年上を狙うハイエナに注意!アプリで出会った自己中心浮気男

内藤みか 作家
更新日:2022-07-07 06:00
投稿日:2022-07-07 06:00
 近ごろ、マッチングアプリで年下男性を希望する女性が急増しています。
 若い男性とのスイートな真剣交際を夢見る女性に忍び寄るのは、自分の欲望を満たすことだけを考えている自己中心的な一部の年下男性。彼らはどのような思考回路で年上を選ぶのでしょうか?

「年上ならマッチするかと」

ヤバそうな雰囲気がひしひしと…(写真:iStock)
ヤバそうな雰囲気がひしひしと… (写真:iStock)

 マッチングアプリで知り合った自己中年下クンに不快な思いをしたというJ子さん(36)の体験です。

 太眉がりりしいイケメンがいいねしてきたので、いいね返しをしてマッチングしたところ、「やっとマッチできた!」という第一声がやってきたそうです。

 彼は、21歳。同い年の女の子たちにアプローチしても、なかなかマッチングしなかったので「年上ならマッチするかと思って」、J子さんにいいねをしたそうです。

 J子さんは補欠のような扱いがちょっとイヤだなと感じたのですが、そのままやりとりを続けてみることに……。

「年上とは付き合ったことがない」

てか、なんでそれを言ってしまう?(写真:iStock)
てか、なんでそれを言ってしまう? (写真:iStock)

 彼は、「年上が好きなわけではない」と言います。

 今までは同い年とばかり交際していたそうで、年上女性との交際経験もありません。同い年とはマッチングしなかったので年上女性にスライドしてきただけなのかと思ったら、それだけではないとのこと。

「年上の女の人ならお金も持ってるから、ご馳走してもらったり、お小遣いももらえるからいいかもと思って」と言うのです。どうやらATMのような役割も求められているようです。

 15歳年下というだけで気が引けていたJ子さんは、たかられていると感じ、さらに慎重になりました。

「実は彼女がいるんです」

彼女よ、その“遠距離彼氏”と別れた方がいいと思う(写真:iStock)
彼女よ、その“遠距離彼氏”と別れた方がいいと思う (写真:iStock)

 そして、彼が不意に「彼女いるんです」と言ってくるのです。遠距離恋愛でなかなか会えなくて寂しいから、アプリに登録したのだとか。

 正直に言ってくれるのはありがたいとはいえ、彼女持ちの男性とデートをしても、彼女に申し訳なく感じてしまい、楽しくはなさそうです。

 さらに彼は「性的に満たされたい」といった要望まで書いてきました。彼女に内緒で体の関係も求めているのです。しかも「風俗だとお金かかっちゃうけど、アプリだったらタダだし」と、あまりにも自己中心的な発言。

 彼女代わりではなく、風俗代わりの女性を探していたのです。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

ラブ 新着一覧


床下手の恋人はまるでトドのぬいぐるみ! 57歳モテ男が引いた貧乏くじ
「冷酷と激情のあいだvol.186〜女性編〜」では、マッチングアプリで知り合った10歳年上の恋人・ヒデナリさん(57歳・...
並木まき 2024-03-16 06:00 ラブ
マチアプリ交際3カ月目、57歳の彼氏が性の亡者に変貌! 悔やむ47歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-03-16 06:00 ラブ
結婚10周年、何もしないのありえない? みんなのエピソード
 結婚10周年は、夫婦にとって大きな節目。でも、世間の夫婦の中には、結婚10周年にお祝いする夫婦だけでなく、何もしないで...
恋バナ調査隊 2024-03-16 06:00 ラブ
40代の結婚前提交際…でも縁がない相手だったら? 見極めポイントを解説
 40代になると「結婚を前提に付き合っている彼氏」がいる人も多いですが、どうしても結婚だけは決断できないと悩む人も…。そ...
恋バナ調査隊 2024-03-16 06:00 ラブ
自民青年局はチップ口移し会合 夫の夜のハメ外しはどこから浮気と不倫?
 夫の夜の店通いやハメ外しは裁けないのか――。  2023年11月、自民党青年局の懇親会で行われた過激なダンスショ...
彼氏のスマホやPCに「エロい検索履歴」を見つけたら…要注意ワードは?
 彼氏の検索履歴が目に入ってくる時があります。そこにいかがわしいワードや動画を見つけてケンカになる人も…。けれどちょっと...
内藤みか 2024-03-14 06:00 ラブ
会話なしの40代夫婦が増加中? 3つのワケと幸せに暮らすコツ
 まだ結婚したばかりなのに、まったく会話なしの40代夫婦は多いようです。実際に、ネット上では「結婚1年目にして、まったく...
恋バナ調査隊 2024-03-14 06:00 ラブ
妊活中の女性が抱えるお金より切実な悩み パートナーとの食い違い第1位は
 多様な価値観やライフスタイルが変化する中で、2022年4月より不妊治療の保険適用範囲が拡大し、人工授精等の「一般不妊治...
ミクニシオリ 2024-03-13 06:00 ラブ
気持ちいいな♡ 上手なキスと下手なキスの違いはなに?
 好きな人とのキスの相性がいいと、恋の気持ちも倍増するというもの。 でも、キスが苦手な女性もたくさんいるわけで…。「上手...
恋バナ調査隊 2024-03-13 06:00 ラブ
花粉症カップルにおすすめの屋内デート5選 おうちデートのマンネリ打破!
 花粉症の人にとっては、つらい季節になりましたね。花粉の時期の悩みといえば、「外でのデートが楽しめない」こと。とはいえ、...
恋バナ調査隊 2024-03-12 06:00 ラブ
60代で月1回の性交渉は17.7%の実態 我々はいつまで現役でいられる?
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。普段からレスのつらさや...
まめ 2024-03-12 06:00 ラブ
結婚に恋愛感情はいらない説を検証 家族愛のほうが大事?
 近年、「結婚に恋愛感情はいらない」といった考え方が広まりつつあります。特に、婚活中の女性からすると、紹介された男性に短...
恋バナ調査隊 2024-03-11 06:00 ラブ
私が48歳まで処女だったワケ。30代日本人女性の3人に1人が性体験なし
 はじめまして。今回、「コクハク」で「処女」に関するコラムを書かせていただくことになった、mirae.(みれ)と申します...
mirae.(みれ) 2024-03-11 06:00 ラブ
オンラインゲームは不倫の温床? 主婦が恋愛沼にハマるワケ
 近年、オンラインゲームがきっかけで、恋愛から不倫にハマる主婦が増えています。なぜ自宅でやるはずのオンラインゲームから、...
恋バナ調査隊 2024-03-10 06:00 ラブ
資産家なのに62歳まで独男のワケ 彼女からは別居婚を打診され五里霧中
「冷酷と激情のあいだvol.185〜女性編〜」では、付き合おうという話がないままに曖昧な関係が続いてきた62歳のトシオさ...
並木まき 2024-03-09 06:00 ラブ
62歳資産家からの求婚! もう結婚しないポリシーと打算で揺れるバツ1女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-03-09 06:00 ラブ