俳優・歌手の星野源(40)と女優の新垣結衣(32)の「逃げ恥婚フィーバー」が続く中、妙な声も上がっている。
2021年5月19日の結婚発表後、あるツイッターアカウントは「どん兵衛のCM、星野源の相手は今の今までガッキーだと思ってた」と何やら落ち着かない様子。また、別のアカウントも「今日までどんぎつねさんは新垣結衣さんだと思ってた」と、やはり新垣の名前と併せて女優の吉岡里帆(28)の名前を挙げつつ、困惑している様子なのだ。
同様の声がネットで上がり続けたためか、一部メディアがこれらの声を拾って記事化。すると「わたしも!!! ガッキーだと思ってた!!!」といった、やはり勘違いをしていたとする人々がそのニュースを引用しつつ、続々と驚きの声をツイートしたのだった。
日清「どん兵衛」のCMには、2017年5月から吉岡が「どんぎつね」役で出演。キツネのコスプレをした吉岡演じるどんぎつねが、独身と思しき男性(星野)の元に現れ、共同生活を始めるというストーリーで、このCMはシリーズ化されて現在も放送中だ。
ツイートの中には、「間違ってたの私だけじゃなかった~笑 よかったぁ」と安堵感するつぶやきもあり、どうやら、「どん兵衛のCMに出ている女性芸能人が新垣結衣だと思っていた視聴者」は水面下に相当数いるようだ。
大多数の視聴者からしてみれば一笑に付すような勘違いだが、その原因と考えられなくもない「関係性」が吉岡と新垣にはあった。
吉岡が「どん兵衛」のCMに出始める5カ月前、16年12月までTBS系で放送されていたのが、新垣と星野が共演したドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」だった。そのため、「どんぎつねが最初出たころ、逃げ恥のせいで新垣結衣さんだと思ってた」と、当初は間違えていたとする声も上がっている。
また、新垣が20年7月まで「チキンラーメン」のCMに出演していたことも無関係ではなさそうだ。発売元は「どん兵衛」と同じ日清。つまり、吉岡と新垣が星野を介して、あるいは日清を介して、視聴者の脳内で新垣と吉岡が「融合」し、その結果、より印象が強いと思われる新垣が勝ってしまっていたということになるのではないだろうか。
つまり、吉岡はこのCMに出演するたびに新垣に間違えられており、人気を吸い取られていた可能性もある。実際、吉岡が出演したドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(18年放送=フジテレビ系)は、その視聴率について「打ち切りの危機」などとメディアに叩かれたほか、21年4月22日に放送が始まった「レンアイ漫画家」(フジテレビ系)も、いまだ低空飛行から抜け出せない状況だ。
とかく、吉岡が「伸び悩んでいる」と指摘される一因がこんなところにもあったとしたら。新垣の結婚を機に、吉岡にもきちんと票が入るようになるかもしれない。
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