フラストレーションがたまった時の発散法
――宮沢さん自身も言葉として出すのが苦手とのことですが、ご自身のフラストレーションがたまってきたときには、どうやって発散しているのでしょう。
みなさんがやっていることと変わりませんよ。友達と飲みに行ったりとか、それが無理なときは近所に散歩に行ったりします。いろんな家や建物を見るのが好きなんです。この家の窓がいいなとか。
見ながら、自分の理想の家を想像したりすると、イライラしていたこともちょっとずつ忘れたり、落ち着いていきます。家でじっとしているより、散歩したり誰かと話したりする時間を作っています。
――予算など現実面は度外視で、もし理想の家を建てられるなら、どんな家がいいですか?
玄関があって庭があって、大きなガレージがある。コンクリートではなくて、ちょっとスペイン風というか、レンガやクレイを使ったような自然色を感じる家がいいですね。植物とか花があったり。
僕は出身がカリフォルニアのサンフランシスコで、スペインやメキシカンの家が多かったんです。ヤシの木があったりして。なので、そういった雰囲気で、乾燥している地域の植物とかも置けたら素敵だなと想像します。
勧められたもので作るのも、いい変化になる
――散歩のときに、新しく始めたことなどはありますか?
野菜や魚を専門店で買うようになりました。これまではスーパーに行って、すべて完結させていたのですが、野菜やフルーツは八百屋で、肉は肉屋、魚は魚屋でと、それぞれの店で食材を集めるようにしています。
――誰かからの影響ですか?
子どものときは、地元の商店街でそうやって買っていたんです。でも実家を出て一人暮らしを始めたころから、スーパーに行くようになっていたのを、30歳もすぎてもうちょっと自分の普段の生活に豊かさをと考えたとき、子どもの頃はひとつひとつ足を運んで選んでいたなと。
店に行って予定していたものがなくても、替わりに旬のものを勧めてもらえる。人から勧められたもので食事を作るのも、自分へのいい変化になるんじゃないかなと感じています。
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