ニキビには保冷剤が効果的?おすすめケア&NGケアをご紹介♪

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2020-11-14 06:27
投稿日:2020-11-14 06:00
 ニキビができるとメイクでもなかなか隠せないし、すごく憂鬱になりますよね……。そんなニキビは、「保冷剤で冷やすと治る」なんて噂もあります。冷やすだけで治るなら嬉しいですが、果たして本当なのでしょうか? そこで今回は、ニキビケアにまつわる噂の真相や、おすすめケア&NGケアまでをご紹介します!

保冷剤? 温かいタオル…? ニキビケアにまつわる噂の真相!

ニキビにまつわる噂を検証(写真:iStock)
ニキビにまつわる噂を検証 (写真:iStock)

 まずは、ニキビケアに関してネットで囁かれている噂の真相をチェックしてみましょう!

「ニキビを保冷剤で冷やすと効果的」って本当?

 ニキビを保冷剤で冷やす方法は、ニキビの種類によって効果が異なります。白ニキビや黒ニキビに関しては効果がないそうですが、炎症中の赤ニキビは正しいやり方で冷やすことで、一時的に赤みやかゆみ、腫れを和らげることができるようです。(赤ニキビを冷やすケア方法は、後ほど詳しくご紹介します)

「ニキビには温かいタオルを当てると良い」って本当?

 温かいタオルを当てる肌ケアは、毛穴の詰まりや黒ずみには効果的なようです。ただし、ニキビや吹き出物ができている時には、行わないのが正解。温かいタオルがニキビや吹き出物への刺激となって、炎症を促進させてしまうことがあります。

 ただし、ニキビがない時のケアとしては取り入れてみても良いかもしれません。毛穴詰まりの予防になり、ニキビを未然に防ぐことにもつながるでしょう。

「ニキビをアルコール消毒すると効果的」って本当?

 多くのニキビケア商品には、「殺菌効果」がある成分が使用されています。このことから、「アルコール消毒をしてもニキビに効果があるのではないか?」と考える人もいるようですが、答えはNO!

 そもそも消毒用アルコールというのは、掃除や医療でも使われるほど高い殺菌作用を持っています。そのため、肌に対しては非常に刺激が強すぎるため、ニキビができている時に使うのは逆効果になってしまうのです。

 また、ニキビの原因菌であるアクネ菌は、本来、肌の健康を守る常在菌。「増えすぎること」が、問題なのです。殺菌を中心に考えるよりも、詰まりにくい毛穴を作ることを大切にするほうが健康的な肌への近道ですよ。

ニキビに効果的♡ おすすめケア方法をご紹介!

保冷剤や氷でのケアは清潔第一(写真:iStock)
保冷剤や氷でのケアは清潔第一 (写真:iStock)

 続いては、ニキビのおすすめケア方法をご紹介しましょう!

1. 「赤ニキビ」は保冷剤で炎症を鎮静化

 真っ赤に腫れて痛い赤ニキビをケアしたいなら、保冷剤や氷を使って少し冷やすのがおすすめです。

 やり方は簡単!清潔なタオルやティッシュを用意して保冷剤や氷を包み、ニキビ部分に20〜30秒程度当てるだけです。1日数回行うと、炎症やかゆみ、腫れが一時的に治ります。ただし、冷やし過ぎや、不衛生なタオルを使うと悪化させてしまう可能性があるため、気をつけてくださいね。

2. 「赤ニキビ」は殺菌効果のある化粧水でローションパック

 殺菌効果のある化粧水でのローションパックも、赤ニキビのケアには効果的です。清潔なコットンに、たっぷりの化粧水を染み込ませて2分ほどおきます。乾燥する前に、コットンを剥がしましょう。

 コットンは繊維が柔らかく、ニキビに刺激にならないものを選んでくださいね。

3. 「白ニキビ」「黒ニキビ」は抗酸化作用のあるアイテムでケア

 炎症する前の白ニキビや黒ニキビは、毛穴に詰まった皮脂が酸化してしまった状態。このタイプのニキビには、抗酸化作用のあるビタミンC誘導体やビタミンE誘導体配合のアイテムでケアするのがおすすめです。

 注意したいのは、保湿ケア。オイルやグリセリンなど保湿効果が高い成分は、ニキビ肌にはトラブルの引き金となってしまうかも……。ニキビができづらい処方となっている、「ノンコメドジェニックテスト済み」と、記載されているものを選ぶと良いですよ。

気をつけたい! ニキビ肌のNGケアをチェック!

保湿はしっかりと!(写真:iStock)
保湿はしっかりと! (写真:iStock)

 最後に、ニキビ肌を治したいなら避けるべきNGケアをチェックしておきましょう。

NGケア1. 保湿をしない

 ニキビには、「油分は良くない」というイメージがありますよね。そのため、ニキビができると保湿ケアをするのをやめたくなりますが、これはNGケアです。肌は乾燥してしまうと、バリア機能が低下したり、皮脂を補おうとして過剰な皮脂分泌につながったりしてしまうんです。ニキビケア用のアイテムを使って、保湿は丁寧に行いましょう。

NGケア2. 皮脂や菌を取り除こうとゴシゴシ洗顔する

 洗顔って、ゴシゴシこすったほうが皮脂やアクネ菌を洗い流せそうな気がしてしまいますよね。でも、実はふわふわの泡を転がすように優しく洗うほうが効果的なのです。

 ニキビに刺激を与えないように、また皮脂を取り過ぎてしまわないように、肌に触れずに泡だけで洗うことを心がけましょう。

【あわせて読みたい】“こすらない洗顔”が大人気! でも…毛穴汚れって取れるの?

ニキビは正しくケアして健康的な肌になろう♡

美肌で秋を楽しもう♡(写真:iStock)
美肌で秋を楽しもう♡ (写真:iStock)

 インターネットで検索すると、いろいろなニキビケア方法が出てきますよね。効果的なように思えても、まずはそのケアが正しいかどうかしっかり調べてみましょう。中には、ニキビを悪化させてしまう方法もあるので、要注意! ぜひ、正しいケア方法を知って、健康的で滑らかな肌を取り戻してくださいね!

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

ビューティー 新着一覧


10回分191円の激安!SHEINの「眉毛ステッカー」張るだけで美眉なるか
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
眉毛の形、古いです! 20代女が思うアラフォー女の老け見え残念眉メイク
 眉毛メイクは時代によって流行が変わりやすいですよね。当時は流行していて老け見えを感じさせないメイクでも、今だと...
バレッタで留めてたのに鏡見たら、落ち武者!落ちない方法とアレンジテク
 最近、ヘアアクセサリーでバレッタを使うアレンジが流行していますね。でも、実際にバレッタを使ってみると、すぐに落ちてきた...
目尻のシワは隠しすな!隠れたモテポイント♡男性が「可愛い」と思うワケ
 女性の肌悩みの一つ、目尻のシワ。でも、実は目尻のシワは意外と男性ウケがいいのをご存知でしたか?  今回は目尻のシワが...
美的3月号“完売ポーチ”実力は?コスメデコルテの美容液はありがたすぎる
 3月号の美容雑誌は豪華付録だらけ。  MAQUIA3月号通常版は現品サイズの「リリミュウ 春色リップパピーレッド...
「髪の毛の分け目」どっちにする問題 意外と知らない似合うほうの決め方
 毎朝、髪の毛をスタイリングする時に「左右、どっちの分け目にしたらいいんだろう?」と困ることがありますよね。実際には、な...
美肌の40女性に聞いた!加齢の鼻の周りの赤み対策に“ちょい足し”3品
 年齢サインが出るのは鼻の周りの赤みだよねーー。20歳の頃にアルバイト先のお姉様にそう言われてから、早10年。鼻の周りの...
おなかが鳴るの恥ずかしい!【専門家監修】ギュルギュル音を止める対策
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
20代男性の声に震撼! アラフォーのドン引きメイクにご用心
 アラフォー女性の皆さん! 20代男性を侮ってはいけませんよ。  彼らはアラフォー女性のメイクをこっそり観...
ポーチ忘れた!セブンに駆け込む→眉ペンシルだけで美眉は描けるのか
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
予算10万円、もち自腹!韓国美容旅で念願のリジュラン、水玉リフトetc.
 こんにちは! 「旅する複業家」の林知佳です。「韓国の美容医療は最強だ!」とは有名なお話ですが、2泊3日で顔面に“課金”...
「ちらほら白髪」ぐらいなら染めないがいい? 賢く簡単に隠す4つの方法
 30代を超えると「ちらほら白髪」が出てくるようになります。やはり、髪の毛に白髪があるかないかは、見た目年齢に大きな影響...
肩~頭皮までガチガチ【専門家監修】肩こり解放メソッドでもう悩まない
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
年齢はここに出る! 40代女性が気を付けたい「老け見えポイント」4つ
 最近では、昔に比べて年齢よりとても若く見える人が増えていますよね! 特に40代では差が出やすく、同じ年齢でもおしゃれで...
アイシャドウのパレットは“捨て色”覚悟で!今すぐできる垢抜けアイメイク
 アイメイクは大体いつも同じパターンになっていませんか?  目元は顔の印象を左右する大事なパーツ。アイメイ...
半信半疑なSHEINの美容グッズ…歯のホワイトニングシートで白くなる?
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...