東京大空襲、愛し合うスズ子と愛助の運命は…金曜放送回を前におさらい

桧山珠美 TVコラムニスト
更新日:2023-12-27 17:40
投稿日:2023-12-27 17:40

NHK朝ドラ「ブギウギ」~第13週「今がいっちゃん幸せや」#63

 トミ(小雪)の許しが出て、山下(近藤芳正)が正式に楽団のマネージャーとして加わることになった。

 スズ子(趣里)は、日本各地を慰問でまわり、東京に戻ると愛助(水上恒司)の看病を続けるという忙しい日々を過ごす。やがて、愛助も回復し、2人はささやかな幸せな生活を送っていた。

 しかし、東京都心でも空襲が起こるようになっていた。一方、上海では羽鳥善一(草彅剛)が軍からある依頼を受けることになる。

【本日のツボ】

スズ子&愛助の「仲良しデュエット&ダンス」

 ※※以下、ネタバレあります※※

 愛助の結核も治り、庭で干した布団を叩きながら、ご機嫌で「ラッパと娘」を歌うスズ子。その陽気な歌声に誘われるように、愛助も庭に出て来て「バドジズデジドダ~♪」。

 そこから2人仲良く「吹~け! トランペット…♪」と踊りながら歌う場面にほっこりしました。

 翌朝、愛助に「今までの人生の中で今がいっちゃん幸せや」とスズ子。この幸せがいつまでも続きますように、と願うばかり。

「ワテは福来スズ子やから」

 ところが、そうはいかず、京都の慰問先で東京に空襲があったことを知らされたスズ子たち。愛助を心配しながらも、「それでも歌わな、ワテは福来スズ子やから」と気丈に歌うスズ子。

 急いで東京に戻るとそこは一面の焼け野原です。

「なんやこれ…」

 呆然とするスズ子。スズ子と愛助の運命やいかに!?

桧山珠美
記事一覧
TVコラムニスト
大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」、日刊ゲンダイ「あれもこれも言わせて」などで連載中。

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


国分太一との協議内容を“週刊誌にリーク”と言及…日本テレビ社長会見の波紋と、噴出した疑問の声
 日本テレビが12月1日に行った定例社長会見で福田博之社長が「不信感を持たざるを得ない」と、11月26日に元TOKIOの...
2025-12-04 17:03 エンタメ
エロとオカルトの意外な接点…異色の“エロ怖い”漫画でタッグ組んだエモホラーの旗手とオカルト研究家に聞く
【文野紋(エモホラーの旗手)×角由紀子(オカルト研究家)】  バラエティー番組やYouTubeでオカルトブームが続く中...
2025-12-04 17:03 エンタメ
国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表
【芸能界クロスロード】 「長年の活動の中で、立場と環境にあぐらをかいていた部分があった」  11月26日の国分太一(...
2025-12-04 17:03 エンタメ
夏帆×竹内涼真「じゃあ、あんたが作ってみろよ」が描くのは“自分感覚”で生きることの大切さ
【碓井広義 テレビ 見るべきものは!!】  気がつけば12月。夏帆×竹内涼真「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系...
2025-12-04 17:03 エンタメ
目黒蓮が絶句!木村拓哉が「家族」を口にし始めたワケ…メリー氏の呪縛からの解放も
 アイドルが、結婚の話題に気を遣う時代はいつまで続くのか。俳優の木村拓哉(53)が11月16日の『有働Times』(テレ...
2025-12-04 17:03 エンタメ
フジテレビ系音楽特番「#FNS歌謡祭」がトレンド上位を独占! “目玉”は工藤静香で視聴率V字回復なるか
 3日午後6時30分に第一夜が生放送スタートのフジテレビ系音楽特番「2025 FNS歌謡祭」をめぐり、SNS上でハッシュ...
2025-12-04 17:03 エンタメ
映画「爆弾」大ヒットで再注目! 染谷将太が引っ張りダコなのは…作品の“格”を上げる圧倒的存在感
 映画「爆弾」が文字通り“大ヒット上映中”だ。10月31日の公開から11月30日までの興行収入は約22億円、観客動員は1...
2025-12-04 17:03 エンタメ
AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?
 AKB48が大みそかのNHK紅白歌合戦に出場内定したと週刊文春が報じ、《神7の多くが出場》《『ヘビーローテーション』な...
2025-12-04 17:03 エンタメ
永野芽郁がばっさりショートにイメチェン再出発…二股不倫報道のその後、“フェミ彼女”に変身のこれから
 今年4月の週刊文春の報道で「二股不倫」疑惑を報じられ、芸能界の第一線から遠ざかっていた永野芽郁(26)の久々のメディア...
2025-12-04 17:03 エンタメ
小泉今日子、斉藤由貴、国生さゆり、鈴木保奈美、秋篠宮妃紀子さま…来年還暦「丙午」の女性有名人と迷信
 2026年の干支は「丙午(ひのえうま)」。丙午の年に生まれた女性は「気性が激しく、男性の寿命を縮める」といった迷信があ...
2025-12-04 17:03 エンタメ
相場よりかなり高額…三山凌輝「サブスク年会費9万円」ファンクラブの超強気
 元BE:FIRSTの三山凌輝(26)が、先月27日に自身のインスタグラム生配信でフォトブックの発売とともに、新会社「S...
2025-12-04 17:03 エンタメ
「時代に挑んだ男」加納典明(66)100歳までに絵画でもトップに。「そこまでやらないと気が済まない」
【増田俊也 口述クロニクル】  作家・増田俊也氏による新連載スタート。各界レジェンドの生涯を聞きながら一代記を紡ぐ口述...
2025-12-04 17:03 エンタメ
松本人志は“面白さ”だけで逆転できるのか。「DOWNTOWN+」に見るお笑い界の行く末
 女性関係のトラブルにより活動を休止していたダウンタウン・松本人志さんが約2年ぶりに復帰した。独自の配信サービス「DOW...
帽子田 2025-12-04 11:45 エンタメ
国分太一が望む「TOKIO再結成」は果たしてあるのか? 長瀬智也の“意味深”投稿にどよめき広がる
 元TOKIOの長瀬智也(47)がインスタグラムで“意味深”なコメントを連続投稿し、関係者がどよめいている。  長瀬は...
2025-12-03 17:03 エンタメ
「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる
【2025年 芸能界ネット炎上事件簿 】#1  今年の芸能人による炎上を概観すると、大まかに3つのパターンに分けられる...
2025-12-03 17:03 エンタメ
最初の“月9”が後に一大ブームとなるトレンディードラマの「種」だった
【あの頃、テレビドラマは熱かった】#17 「アナウンサーぷっつん物語」  (1987年/フジテレビ系)   ◇  ◇...
2025-12-03 17:03 エンタメ