「この人と合わない」でも“心の扉を開いた風”に見せる3カ条

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2022-11-04 06:00
投稿日:2022-11-04 06:00
「この人とは合わないな」と感じたら、みなさんはどうしますか? 私は心の扉がものすごく重厚で、一度ダメだと思うと再び心を開けないタイプです。
 そして私みたいなタイプは、損するケースも多いなと感じます。だからといって、急にオープンになるのは怖すぎる。なんかうまい方法はないでしょうか?
 どろんぱでは、何やらモジョ子が青い顔をしています。

 

 

 

(漫画:おくげちゃん)
(漫画:おくげちゃん)

 

オープンな人”っぽく”見せられたら◎

 わだかまりの解消って、カンタンにはできませんよね。

 人間関係にトラブルは付きものですが、私はそういう状態になると心の扉が完全に閉じてしまって、また仲良くするのがうまくできません。

 とくに相手から何かされた場合、執念深いのでずっと覚えています……。

 そこで嫌がらせをしてきた相手をまるっと受け入れられる、器のでかいママに聞いてみました。

「どうしたらそんな風にまた心を開けるの?」

 するとママからは、「心を開いてるわけじゃないよ」と言われ、3つポイントを教えてもらいました。

許せない人と接する時のポイント

・全体のメリットを考える
・相手の態度をミラーリングする
・本当に大事なところにはカギをかける

 例えば、どろんぱを出禁になったお客さんでも、来れば店の売り上げになります。それはお店にとっては喜ばしいです。

 次に、相手が自分にとっている態度をそっくりそのまま返してみます。

 こうすれば不公平感を減らせるし、相手側にも「自分がとっている態度」をわかってもらいやすくなります。

 そして最後に、全部のカギを開ける必要はないのです。

 相手をどこまで立ち入らせるかの線引きを明確にすると、悩む時間を減らせます。この3つを守っていれば、周りからは受け入れている”ように見える”んだそう。

 苦手な相手、好きじゃない相手、人間だから必ずできてしまいます。

 神様じゃないんだから、どうしても許せないことはあります。だけど、自分も相手も傷つかずに関係を持続するテクニックは知っておいて損はないはず。

 なかなかすぐには実践できませんが、次にチャンスがあれば私も頑張ってみたいです。

登場人物紹介

モジョ子、ママ(漫画:おくげちゃん)
モジョ子、ママ (漫画:おくげちゃん)

モジョ子:自信がほしい主人公。出禁だったお客さんがしれっと飲みに来て、ママがそれを受け入れたのでビックリしたみたい。今回の件で、よりママを尊敬する気持ちが強くなった。

ママ:どろんぱのママ。出禁にしたお客さんでも、相手の態度によってはまた受けいれる場合があるそう。しかし、調子に乗ってるなと感じたら今回みたいな対応も……。ママいわく、図太い相手には図太い態度で。

おくげちゃん
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漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

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