今田美桜が"あんぱん疲れ"で目黒蓮の二の舞いになる懸念…超過酷な朝ドラヒロインのスケジュール

更新日:2025-11-01 17:03
投稿日:2025-11-01 17:00

 今田美桜(28)が、ファンたちとの貴重な交流の機会である「今田美桜スペシャルイベント2025」の、突然の延期を先日発表した。

 11月24日に開催を予定していたファンクラブ会員限定の今回のイベントは、昨年6月末に福岡、同年7月6日に東京で開催されて以来のもので、再会を楽しみに待っていたファンにとっては残念極まりないのは間違いないだろう。

 延期の理由を所属事務所は、“他の仕事との兼ね合いで日程調整が必要になった”と説明。一部で囁かれている“健康不安説”を一蹴した。

 しかし、今年の今田の活躍ぶりを振り返ると、ファンに健康不安説を抱かせてもおかしくないのが現実だろう。準備期間も含めると、1年近い拘束期間を要したNHK朝の連続テレビ小説「あんぱん」の放送終了直前には、アンバサダーに就任した「東京2025世界陸上」で、選手たちの取材や競技を、国立競技場の現場から酷暑の中でTBS系の生放送で伝えた。

 ところが終盤戦に入った9月18日、今田が何の予告もなく、欠席の理由も説明されず、突如番組MCから消えたことで、SNSでは「何があったんだ?」とか「織田裕二のテンションの高さについていけなくなったのか?」などとさまざまな疑問と臆測が飛び交った。

 実際、テレビに映っていない時や本番前には、うつろな目で大会資料に目を通す今田の姿も目撃されていて、「感情がなくただうなずいているだけに見える」「置物みたい」といった視聴者の指摘も相次いだ。これについて、芸能関係者の多くは“朝ドラヒロイン疲れ”も一因ではないかとみている。

■堀北真希や貫地谷しほりが漏らした本音

「『梅ちゃん先生』の堀北真希(37)は“お芝居の挑戦というよりは、スケジュールに対する挑戦でした”と、朝ドラヒロインを務めた本音を漏らしていましたし、『ちりとてちん』の貫地谷しほり(39)も“収録中はずっと睡眠時間は2時間だった”と言っています。それぐらい朝ドラヒロインを演じることは体力的に過酷なものなのです。中には全く平気な女優もいますが、撮了後は半年程度の休養期間を設けるのが、理想的なマネジメントと言えるような気がします」(ベテラン芸能マネジャー)

 しかし、今田のスケジュールを確認すると、休息を取るどころか、年末に向けてますます過酷になっていくことが分かる。

 ファンクラブイベントを延期させた情報解禁前の作品の撮影の後には、12月24日公開予定の「映画ラストマン-FIRST LOVE-」(松竹)のプロモーションのためのスケジュールが入ってくるし、大晦日には「第76回NHK紅白歌合戦」の司会という大役がある。

 そんな今田に、「わたしの幸せな結婚」「劇場版トリリオンゲーム」(ともに東宝)で共演したSnow Manの目黒蓮(28)の二の舞いにならなければいいが……と心配する関係者もいる。昨年目黒は、あまりの忙しさに体調を崩し活動を休止、収録できなかった主演ドラマ「海のはじまり」(フジテレビ系)の第9話を1週遅れにしている。

 大晦日まで精いっぱい走り抜けたら、今田にはその後はゆっくり休養を取って欲しいと切に思う。

(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)

  ◇  ◇  ◇

 今年の世界陸上に出演する今田美桜に、かつてのアイドルと似ているとする声が上がっていた。関連記事【もっと読む】世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性…では、中森明菜との相似性について伝えている。

エンタメ 新着一覧


島崎遥香31歳、40代を迎えても「幸せの更新」方法は変わらない。カテゴライズせず“ぱるる”として生きていく
 昨年、初めての著書『ぱるるのおひとりさま論』(大和書房)を出版するなど、このところ「ひとりが好き」「結婚願望はナシ」と...
望月ふみ 2025-08-14 11:45 エンタメ
ドラマ『しあわせな結婚』の奇妙な違和感。松たか子らの“ちぐはぐさ”は計算どおりなのか?
『光る君へ』『ふたりっ子』『大恋愛』などで知られるベテラン脚本家・大石静さんの完全オリジナル作品として、夏ドラマの中でも...
「あんぱん」六原永輔=永六輔の“言葉”に違和感が…。いせたくや(大森元貴)らの記憶力も凄すぎる
 のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)は互いに隠していたことを打ち明け、新たに前を向く。それから7年の歳月が流れ――、未だ漫...
桧山珠美 2025-08-13 18:06 エンタメ
【芸能クイズ】ヒントは有名コンビ!「佐藤嘉彦・粋子」が本名な芸人は誰でしょう?
 テレビやネットでふと耳にした、あのひとこと。記憶の片隅に残る発言の背景には、ちょっとした物語があるのかも?  ネ...
空前のオカルトブーム! 大人も楽しめる「夏のホラーアニメ」3選。平成の“トラウマ級”作品が令和にリメイク
 近年、小説や映画を中心に巻き起こっているホラーブーム。Web記事から単行本化された小説を原作とし大ヒット映画となった「...
ヒカキンは本当に“聖人”だったのか? 炎上騒動で見えたトップYouTuberの人間くささ
 日本を代表するYouTuber・HIKAKIN(以下、ヒカキン)が、パクリ動画を公開したことで炎上しました。  ...
堺屋大地 2025-08-14 10:37 エンタメ
「あんぱん」のぶの不器用設定はどこへ? ボツ原稿を持ち歩く嵩…まだまだあるクエスチョン
 独立した嵩(北村匠海)は独創漫画派という集団に所属し、そこで割り振られた仕事をこなしていた。だが、決して順調とは言えな...
桧山珠美 2025-08-11 17:03 エンタメ
キンプリ岩橋玄樹、A.B.C-Z戸塚祥太ら夏の深夜ドラマ、極上イケメン4選。“フェミ男”の二世息子も俳優デビュー
 常夏の国、ジャパン 日本列島沸騰中です! 連日、熱中症警戒アラートが発令し、無駄な外出はしないようにと呼びかけます。コ...
1位の道枝駿佑を抜いた!2025年上半期「国宝級イケメン」を検索数でランキング。最も調べられた日の出来事は
 7月15日、「ViVi国宝級イケメンランキング 2025年上半期」(以下、「ViViランキング」)が発表されました。N...
こじらぶ 2025-08-10 11:45 エンタメ
「あんぱん」手嶌治虫(眞栄田郷敦)と運命の出会い…だけど。“靴紐”シーンは何かの伏線なの?
 嵩(北村匠海)はカフェで打ち合わせをしていた手嶌治虫(眞栄田郷敦)に声をかけられる。いたたまれない気持ちで会社に戻った...
桧山珠美 2025-08-09 10:38 エンタメ
山田裕貴、“気持ち”を考え続けて撮影に挑んだ。W主演の堤真一に「恥ずかしくて聞けないこと」とは?
 太平洋戦争末期の沖縄で、アメリカ軍に追い詰められて木の上に身を潜めた日本兵が、終戦を知らないまま2年間にわたって潜伏生...
望月ふみ 2025-08-08 11:45 エンタメ
「あんぱん」健太郎(高橋文哉)闇市→ディレクターへ謎すぎる大出世。スピンオフに期待していい?
 嵩(北村匠海)の漫画が入選し、大喜びののぶ(今田美桜)。嵩はのぶの笑顔がうれしくてたまらない。そんな中、蘭子(河合優実...
桧山珠美 2025-08-05 16:53 エンタメ
お受験界隈が「神回」と絶賛。藤本美貴、澤部ら芸能人はなぜ私立を目指す?『しくじり先生』で語られた“二世”息子の壮絶エピソード
 実業家の岸谷蘭丸(24)さんが7月25日深夜に放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(ABEMA・テレビ朝日...
「あんぱん」ミセス大森、キター!! 誰もが知る名曲がどう生まれるのか? のぶのパヤパヤ感はちょっと不安
 のぶ(今田美桜)は鉄子(戸田恵子)の秘書として多忙な日々を送っていた。嵩(北村匠海)も三星百貨店の宣伝部で一目置かれる...
桧山珠美 2025-08-04 21:25 エンタメ
高野洸は同郷の大スター“藤井フミヤ”を追いかけたい。実は過去2回の紅白出場、3度目を目指す目標とは
 ミュージカル『刀剣乱舞』の主演や、近年では帝国劇場での舞台『キングダム』主演など、舞台を中心に、歌手やダンサー、俳優と...
望月ふみ 2025-08-05 12:03 エンタメ
「あんぱん」嵩(北村匠海)初めてのチュウ、少しズレてなかった? 2人の“長屋生活”でいろいろ気になる点も
 朝田家、柳井家の女性陣が集結し、のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)の結婚のお祝い会が開かれる。にぎやかに宴会が進む中、お...
桧山珠美 2025-08-02 13:13 エンタメ