ダブル不倫の果てに…浮気相手の暴走に苦慮する男性の言い分

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-10-24 07:49
投稿日:2020-10-24 06:00
「冷酷と激情のあいだvol.18〜女性編〜」では、ダブル不倫の相手と再婚をしたくて夫に離婚を切り出した女性・Wさんの心情をご紹介しました。
 では、Wさんの不倫相手であるOさんは、今の状況をどう捉えているのでしょうか。

コロナが変えた二人の関係

どうせ「離婚しろ」LINEなんだろうな…(写真:iStock)
どうせ「離婚しろ」LINEなんだろうな… (写真:iStock)

「Wのことは好きですけど、最近は会話をすれば、『離婚、離婚』とそればかりで少々ウンザリしています……。

 付き合いが始まったときは、お互いに身体だけの割り切った関係だったはずなんですけど、コロナ社会になってからWの様子がおかしくて……。

 確かに、過去には僕も『今の妻とは、将来的には離婚すると思う』と話していましたけど、それはWの存在はまったく関係のない話なんですよ」

 コロナ禍の影響で、以前ほど気軽に逢瀬を楽しめなくなっている今は、Wさんとの連絡は主にLINEだというOさん。

 しかし、毎日のように「いつ離婚するの?」と書かれたLINEが……。

「なんて返事をすべきか困り、既読のまま放置していると『私のこと、どう思ってるの?』『本当に、私と一緒に暮らしたいと考えてる?』といった重い質問が届きます。

 それで、なんとかしてなだめようと思って『愛しているのはWだけ』『もちろん一緒に暮らしたいよ』と返事を送っていますが……。もうWも30代後半だし、家庭を持っている大人の女性なら、こっちの本心も察してもらいたいですよ。

 それで最近はずっとWがそんなテンションで押してくるので、どうしたものかと思っていたんですけど、この前、Wが旦那さんに離婚を切り出したと知り、本気で困っています」

 最近では画面を開くのも億劫に感じるのだとか。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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