したばかりなのに、まったく会話なしの40代夫婦は多いようです。実際に、ネット上では「結婚1年目にして、まったく...
恋バナ調査隊 2024-03-14 06:00 ラブ
妊活中の女性が抱えるお金より切実な悩み パートナーとの食い違い第1位は
 多様な価値観やライフスタイルが変化する中で、2022年4月より不妊治療の保険適用範囲が拡大し、人工授精等の「一般不妊治...
ミクニシオリ 2024-03-13 06:00 ラブ
気持ちいいな♡ 上手なキスと下手なキスの違いはなに?
 好きな人とのキスの相性がいいと、恋の気持ちも倍増するというもの。 でも、キスが苦手な女性もたくさんいるわけで…。「上手...
恋バナ調査隊 2024-03-13 06:00 ラブ
花粉症カップルにおすすめの屋内デート5選 おうちデートのマンネリ打破!
 花粉症の人にとっては、つらい季節になりましたね。花粉の時期の悩みといえば、「外でのデートが楽しめない」こと。とはいえ、...
恋バナ調査隊 2024-03-12 06:00 ラブ
60代で月1回の性交渉は17.7%の実態 我々はいつまで現役でいられる?
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。普段からレスのつらさや...
まめ 2024-03-12 06:00 ラブ
結婚に恋愛感情はいらない説を検証 家族愛のほうが大事?
 近年、「結婚に恋愛感情はいらない」といった考え方が広まりつつあります。特に、婚活中の女性からすると、紹介された男性に短...
恋バナ調査隊 2024-03-11 06:00 ラブ
私が48歳まで処女だったワケ。30代日本人女性の3人に1人が性体験なし
 はじめまして。今回、「コクハク」で「処女」に関するコラムを書かせていただくことになった、mirae.(みれ)と申します...
mirae.(みれ) 2024-03-11 06:00 ラブ
オンラインゲームは不倫の温床? 主婦が恋愛沼にハマるワケ
 近年、オンラインゲームがきっかけで、恋愛から不倫にハマる主婦が増えています。なぜ自宅でやるはずのオンラインゲームから、...
恋バナ調査隊 2024-03-10 06:00 ラブ
資産家なのに62歳まで独男のワケ 彼女からは別居婚を打診され五里霧中
「冷酷と激情のあいだvol.185〜女性編〜」では、付き合おうという話がないままに曖昧な関係が続いてきた62歳のトシオさ...
並木まき 2024-03-09 06:00 ラブ
62歳資産家からの求婚! もう結婚しないポリシーと打算で揺れるバツ1女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-03-09 06:00 ラブ
【画像あり】大谷翔平の結婚で注目されたメジャーリーガーの美人妻たち
 2月29日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(29)の電撃結婚発表は世界を驚かせ、興奮冷めやらぬ様子が続いている...
2024-03-08 06:00 ラブ
現役ネトナン師が激白!ネットナンパのシビアな世界と人妻攻略マニュアル
 皆さんは「ネトナン師」なるものをご存じだろうか?  端的に言うと、ネット上のナンパ師だ。  近年の男女の出...
蒼井凜花 2024-03-15 10:17 ラブ
なんでも納豆がけって…夫が「バカ舌」すぎて料理作りたくない!
 家族のために手間暇かけたり、健康を考えて薄味に仕上げた料理も、夫の舌がバカ舌だと作る気がなくなりますよね(笑)。  ...
恋バナ調査隊 2024-03-08 06:00 ラブ
アラフォーが20歳年下と恋愛できるの? 占い師3人に聞いてみると…
 年下男性と恋愛する年上女性はかなり増えてきましたが、10歳以上の年の差となるとまだまだ少数派。  今回は20代男子に...
内藤みか 2024-03-07 06:00 ラブ
サバ読みした年齢で結婚は可能? いやいや、ちゃんと説明を
 大好きな彼に嫌われるのが怖くて、年齢をサバ読みしたまま付き合っているカップルたち。  でも、望んだはずの結婚の話が出...
恋バナ調査隊 2024-03-07 06:00 ラブ
今度こそダメ男に見切りをつける!事前に見抜くポイントとタイミングは?
 素敵な男性がたくさんいる一方で、女性を不幸にするダメ男もいます。でも、ダメ男の多くは、甘い言葉と巧みな会話術で女性がハ...
恋バナ調査隊 2024-03-06 06:00 ラブ