第20週「稼ぎ男に繰り女?」#96
寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)は、互いの思いを確かめ合う。
そして昭和30年、東京に戻ることになった寅子は杉田(高橋克実)らに盛大に見送られる。だが寅子と優未(毎田暖乃)が登戸の猪爪家に着くと、何やら不穏な空気が。
猪爪家では、結婚したら家を出るべきだという花江(森田望智)と、結婚しても同居を続けたいと主張する直明(三山凌輝)が対立していた。
【読まれています】朝ドラ史上に残るラブシーン。視聴者をやきもきさせた深夜の本庁トーク
【本日のツボ】
名残惜しやの“新潟編”
※※以下、ネタバレあります※※
物語は昭和30年春に。3年間の新潟赴任を終え、東京に戻る寅子。髪型もマダムになっていました。
驚いたのは稲(田中真弓)さんです。あんなに元気だったのに、お亡くなりになってしまったとは。写真の中の稲さんの笑顔には救われましたが、ちょっぴり「稲さんロス」で、先週の稲さんが歌う「砂山」のシーンを思い出し、しんみりしてしまいました。
杉田ブラザーズ(高橋克実&田口浩正)や、高瀬(望月歩)&小野(堺小春)、入倉(岡部ひろき)、そして、涼子(桜井ユキ)や玉(羽瀬川なぎ)、モヤモヤを残したままの美佐江(片岡凛)など、新潟編の登場人物も個性豊かな人揃いで、とてもよかったですね。
当初はことごとく寅子と対立する閉鎖的な田舎の人たちに辟易でしたが、終わってみれば、みんないいひと。もう会えないなんて残念でなりません。新潟編のキャストの方々、ドラマを盛り上げてくれてありがとうございます。
寅子と花江、昭和後期マダムの髪型に
そして、舞台は再びの東京へ。寅子のマダムな髪型と、花江のサザエさんチックな髪型に戸惑いつつ、自分が子供の頃のアルバムに映る母たちもこんな髪型をしていたなあ、と懐かしくもあり…。
たった3年の子どもたちの成長には驚きましたが、直明のお付き合いしている人がどんな女性かも気になります。
自分が苦労したから同居は断固拒否という花江の気持ちもわからなくはないですが、花江の拒否っぷりに、そこまでひどいお姑さんじゃなかったのに…とはる(石田ゆり子)さんがなんだかお気の毒に思えてきました。
“嫁姑”は女性にとって永遠のテーマなのでしょうか。
エンタメ 新着一覧