ピラティスとヨガは似てるっぽいけど、向き不向き&どっちを選ぶ?

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2023-03-09 06:00
投稿日:2023-03-09 06:00
 皆さんは「ピラティス」をご存知ですか? 有名な「ヨガ」と比べて、まだまだ知らない人も多いかもしれませんね。でも実は最近、運動不足の改善を目的とし、ピラティスをはじめる人が増えているようなのです。
 今回はピラティスについてやヨガとの違い、どっちが自分に向いているか、その選び方をご紹介します。

筋トレでもヨガでもない…「ピラティス」ってなに?

ピラティスって何ぞや(写真:iStock)
ピラティスって何ぞや (写真:iStock)

 ピラティスは、もともと第一次世界対戦で負傷した兵士のリハビリのために、ドイツ人のジョセフ・H・ピラティス氏が独自に考案したエクササイズです。

 体の深い部分にある「インナーマッスル」を鍛えることを重視しています。そのため、インナーマッスルがしっかり動くように、胸式呼吸をしながら行うのも特徴です。

似ているけど…「ピラティス」と「ヨガ」の違いは?

 続いては、ピラティスと一見似ている「ヨガ」との違いについてチェックしていきましょう。

1. 「目的」が違う

そもそも目的が違うんです(C)コクハク
そもそも目的が違うんです (C)コクハク

 ピラティスは、負傷した兵士のリハビリのために考案されたものですが、ヨガは「悟りの境地に達するための修行」としてインドで生まれたものです。

 そのため、ピラティスは体、ヨガは精神に重きを置いて行うという違いがあります。

2. 「呼吸法」が違う

 ピラティスは、インナーマッスルを動かすため「胸式呼吸」で行いますが、ヨガは深くゆったりとした「腹式呼吸」が基本です。

 胸式呼吸をすると、交感神経が優位になるのに対して、腹式呼吸ではリラックスにつながる副交感神経が優位になります。

3. 「行う時間帯」が違う

ヨガは夜が◎(写真:iStock)
ヨガは夜が◎ (写真:iStock)

 呼吸法の違いから、ピラティスは交換神経が優位になるので興奮しやすく、夜寝る前に行うのには向いていません。活動的な日中や夕方がベストな時間帯です。

 一方、ヨガは副交感神経が優位になる呼吸法なので、体が動きやすく活動が落ち着いてくる夕方以降に行うのが良いとされています。

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