ミセス大森元貴「あんぱん」登場で…主題歌RADWIMPS野田洋次郎“サプライズ出演”にも高まる期待

更新日:2025-08-05 17:03
投稿日:2025-08-05 17:00

 3人組バンド「Mrs.GREEN APPLE」のボーカル大森元貴(28)が、8月4日放送のNHK連続テレビ小説「あんぱん」に登場した。大森は今回が朝ドラ初出演にしてテレビドラマ初出演で、作曲家・いずみたく氏をモデルとした、いせたくや役を演じる。学ランを着た大森に、SNSでは《新鮮》《似合いすぎ》などと称賛の声があがる一方、《大森元貴の野田洋次郎化が止まらない!》《主題歌RADWIMPSなのに野田洋次郎ださないんかーい》といった指摘も出ている。

「RADWIMPS」(以下、RAD)のボーカル野田洋次郎(40)は、「あんぱん」の主題歌「賜物」の作詞・作曲を手がけている。その野田は現在、NHKで放送中のドラマ「舟を編む」で、辞書編集者である主人公・馬締光也(まじめみつや)も演じている。俳優としての野田は2020年前期の朝ドラ「エール」以来だが、ブランクは全く感じさせず、ファンが「『あんぱん』でも活躍して」と期待するのも無理はない。

 RADは05年にメジャーデビュー。社会現象となった16年公開のアニメ映画「君の名は。」の主題歌「前前前世」が大ヒットし、一躍トップバンドとして、その名が知られるようになった。

 ただ、それに伴いスキャンダルも取り上げられるように。13年に吉高由里子(37)との熱愛を「週刊女性」に報じられ、その半年後に「FRIDAY」に大喧嘩の一部始終が写真に撮られた。20年7月には、当時のツイッターに《大谷翔平選手や藤井聡太棋士や芦田愛菜さんみたいなお化け遺伝子を持つ人たちの配偶者はもう国家プロジェクトとして国が専門家を集めて国が専門家を集めて選定すべき》と投稿し、これが優生思想ではないかと批判を浴びた。

■危うい言動があってもNHKの“お気に入り”

「危うい言動があっても、NHKが野田を積極的に起用し続けるのは、才能を高く評価しているからでしょう。アーティストとしての野田は非常に繊細で、テーマに沿った音楽をしっかり作り上げる能力はピカイチ。野田のことを知り尽くす大ファンがNHK内部にいるのか、野田もそのオファーをいつも快く引き受けるような“蜜月”関係にあるようです」(NHK制作関係者)

 ミセスに関しても「コロンブス」のミュージックビデオが植民地時代の抑圧や差別を肯定するような内容だと批判を浴びたり、屋外ライブの騒音騒動があった。それでも、NHKは特に反応していない。

 ライター・編集者の速水健朗氏がXに、《「あんぱん」で野田洋次郎が(中略)サプライズ出演する可能性はありそう。たかしの担当編集者役とか》と投稿するなど、一部で野田の「あんぱん」出演への期待も高まっている。NHKは果たして野田出演のサプライズを用意しているのか。

  ◇  ◇  ◇

 野田とミセス大森は“炎上”で被る部分もある。【関連記事】に並んだ「過去の炎上」もあわせて読みたい。

エンタメ 新着一覧


朝ドラ史上、いやテレビ史上に残る名判決シーン。「政治の貧困」の言葉が胸に突き刺さる
 昭和38年6月、桂場(松山ケンイチ)は最高裁判事のひとりに任命される。  竹もとで修業に励む梅子(平岩紙)、そし...
桧山珠美 2024-09-07 06:00 エンタメ
夕飯のカレーで描いた星家の“遠慮のない家族”への変化。入山法子の名場面を振り返り
 昭和37年1月、「原爆裁判」の原告のひとり、吉田ミキ(入山法子)が法廷に立つことを承諾。広島から上京してきたミキを、原...
桧山珠美 2024-09-05 17:30 エンタメ
虎に翼の脚本は朝ドラ特有の“中だるみ”なし!塚地出演「あさイチ」との連携プレイにも救われた
 昭和34年、優未(毎田暖乃)は高校1年生に。直明(三山凌輝)と玲美(菊池和澄)の間に子供が産まれ、猪爪家はますますにぎ...
桧山珠美 2024-09-02 17:30 エンタメ
東出昌大“狩猟系イケメン”面目躍如。通り過ぎていった女性たちは何を思う
 期待に応える男、東出昌大(36)がまたまたやってくれました。今度は“デキ婚”ですって。いつかやってくれるだろうとは思っ...
第110回感動のラストシーン! 余貴美子演じる百合さんの“ある台詞”がとっても可愛かった
 寅子(伊藤沙莉)たちとの同居がつらいと本心を語り、家を出ようとするのどか(尾碕真花)。そんな彼女に、優未(毎田暖乃)は...
桧山珠美 2024-08-31 06:00 エンタメ
【写真特集】10年前の初々しい東出昌大。オールバック、ナチュラル、横流し…髪型3変化
【この写真の本文に戻る⇒】杏との離婚から4年、東出昌大“デキ再婚”で話題の養育費問題。子のために前妻が即やるべき事【弁護...
虎に翼108回目でお見事だった2つのシーン。世の中の“普通人”の理不尽な思いを代弁させた
 稲垣(松川尚瑠輝)と小橋(名村辰)にも手伝ってもらい、裁判所で中学生向けの法律の勉強会を開いた寅子(伊藤沙莉)。だが話...
桧山珠美 2024-08-28 17:15 エンタメ
松本人志はいまや「憧れの芸人」ではない。若手芸人が話す3つの理由
「生きるお笑い界の伝説」ことダウンタウン松本。還暦を迎えた今も大人気の冠番組を複数抱え、お笑い界で最も大きな発言権を誇る...
帽子田 2024-08-28 09:38 エンタメ
なんて賢い子!“星家イチのオトナ”が優未だった件。27日あさイチに“料理男子”井上祐貴が降臨
 寅子(伊藤沙莉)と優未(毎田暖乃)は星家で暮らし始めるが、航一(岡田将生)の長男・朋一(井上祐貴)、長女・のどか(尾碕...
桧山珠美 2024-08-26 17:35 エンタメ
木戸大聖が世間に見つかってしまった!月9「海のはじまり」スピンオフでファン急増中
 めめ(目黒蓮)の体調不良が心配でなりません。現在、フジテレビ系月9「海のはじまり」に主演していますが、Snow Man...
平手友梨奈がHYBEと契約終了、2度目の退所で訪れる転機。神童が“本物”に返り咲く日
 平手友梨奈(23)が今月8日、韓国の大手芸能事務所「HYBE」日本本社のレーベル「NAECO」との専属契約を終了した。...
こじらぶ 2024-08-24 06:00 エンタメ
寅子の「心が躍るような」結婚式。放送残り1カ月ちょっと、NHKにスピンオフで描いてほしいこと
 お互いそれぞれの名字を名乗ったうえで、「夫婦のようなもの」になることを決めた寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)。猪爪家...
桧山珠美 2024-08-24 06:00 エンタメ
なぜ田中みな実は「いらん一言」を放つのか。女優ヅラ発言の真意を考察
 放送中のドラマ『ギークス〜警察署の変人たち〜』(フジテレビ系)にて、3人の主要キャラのうちの1人に抜擢されている田中み...
堺屋大地 2024-08-23 06:00 エンタメ
【写真特集】女子アナ時代、初々しい浴衣姿の田中みな実
【この写真の本文に戻る⇒】 なぜ田中みな実は「いらん一言」を放つのか。女優ヅラ発言の真意を考察
航一は本当に明治生まれなのか?「夫のようなもの」を許容できる男に疑惑
 航一(岡田将生)から、そこまで悩むのなら結婚をやめようと告げられた寅子(伊藤沙莉)。それは婚姻届を出す結婚をやめようと...
桧山珠美 2024-08-24 00:23 エンタメ
『ラヴィット!』に疑問の声。違和感たっぷりでもギャル曽根の「超ギャルル」を推すワケ
「日本でいちばん明るい朝番組」をコンセプトに、平日の朝に笑いと情報を届けている人気番組『ラヴィット!』(TBS系)。 ...