結婚相手に“選ばれる女”とセフレで終わる“一発屋の女”の違い

山本早織 結婚につながる恋のコンサル
更新日:2019-08-06 06:00
投稿日:2019-08-06 06:00
 元号が「令和」になった5月の婚姻数が2倍に――。厚生労働省が先日、こんな人口動態統計速報を公表しました。またこれで、いい男が売れて行ったわけです……。(涙)
 最近、女性からの相談が増え、30歳を越えた女性の婚活サポートをしているうちに、女性の中でも大切にされて結婚相手として考えてもらえる女性と、セフレで終わってしまう女性の違いが見えてきました。
 そこで、結婚につながる恋コラム第11回は、明暗がくっきりと分かれる女性の違いについてお伝えしていきます。

素敵だなと思う人に出会うも一夜限りの関係に…

選ばれる女性は何が違う?(写真:iStock)
選ばれる女性は何が違う? (写真:iStock)

 私の結婚相談所から結婚をしていった会員の1人、サキちゃん(31歳・仮名)は私と出会う前、25歳から5年間付き合った彼に振られました。

 サキちゃんは当時の彼と結婚するつもりでお付き合いをしており、彼(34歳)も「いつかは結婚を考えている」と伝えてくれていたそう。お付き合いが3年たった時、煮え切らない彼に一度別れを告げ、サキちゃんは婚活パーティーなどで婚活をしていた時期もあったようです。

 しかし、そんな日々は数カ月で終わり、結局は復縁をしました。完全に切れたのは30歳のとき。彼の方から一方的に別れを切り出されて終わったとのことでした。

 20代の1番価値の高い時期を食い物にして別れた彼に、プロとして怒りを感じながら、その後の恋愛状況を聞くと、ア然。可愛らしく、純粋に見えるサキちゃんでしたが、実際は捨てられてからの1年間、さまざまな出会いの場へ積極的に行ったようなのです。でも結局、お付き合いには至らなかったとのこと。

 素敵な人だな! と思う人に出会ってデートに誘われ、そんなつもりはないし、絶対にそういう関係にはならない、と決めていたとしても、結局は一夜限りの関係を持ってしまうことが何度かあり、このままでは元彼のことも引きずって、ちゃんとした彼氏もできないままになってしまうと感じ、私のもとに相談に来ました。

セフレで終わる女性と選ばれる女性の違いは?

そういう関係にはならないと決めていたのに…(写真:iStock)
そういう関係にはならないと決めていたのに… (写真:iStock)

 セフレで終わる女性の大きな共通点として、体を許すまでの時間が短いということが挙げられます。

 男性は、自分の市場価値よりも女性の市場価値が高いと感じると結婚を決断します。お互いにこの人が必要だと感じ、求め合った時のSEXは2人の関係の始まりの合図になりますが、知り合って1度や2度のデートで、お互いの関係性が生活の一部になっていない状態でのSEXは、男性にとって“狩り終了”の合図。

 いくら、こんなことは初めてだと言ったところで、行動が証明している以上、“初めて”だとは捉えてもらえません。さらにいうと、お互いの関係性が生活の一部になっていないので、早い段階で関係性が切れていきます。

 結婚相手として選ばれる女性は、自分の人生もしっかりとコントロール出来ていて、なおかつ男性の弱さを受け入れられる女性。そう、男性の弱さという自己開示を引き出し、そこを承認できる女性こそ、結婚相手として選ばれる女性なのです。

「プロに任せる」という近道も

出会いの方法はどんなことでもいい(写真:iStock)
出会いの方法はどんなことでもいい (写真:iStock)

 30歳を越えて抱かれるだけの女性は、どんな言い訳や代弁の言葉を並べても、その事実がある以上、価値のない女性になってしまいます。

 結婚したいという欲求に付け込む男性に流される女性は、プロに任せて婚活をするのも近道。サキちゃんは、31歳という若さもあり、2カ月で今の旦那様と出会い、5カ月目にプロポーズを受けたからです。

 本当に幸せになるには出会いの方法は、どんなことでもいいのです。大切な1人の相手に出会い、その人と幸せな毎日を送ることこそ、価値ある人生になっていくはずです。

山本早織
記事一覧
結婚につながる恋のコンサル
16歳で芸能デビュー。ヤングジャンプやマガジンなどの雑誌やドラマや舞台で活動後、24歳で引退。フラワーデザイナーとして独立し、スクールで恋愛アドバイスをしていたところ、生徒10名を結婚へ導いた。現在は結婚相談所事業と仲人BARを運営し、婚活男女を結婚へ導いている。https://saoriyamamoto.com

関連キーワード

ラブ 新着一覧


60代で月1回の性交渉は17.7%の実態 我々はいつまで現役でいられる?
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。普段からレスのつらさや...
まめ 2024-03-12 06:00 ラブ
結婚に恋愛感情はいらない説を検証 家族愛のほうが大事?
 近年、「結婚に恋愛感情はいらない」といった考え方が広まりつつあります。特に、婚活中の女性からすると、紹介された男性に短...
恋バナ調査隊 2024-03-11 06:00 ラブ
私が48歳まで処女だったワケ。30代日本人女性の3人に1人が性体験なし
 はじめまして。今回、「コクハク」で「処女」に関するコラムを書かせていただくことになった、mirae.(みれ)と申します...
mirae.(みれ) 2024-03-11 06:00 ラブ
オンラインゲームは不倫の温床? 主婦が恋愛沼にハマるワケ
 近年、オンラインゲームがきっかけで、恋愛から不倫にハマる主婦が増えています。なぜ自宅でやるはずのオンラインゲームから、...
恋バナ調査隊 2024-03-10 06:00 ラブ
資産家なのに62歳まで独男のワケ 彼女からは別居婚を打診され五里霧中
「冷酷と激情のあいだvol.185〜女性編〜」では、付き合おうという話がないままに曖昧な関係が続いてきた62歳のトシオさ...
並木まき 2024-03-09 06:00 ラブ
62歳資産家からの求婚! もう結婚しないポリシーと打算で揺れるバツ1女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-03-09 06:00 ラブ
【画像あり】大谷翔平の結婚で注目されたメジャーリーガーの美人妻たち
 2月29日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(29)の電撃結婚発表は世界を驚かせ、興奮冷めやらぬ様子が続いている...
2024-03-08 06:00 ラブ
現役ネトナン師が激白!ネットナンパのシビアな世界と人妻攻略マニュアル
 皆さんは「ネトナン師」なるものをご存じだろうか?  端的に言うと、ネット上のナンパ師だ。  近年の男女の出...
蒼井凜花 2024-03-15 10:17 ラブ
なんでも納豆がけって…夫が「バカ舌」すぎて料理作りたくない!
 家族のために手間暇かけたり、健康を考えて薄味に仕上げた料理も、夫の舌がバカ舌だと作る気がなくなりますよね(笑)。  ...
恋バナ調査隊 2024-03-08 06:00 ラブ
アラフォーが20歳年下と恋愛できるの? 占い師3人に聞いてみると…
 年下男性と恋愛する年上女性はかなり増えてきましたが、10歳以上の年の差となるとまだまだ少数派。  今回は20代男子に...
内藤みか 2024-03-07 06:00 ラブ
サバ読みした年齢で結婚は可能? いやいや、ちゃんと説明を
 大好きな彼に嫌われるのが怖くて、年齢をサバ読みしたまま付き合っているカップルたち。  でも、望んだはずの結婚の話が出...
恋バナ調査隊 2024-03-07 06:00 ラブ
今度こそダメ男に見切りをつける!事前に見抜くポイントとタイミングは?
 素敵な男性がたくさんいる一方で、女性を不幸にするダメ男もいます。でも、ダメ男の多くは、甘い言葉と巧みな会話術で女性がハ...
恋バナ調査隊 2024-03-06 06:00 ラブ
独身だと同窓会参加は気が重い? 40代の結婚は旧友がおすすめな理由3つ
 かつて苦楽を共にした仲間と再会できる「同窓会」。旧友の今を知れる楽しさもありますが、40代を過ぎても独身の人にとっては...
恋バナ調査隊 2024-03-05 06:00 ラブ
「不倫の第一歩」突然の雨、幼稚園、職場…当事者たちが振り返る瞬間5つ
 いけない恋愛だと分かっていながらも不倫に足を踏み入れてしまう男女。そもそもの出会いやきっかけはなんなのでしょうか? 不...
恋バナ調査隊 2024-03-04 06:00 ラブ
彼の“最初で最後の女”になれる♡ 結婚相手に「童貞クン」を選ぶメリット
 彼氏が童貞だと知ったらあなたはどう思いますか?「女性に慣れていないから不安」「今までの反動で結婚してから浮気しそう」な...
恋バナ調査隊 2024-03-02 06:00 ラブ
「良好だけど円満ではない」冷え切っていても妻を抱く48歳男の虚無感
「冷酷と激情のあいだvol.184〜女性編〜」では、結婚8年目を迎えた夫が「40代の女性は性欲が旺盛」と思い込んでいるこ...
並木まき 2024-03-02 06:00 ラブ