香水をつけると恋が動く!男性が好きな香り&上手なつけ方♡

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2019-06-28 06:00
投稿日:2019-06-28 06:00
 男性からふわりと香水の良い香りがした時、ちょっといいな♪って思ったことがある女性は多いはず。実は、男性も同じ。良い香りがする女性に惹かれてしまうメカニズムがあるんです。そこで今回は、香りと恋の関係について&上手な香水のつけ方を教えます!

香水で恋が動く?香りと恋の関係

香りで彼の記憶に残る(写真:iStock)
香りで彼の記憶に残る (写真:iStock)

 香水の「香り」は、恋に大きな影響を与えます。科学的にも解明されているメカニズムを知って、上手に役立てましょう。

ブルースト効果

 不意に嗅いだ香りを「懐かしい」と思ったり、ある特定の人を思い出したり、そんな経験がある方は多いでしょう。

 この現象は「ブルースト効果」と呼ばれています。五感の中でも嗅覚は、脳の中で記憶を管理する「海馬」、感情の動きを司る「扁桃」へと直に繋がっているため、他の感覚よりも記憶との繋がりが深いのです。

香水を上手に使うことであなたを思い出させることができる

 香水をつけて気になる男性と会うと、男性はあなたの香りを感じます。この香りは「記憶」となり、脳へとインプットされます。

 すると、例えば、街中であなたと同じ香水をつけている人とすれ違ったり、香水売り場であなたのつけている香水の香りを見つけただけで、男性はあなたの記憶を呼び起こします。

「誰かを思い出すことで好意を持ちやすくなる」という研究結果があるそうですが、つまり、香水などの香りで男性があなたを思い出し、好意を持ちやすくなる、ということになるんです。まさに香りが恋を動かす、ということですね。

男性が好きな香りの特徴

 一般的にはフローラル、柑橘系、石鹸の香り、など、いわゆる「女性らしい & 清涼感のある香り」を男性は好みます。ただ、注意が必要なのは、女性に人気のムスクやローズ、バニラの香りを、苦手だと感じる男性も多いこと。

 可能であれば、好きな男性がつけている香水の種類を確認しておくと、より好みの香りでアプローチすることができますね。

恋に効く!香水の正しいつけ方

手首をすり合わせるのはNG(写真:iStock)
手首をすり合わせるのはNG (写真:iStock)

 電車やエレベーターなど密室の空間で、香水がきつい人に辟易してしまったことがある方は多いでしょう。「スメハラ」なんて言葉もありますが、香水は適度に効果的につけることが大切!正しいつけ方を見てみましょう。

香水をつける前には体臭を消す

 香水は、ずっとつけたての香りではありません。つけた人の体臭と混ざる頃で、オリジナルの香りとなる、それが香水本来の楽しみ方です。

 そのため、香水をつける前に絶対しておきたいのが、体を清潔にして体臭を消しておくこと。汗の臭いと混ざると、せっかくの香水が嫌な香りになってしまう可能性もあります。また、制汗剤と併用する場合には違う場所につける、無香料のものを選ぶなどの工夫が肝心です。

香水をつけるのは会う30分〜1時間前がベスト

 つけ立ての香水は、「トップノート」と呼ばれる強い香りがします。アルコールが飛んでいないため、香水本来の香りではありません。

 オススメは、好きな人に会う30分〜1時間前につけること。3時間ほど続く「ミドルノート」と呼ばれる時間は、最も良い香水の香りがします。この時間を上手に利用して。

香水を振る & 手首で擦り合わせるのはNG

 香水を軽く振って、シュッと手首に吹きかけ擦り合わせている方は多いですが、これはNG!粒子が崩れてしまって、本来の香りが潰れてしまいます。

 つけたい部位から10〜20cmほど離れたところから、シュッとひと吹き。これがふんわりと香らせるポイントです。

つける場所は体温が太い血管が通っている場所

 香水をつける場所は、基本的に太い血管が通っている場所が良いです。なぜなら、血管周りは温度が高くてアルコールが飛びやすく、香りがしやすいから。ここで、香水をつけるオススメ部位をまとめました。

【香水をつけるオススメ部位】

・手首・肘の内側・胸・腰・膝の裏・くるぶし→◎
・耳の後ろ・首は要注意→△
・脇の下・足の裏→×

 意識したいのが、香水の香り方。上半身につけると、相手の鼻に近いことから香りをきつく感じてしまいがち。香りは下から上に香る性質があるので、下半身を含めたポイントに少量ずつまんべんなくつけることがポイントです。

 また、耳の後ろ・首はNGではありませんが、日光が当たることで肌トラブルを起こしてしまう可能性があります。肌がデリケートな方は、特に注意してください。

 絶対にNGなのは、脇の下や足の裏などの汗をかきやすい部位です。汗の臭いと混ざって嫌な香りへと変化するため、避けるようにしましょう。

適量を意識する

 一般的に、香水は1〜2プッシュが適量だと言われています。ただし、香水の適量は各ブランドによって違うため、まずはパッケージなどで確認することが大切。

 また、つけすぎには十分に注意が必要!香水は自分が思うほど強く周りに香るため、気持ち控えめにつけるくらいがちょうど良いかもしれません。

香水の香りも相性!香りを上手に恋に活かして♪

上手に“香り”と付き合って幸せな恋を(写真:iStock)
上手に“香り”と付き合って幸せな恋を (写真:iStock)

 いかがでしょうか。恋と香りって、切っても切り離せないものかもしれませんね。

 でも、「気になる男性が好む香りをつけたい!」と思うあまりに、自分があまり好まない香りをつけていては楽しくありません。

 あなたが好きな香りを男性が好きかどうかは分からない。これは仕方がないことですが、でも、これこそ「相性」だと言えるのかも?ぜひ、良い香りをふんわり纏って、上手に恋を動かしてくださいね。

孔井嘉乃
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作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

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