やす子の激走で「24時間テレビ」は“大成功”のはずが…若い視聴者からソッポで日テレ大慌て

更新日:2024-09-25 17:03
投稿日:2024-09-25 17:00

 今年の“好調”を受け、早々に来年度の放送を決定したといわれる「24時間テレビ」(日本テレビ系)。しかし表向きの理由に反し、その実態は決して芳しいものではなかったという。

 一部報道では今年の「24時間テレビ」は、昨年超えの視聴率(世帯平均12.5%、個人7.5%=ビデオリサーチ調べ・関東地区)を獲得したことや、番組終了時点での寄付金額が昨年を超える約4億3800万円だったことから“大成功”と報じられていたのだが、その実情は日テレ関係者が危機感を募らせる結果に終わっていたというのだ。ある制作会社プロデューサーの話。

「コア視聴率ですよ。この数字を公表していないため皆、気が付いていないんですが、コア視聴率では惨敗しているんです。現在、日テレは“視聴率3冠王獲得”という目標ではなく、コア視聴率(13~49歳の男女の視聴率)でトップになる目標を立てている。だから世帯や個人が昨年超えの視聴率を取っても実はあまり意味がないんです」

■「コア視聴率」は惨敗

 日テレを慌てさせたそのコア視聴率の結果は“ヤバい”の一言だったという。

「4.7%です。1997年に『24時間テレビ』でコア視聴率を計測し始めて以降、ワースト1位を記録してしまった。ちなみに昨年は4.8%です」(前出のプロデューサー)

 さらに日テレ関係者が気を揉むのが、今回の世帯での高視聴率の背景。

「フワちゃんがやす子をSNSで誹謗中傷したことでやす子に注目が集まり、追い風になった。それ以上に大きいのが台風の存在です。多くの視聴者が自宅にいたので、本来ならば世帯と一緒にコアももっと取らなければいけなかったんですが、コアは伸びなかった。つまり『24時間テレビ』の主な視聴者層は50歳以上のシニア層が中心で、若い視聴者からはソッポを向かれたということになります。これはスポンサー受けが非常に悪いわけです。旧ジャニーズがメインで出演しなかったことでコアが伸びなかった可能性もあり、この点は、来年以降の番組の内容に大いに課題を残した」(同前)

 問題はそれだけではないようだ。

「宮崎吾朗がデザインしたTシャツの売れ行きもよくなかった。そもそも『愛は地球を救うのか?』という自虐的で後ろ向きなメッセージでは人気が出ないのも当然でしょう。ジブリ人気を当て込んだが空振りしました」(制作関係者)

 少なくとも現段階では、来年の「24時間テレビ」では、旧ジャニーズ勢のMC起用及びジブリ頼みは中止することが既定路線だというが、問題山積の「24時間テレビ」は、果たして来年の放送を迎えられるのか。

  ◇  ◇  ◇

 24時間テレビの立役者となったやす子だが、「芸能人生命の危機」に瀕しているという。●関連記事【もっと読む】やす子「24時間テレビ」での好感度上昇は諸刃の剣…早くも“イジリにくい芸人”になる懸念…では、ゴールを達成したことで起きつつある何とも皮肉な状況について伝えている。

エンタメ 新着一覧


華原朋美“男なんて”発言でも妊活継続…気になる芸能活動は?
 すっかり“お騒がせキャラ”が定着している朋ちゃんこと歌手の華原朋美(48)。21日のブログ更新では子宮内膜の検査結果を...
オダギリジョーは香川照之代役で“低視聴率男”の倍返しなるか
 9月1日放送の「アメトーーク!」(テレビ朝日系)を見て非常にショックを受けています。  この日のテーマは「脱毛し...
ジャニーズがアクスタ販売で炎上!NEWS加藤シゲアキが生謝罪
 ジャニーズ事務所が今月開設したオンラインストア「Johnny's アクスタ Fest」がファンの間で炎上している。 ...
こじらぶ 2022-09-17 06:00 エンタメ
篠田麻里子脱落!「ママタレ」イメージを左右する夫の選び方
 ママタレント人気は「パパ」の存在が大きかった? 9月7日の「NEWSポストセブン」が元AKBでタレントの篠田麻里子(3...
岡田健史は水上恒司に改名 旧芸名アンドレ・カンドレって誰
 俳優の岡田健史が、今後、本名の水上恒司(23=みずかみ・こうし)として活動すると発表しました。急にそんなことを言われて...
ryuchellとpecoの離婚を考える2本の映画 2022.9.10(土)
 法的な夫婦関係を解消し、今後は「人生のパートナー」となることを報告したタレントのryuchell(りゅうちぇる)とpe...
ryuchellの離婚と“カミングアウト”が子の人生に与える影響は
 8月25日にタレントのryuchell(りゅうちぇる=26)が、インスタグラムで2016年に結婚した妻peco(ぺこ=...
リスナーの愛人に…ライブ配信で人生破壊が起きる女子の実態
 毎度! お世話になります。ライブ配信アプリの光と闇を見続けている「龍野ヲトシ」です。  ライブ配信って手軽だし楽...
中村獅童×初音ミク「超歌舞伎」2022参戦ルポ 2022.9.8(木)
 9月8日から、京都四條南座で劇場公演がスタートする超歌舞伎「永遠花誉功(とわのはなほまれのいさおし)」。  一足先に...
志尊淳は頼もしさ100%! チャラ男と誤解してごめんなさい
 志尊淳(27)は多くの人に誤解されているのではないでしょうか。彼の名が広く知られるようになったのは、「女子的生活」(2...
二宮「TANG」大コケ&「24時間」募金額で後輩に敗北…なぜ?
 二宮和也(39)が主演する8月11日公開の映画「TANG タング」が興行収入でコケてしまった。公開前後にテレビなどで大...
こじらぶ 2022-09-03 06:00 エンタメ
ジャニヲタは“匂わせ女”を徹底追跡!「7MEN侍」本高の相手も
 SNS上でジャニーズファンの怒りを買いやすいのが、「匂わせたがる女性」だ。先月、文春オンラインが熱愛を報じたジャニーズ...
「恋愛ごっこ」と言い張る女子 傍から見るとパパ活じゃね?
 毎度! お世話になります。ライブ配信アプリの光と闇を見続けている「龍野ヲトシ」です。  ライブ配信は、ほぼ毎日同...
“遅咲きイケボ”津田健次郎が参入!王者福山雅治と対決に期待
 イケてるボイス、イケメンボイス、略して、イケボ。長年、その座に君臨していたのが福山雅治(53)でした。  端正な...
“ポスト嵐”が失速?グループ乱立のジャニーズ戦略は吉か凶か
 バラエティー番組やドラマ、映画とジャニーズ事務所所属のタレントを見ない日はない。2019年7月にジャニー喜多川氏が逝去...
箱ティッシュ!? 残念なパパ活女子は欲しいものリストを公開
 毎度! お世話になります。ライブ配信アプリの光と闇を見続けている「龍野ヲトシ」です。  ライブ配信が日本にも浸透...