人気ファッション誌「nicola」のメンズモデルだった
「nicola(二コラ)」(新潮社)といえば女子小・中学生に人気のファッション誌ということで何かと話題になった時期がありました。
若手女優の登竜門などとも言われ、蒼井優や藤田ニコル、能年玲奈(現のん)、川口春奈、新垣結衣、池田エライザ、飯豊まりえ、永野芽郁……らがいわゆるニコモ出身、そうそうたるメンバーですね。
「家政婦のミタ」が“出世作”だけど…
中川大志といえば、一般には「家政婦のミタ」(日本テレビ系)でミタさん(松嶋菜々子)が入り込む家庭の長男を演じていたことが有名ですが、その前には「nicola」のメンモ(メンズモデル)をしていたこともあるとか。
リカちゃん人形のボーイフレンドのようなものでしょうか。リカちゃんのボーイフレンドといえば、初代わたるくんにはじまって、マサトくん、イサムくん、かけるくん、レンくんときて、現在は6代目のはるとくん。
11歳にして6人とはなかなかのやり手です。永遠の小学5年生リカちゃんの若さの秘訣はやはりイケメンということですね。あやかりたいものです。
「オールドルーキー」と「鎌倉殿の13人」に出演
それはさておき、中川大志くんです。綾野剛主演夏ドラマ「オールドルーキー」(TBS系)では、綾野演じる新町亮太郎が働くことになるスポーツマネージメント会社「ビクトリー」で、元人気サッカー選手だった新町をリスペクトするサッカー好きの城拓也を演じ、新町と良き相棒として、後半は新町の妻(榮倉奈々)の妹(生田絵梨花)とのラブもあり、ドラマの中のムードメーカー的存在でしたが、中川くんファンとしてはどこか物足りなく……。
ですが、それを補ってあまりあるのが、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」です。圧倒的な存在感を見せつけた畠山重忠役は俳優・中川大志の当たり役といえるでしょう。
第36回「武士の鑑(かがみ)」で非業の最期を遂げた重忠にはもう釘付け、涙なくしては見ていられませんでした。和田義盛(横田栄司)との名コンビももう見られなくなるかと思うと感慨深くもあり……。
これより以降“武士の鑑”といえば自動的に中川くんの凛々しい顔が浮かんでくることでしょう。
茶髪に“イメチェン”!
そんな畠山ロスも癒えぬ9月28日のことです。「上田と女が吠える夜 2時間SP」(日テレ系)のゲストとして登場した中川くん。
なんと茶髪になっていました。次の役作りでしょうか。武士の鑑から転生し、茶髪の似合う爽やかイケメンとして令和にやってきました。
「フゥ~!」「キャー!」、「カッコイイ~!」
この日の女性ゲストたちは「平成バラエティーを生き抜いた女たちが大集合!」ということで、大久保佳代子以下、いとうあさこ、若槻千夏、MEGUMI……といったメンツだったのですが、パート1のゲスト伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)が登場した時は、拍手と「メガネ男子!」くらいの掛け声しかなかったのに、パート2の中川くんが登場すると、「フゥ~!」「キャー!」、「カッコイイ~!」と黄色い声が飛び交いまくり。
なかでも、吉田沙保里は「ガチの喜びだった」とMCの上田に指摘されるほど。「出てました? きゃっ!」とデレデレで、上田に「なかなかないよ、“霊長類最強の女子”があんな感じになるの」と言われた中川くん、「光栄です」と実に紳士的な対応を。
番組恒例「Welcome Question」で大久保さんから「グッとくる女性の仕草は?」と訊かれ、「仕草とはちょっと違うかもしれないんですが、ちょっとしたお願いごとというか、頼まれごとをされると凄いキュンとするんですよ」と答えていました。
「さりげない流れで、靴を履く瞬間とかに荷物とかを『ごめん! 一瞬持っててくれる?』とか言って……」と。「お願いごととかってそれなりに距離が縮まっていないとできないじゃないですか」と。
あまり女子慣れしていなそうな答えがまたカワイイ。どうかヘンな女に引っかかってお願いごとされないように。と、つい母目線で心配になりました。
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