新盆の最新マナーを解説!猛暑&コロナ禍で故人を偲ぶには…

斑目茂美 開運花師
更新日:2022-08-03 06:00
投稿日:2022-08-03 06:00

この時期になると毎年思うことは…

盆提灯を置く家も減ってきたけど(写真:iStock)
盆提灯を置く家も減ってきたけど (写真:iStock)

 8月になりました。

 猫店長「さぶ」率いる我が花屋にも、ワクワクな夏休みがやってまいります。ですが、夏休みの直前には生きている日本人として大切な年中行事が控えております。亡くなった方が1年に一度、この世に帰ってくる「お盆」でございますよ。

 若い頃「お盆」と「お彼岸」の違いがわからず、夏休みにしか興味を示さなかったワタクシではございますが、花屋という生業になってからというもの、年中行事の日本の風習がどれだけ美しいかってことに気付いちゃいまして、ただただ美しき日本がなくならないように……と願うばかりでございます。

 そんなワタクシをはじめ、スタッフ一同、夏になると毎年思うのが、「今年は新盆迎える人、多くないかぃ?」ということ。

 お得意様をはじめとし、今年作ってきたいわゆる「お悔やみの花」にまつわる“亡くなった方情報”の把握は、お花屋さんのひとつの重要な仕入れ情報にもなり、夏になり情報を掘り起こすこと自体が、生前ご贔屓いただいたお客様を偲ぶきっかけにもなるのでございます。

 知り合いが迎える新盆って実際どうしたらいいかわからないなぁ、というアナタ。そんなアナタに今回は「親しかったあの人へ新盆のマナー」の解説でございます。

斑目茂美
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開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

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