2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白
2015年から米ハワイに拠点を移し、3人の子どものママでもあるモデルの吉川ひなの(44)が、会社経営者の一般男性と離婚した。1999年に"ままごと婚"と揶揄された「SHAZNA」のIZAM(48)との7カ月間の結婚・離婚以来、2度目の離婚となる。今回は13年にわたる結婚生活を経て、3人の幼い子どもを持った大人の決断だから"本気"なのだろう。
それにしても、仲睦まじい様子だった夫妻の突然の離婚の原因は何だったのか。吉川といえば、10代の頃の"ぶっ飛びお騒がせキャラ"を脱し、今ではハワイの大自然の中でのびのびと3人の子どもの育児、子ども服やコスメブランドのプロデュースを手掛けるなど誰もが憧れるセレブリティーの代表格。最近では、2020年には30年近く所属した芸能事務所「レプロエンタテインメント」から独立し、2021年に出版した著書「Dear ママ」(幻冬舎)で自身が"宗教2世"であることを告白したことでも注目を集めた。吉川をデビュー当初から知る芸能事務所関係者がこう語る。
「元々、突飛な事ばかり口にする子でしたが、ハワイ生活の中でスピリチュアルなことにより傾倒していっていました。彼女はレプロの第一号タレントでもあって長年稼ぎ頭でした。多大な貢献をしていますから、事務所はハワイ移住はもちろん、ある程度のわがままも彼女のやる気や機嫌を損なわないように全面的に受け入れていたようです。親のことも事務所は知っていたはずですが、外部に漏れないようにここまで守ってきたんですね。私自身、彼女の本当の生い立ちを知った時には、これまでの彼女の言動の全てが彼女の虚像だったということに納得です。どこか危うさを感じる雰囲気を持っていたので。出産して、母親になって、母親を亡くして、芸能界や親という過去のしがらみから抜け出すきっかけになったのでしょう。事務所を辞めたことや、著書での告白は、人生におけるけじめでもあったのではないでしょうか」
■元夫は石元太一受刑者のブログに登場したことも
著書では、電気を止められることもしばしばあったという困窮した生活や、誕生日会、クリスマスパーティーなどの楽しみ、厳しい宗教ルールのもとで母親の言いなりだった壮絶な子ども時代をつづっている。芸能活動開始後の収入は全て親に管理されていたという。人生最大の2つのしがらみからようやく抜け出した吉川だが、今回の離婚で3つ目のしがらみを指摘する声もある。
前出の芸能事務所関係者は「この結婚は元々所属事務所も含め周囲が祝福する結婚ではありませんでした。お相手にいい評判を聞かなかったためです。もちろんメディアに対してもお相手の詳細については緘口令が敷かれました」と語る。
実際、六本木クラブ襲撃事件で2013年に逮捕されて現在服役中の石元太一受刑者(42)のブログ「反証 六本木クラブ襲撃事件~刑務所からの獄中手記~」に吉川の元夫が登場したこともある。
吉川だけでなく、元夫も過去のしがらみから逃れらなかったのか。2019年には、吉川がハワイから米本土のロサンゼルスへ引っ越したことを報告したこともあった。
「一足先に引っ越した梨花さんや、移住して長い一色紗英さんなど芸能人仲間といった先輩の多い、ロサンゼルスで心機一転を図るのかと思っていましたが、当初は日本人のいない地域に住んでいる聞いたので不思議だなと思っていました。今となっては他にやむない事情があったのでは…とも思います。でもやっぱり自然志向の強い本人にとってはハワイの方が合っていたんでしょうね」(同)
2度の離婚を経て、いよいよ吉川はこれまでの半生のしがらみを捨てることができるのか。
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人は生まれる場所を選べない。親に苦しめられた芸能人はほかにもいる。【あわせて読む】吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説…もご覧ください。
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