岡田健史改め「水上恒司」急にそんなこと言われても…
俳優の岡田健史が、今後、本名の水上恒司(23=みずかみ・こうし)として活動すると発表しました。急にそんなことを言われても……と戸惑う人も多いのでは。私自身、岡田健史を愛してきただけに、これまでと同じように果たして水上恒司を愛せるものか。まだまだ自信がありません。
たかが芸名、されど芸名……。思えばこれまでにも改名する有名人はたくさんいました。自分の心をいったん落ち着かせるためにも、過去を遡ってその歴史を遡ることにしましょう。
槍魔栗三助→生瀬勝久、アンドレ・カンドレ→井上陽水
これまででもっとも衝撃的だったのはやっぱり生瀬勝久です。学生演劇華やかしき頃、関西ではおなじみの劇団「そとばこまち」の4代目座長で、初期の「探偵!ナイトスクープ」(朝日放送)では探偵のひとりとして活躍していました。
当時の芸名は槍魔栗三助(やりまくり・さんすけ)でした。それが、NHK朝ドラ「純ちゃんの応援歌」に出演する際、NHKにふさわしくないということで本名の生瀬勝久に改名。
その後、しばらくは両方使い分けていましたが、気がつけば槍魔栗三助を封印して生瀬勝久に。今の活躍を思えば、封印してよかったのではないでしょうか。
「カンドレ・マンドレ」でデビューしたアンドレ・カンドレ
実は衝撃度だけでいえば、超弩級の大御所がいます。それは、「おげんきですか~」の井上陽水です。
彼が「アンドレ・カンドレ」としてデビューしたのは知る人ぞ知る話。私もさすがにリアルタイムではありませんが、ラジオの深夜放送で誰かが喋っていたのを聞いて、驚いたものです。
しかもデビュー曲が「カンドレ・マンドレ」って、どんだけ~ですね。
プチ整形ならぬ芸名プチ修正する俳優たち
ラビット関根が関根勤に、キッチュが松尾貴史になった時も違和感しかありませんでした。あれからもう何十年も経つのに、いまだに、ラビット関根、キッチュ、と呼んでしまいそうになります。
その流れでいいますと、ほっしゃん。も、星田英利になっても、やっぱり、ほっしゃん。ですよね。藤岡弘に「、」がついて藤岡弘、になったり、西村雅彦が西村まさ彦になったり、サンプラザ中野がサンプラザ中野くんになったりと、プチ整形ならぬ芸名をプチ修正する俳優もいたりしますから、油断がなりません。
まるで出世魚! EITA→瑛太→永山瑛太
と、ここからは、本来の趣旨に戻り、イケメン改名俳優を。
まずは永山瑛太。モデル時代からEITA名義で活動。2001年「さよなら、小津先生」の生徒役でデビューした際も、その後の「ランチの女王」に妻夫木聡の友人役として出てきた時も、EITAでした。その後、瑛太に。
そして、2020年、令和の改元に合わせて、本名の永山瑛太に。EITA→瑛太→永山瑛太と、まるで出世魚のようですね。
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