ひぇぇ~! 恐るべき「ドクダミ」の繁殖力、引っこ抜くのは絶対NG。罪悪感もお金もかけない除去方法は?

斑目茂美 開運花師
更新日:2025-07-02 11:57
投稿日:2025-06-04 06:00

3年かかって効果実感

 宿根草のドクダミは、冬の間は地上部の葉は消えますが春先になると芽が出てきます。芽がボチボチ目立ち始めた頃に引っこ抜きたく気持ちにもなりますが、この行為絶対NG!でござんす。

 地下茎で増えていくドクダミは、根っこを引きちぎれば引きちぎるほど先が分岐して、数日で地上部は更に倍に増えるのでございます…。

 絶大な効果がある方法は、地上部の根本をハサミで切るだけ。これを地道に続けていくと群生状態だった我が家の庭のドクダミが激減しました。まぁ、3年かかりましたが。正直、半信半疑でしてが、驚愕の成果でございます。

 地上部の根本を切られたドクダミは葉が無いため、地上部での光合成ができなくなり、やがては地下茎にも栄養が届かず、枯れていきます。ドクダミチンキを作って活用しているワタクシにとっては、我が家の庭からドクダミの白い花を拝めなくなり、嬉しくもあり寂しくもあり…。複雑な気持ちでございます。

食すドクダミ

 ドクダミを食すといわれても、日本ではせいぜい「ドクダミ茶」ぐらいしか思い当たらないのでは?

 しかーし、アジア諸国では普通に食材として活用されています。。初めてベトナムに貧乏旅行した時も、山盛り状態のハーブの盛り合わせには当然IN!ライスペーパーにはさんで生で大量摂取でございます。

 中国ではドクダミの根っこは炒め物や揚げ物などに使われておりますな。お国が変われば扱いも変わりますが、やっぱり味は変わらず通好みする独特のクセがございますよ。

購入するドクダミ

 猫店長「さぶ」率いる我が花屋。カントリー風情にも程がある神奈川の片田舎にございますが、ドクダミは当然野に勝手に生えております。

 ところが、都会ではドクダミは花屋でわざわざ買う物なのでございますよ! 花市場でも見かけた時は、「なんでー!」と思わず叫んでしまいました。

 ドクダミと一口でいっても色々ございます。八重咲のドクダミはとっても可愛いらしいビジュアル。思わず苗をいただき植えたところ、2年後にはやはり地獄を見ることに…育てるなら、地植えは絶対にやめましょう。

 鉢植えでの生育を、強くお願いいたします。

 繁殖力旺盛なドクダミは、生育をコントロールすれば美しい花を愛でることも、無料の薬としても役立ちます。

 ドクダミの白い花がアナタに安らぎを与えてくれることを…遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ〜。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


助けになりたい! 認知症の初期対応で気を付けるべきこと3つ
 親や身近な人が認知症だと診断されたら、多くの人が戸惑うでしょう。人によっては「本当に認知症なの?」と、疑いたくなるほど...
昭和のアッシーの令和版「ウーバーおじさん」の生態とは?
 古き良き昭和の時代、アッシーと呼ばれる種族が存在していました。  アッシーとは女性が移動手段=足として利用する男...
恐怖のリンパ浮腫疑惑と73歳卵巣がん患者に励まされた晩婚話
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
心身を鍛錬して精神統一…“にゃんたま”師匠に学ぶヨガ精神
 にゃんたマニアのみなさんこんにちは。毎日、快適で安定した心でお過ごしでしょうか?  きょうは、ヨガにゃんたまω師...
外見のことばかり指摘してくる男性にイケメンはいません!
 自分の見た目は、自分が一番よくわかってますよね? 「もう少し目が大きくなりたい」「小顔になりたい」「太ももが痩せた...
身も心もスッキリ♪ 楽しく踊ってストレスと運動不足を解消
 今回おすすめするアフターワークの過ごし方は「HIPHOPダンスを踊ろう!」です。週に1回でもダンスを踊れば、ストレスと...
秋の香り「金木犀」は女性の味方!エイジングケアにも期待
 9月の終わりに差しかかり「もう衣替えかぁ」なんて思い始める頃、ワタクシのお花屋さんの店先では、秋の風に乗ってどこからと...
目が腫れた時の対処法! 泣きたい夜&翌朝にできる7つのこと
 悲しいことや嫌なことがあった時、女性は思い切り泣いて消化し、次へと進んでいくもの。でも、翌朝にボコボコと目が腫れてしま...
ごはんを食べたのは誰? 空のお皿に“にゃんたま”が迷推理
 ええー! ごはんの器が空なんですけどー!  にゃんたま君専用のごはん皿が空っぽ。誰かが盗み食いしたようです。 ...
ポカンと開いたお口…閉じさせるためには何をしたらいい?
 こんにちは。小阪有花です。子どもが歩いてる時やテレビを見ている時、「うちの子ずっと口が開きっぱなしかもしれない……」と...
台湾人と日本人ママの違い…子供への対応次第で育児が楽に!
 台湾人の両親に育てられた私は、無意識に台湾式の教育法になりがちです。今回はどちらが正しい育児法かとか、どちらか正解かを...
がん日記から読み解く更年期障害「ホットフラッシュ」の脅威
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
顔の傷は男の勲章…戦う“にゃんたま”3兄弟のくつろぎタイム
 きょうは、にゃんたま3兄弟ωωωにロックオン♪♪♪  ごはんの後のくつろぎタイムにお邪魔しました。  兄ち...
別れた彼氏から連絡! 復縁ある? 残酷すぎる元カレの気持ち
 LINEにポーンといきなり「元気?」と連絡が来ることありますよね。どうでもいいオトコだったら無視かテキトーなスタンプを...
卵子凍結を行う手順 聞きなれない“ホルモン剤の投与”とは?
 日本は不妊治療の件数は世界一なのに、体外受精で赤ちゃんが産まれる確率は最下位。そんな状況を変えるために、ミレニアル世代...
楽天家の6つの特徴!人生が楽になる考え方のヒントとは?
 何かに悩んだり、困難が降りかかってきたり……、人は誰しも、うまくいかないと感じる時がありますよね。でも、そんな時、楽天...