【本日のツボ】
「なに言うがじゃ、虎鉄はワシの一番弟子じゃ」(万太郎)
※※以下、ネタバレあります※※
万太郎に解説文を書くよう頼まれた虎鉄(濱田龍臣)が、「3代目の助手務めてきてよかった」としみじみ言うと、その腕をポンと叩いて万太郎が一言。
そして、虎鉄の元気いっぱいの「はいっ!」。虎鉄の一番欲しい言葉をくれる万太郎。歳を重ねても「人たらし」は変わりません。
その前の場面でも、万太郎に「助けて」と手紙で頼まれた野宮(亀田佳明)がやってきて、「まさか君に植物画を頼まれるなんて。このうえない誉(ほまれ)だ」と喜び、筆を走らせていました。
ほかにも、「任せて。菌類なら任せて」と藤丸(前原瑞樹)。その手に持っていたのは、波多野(前原滉)に貰ったお手製うさぎの巾着でした。
ムロツヨシが登場
その波多野は学生を連れて、また、植物採集の会でお世話になったというなまりの強い2人組も。よく見れば、大河ドラマ「どうする家康」で秀吉役を演じているムロツヨシでした。
図鑑の手伝いに集まってくれた人たちに、「おにぎりを作らなきゃ」と寿恵子。無理しないで、と止める千鶴(本田望結)に、「昔からそうだったのよ。差し入れ、おかあちゃんが作りたくて。そしたら、おかあちゃんも研究の一員になれたみたいでしょ」と。
多くの仲間に助けられて
さらに、佐川の幼馴染、祐一郎くん(中村蒼)もやってきて、図鑑の索引作りを担当してくれます。
万太郎も祐一郎くんも、流行りのグレイヘアがお似合いです。
「この先はただのエンジニアじゃ」と話す祐一郎に、「ほんなら、ワシらやっとおんなじ道を行けるのう」と握手を交わしました。
もうひとり、懐かしい顔が。誰かと思えば、丈之助(山脇辰哉)でした。完訳したシェイクスピア全集を届けにきただけなのに、校正を手伝わされる羽目に。
たった一人で始めた万太郎の「植物図鑑」ですが、多くの人たちに助けられていよいよ完成を迎えるというのがいいですね。
北海道に行く万太郎を見送ったあと、校正ゲラを愛おしそうに抱きしめる寿恵子がそのまま倒れ込んでしまうのではないかとドキドキ。どうかご無事で。
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