「ちゃんとやれや、ボケ、カス」英語教師の“関西弁”に思わずお返しを…

桧山珠美 TVコラムニスト
更新日:2025-01-31 16:58
投稿日:2024-11-21 16:00

第8週「さよなら糸島 ただいま神戸」#39

 聖人(北村有起哉)と愛子(麻生久美子)の理容店が新装オープン。佐久間美佐江(キムラ緑子)やテーラーの高橋要蔵(内場勝則)など、さくら通り商店街の面々が祝いに来てくれる。

 一方、結(橋本環奈)は栄養専門学校で多岐にわたる授業を受け、ついていくのに必死で四苦八苦する。休み時間に佳純(平祐奈)と話すと、佳純は親が病院を経営しているという。


【こちらもどうぞ】ケバくなった結に「あんた、なめとん?」新キャラ・山本舞香演じる同級生が怖かった!

【本日のツボ】

「ちゃんとやれや、ボケ、カス」

 ※※以下、ネタバレあります※※

「ヘアサロンヨネダ」、無事にオープンしました。早くもさくら商店街の人たちのたまり場になっています。聖人、いや聖ちゃん、商店街の人気者なのですね。引っ越しや開店の費用、さらには結の栄養士専門学校の入学金などどこから捻出したのか、という疑問は湧きますが、それは言わないこととします。

 人気者の聖ちゃんとは対照的に、孤立するナベさん(緒形直人)が心配です。そもそも、靴店を営んでいるようですが、店内に置かれている靴の数が少な過ぎてびっくり。あれで商売が成り立つのか心配です。

 店内に真紀ちゃんの写真を飾っていましたが、普通、亡くなった妻の写真も並べるのではないか、と思ったり…。

 一方の神戸栄養専門学校です。沙智(山本舞香)vs結かと思っていましたら、沙智vs佳純のパターンもあるのか、と。

 ヒロインと敵対するライバル的な話は、前期の「虎に翼」の寅子vsよねで正解を見てしまった感もあり、その記憶が残っているなかで、またもやこのパターンはキツいなあと思っていたら、沙智vs佳純で少し面白くなってきました。

 ま、子どものような言い合いで、寅子vsよねの足元にも及びませんが…。それも言わないこととします。

 ストーリーがなかなか盛り上がらないので、キャラに逃げたのかと思われるのが、英語の先生でした。真面目に授業を受けない結に、「ちゃんとやれや、ボケ、カス」と大阪弁で叱咤していました。

 その言葉、「おむすび」制作チームにそっくりお返ししたいと思ったのは、私だけでしょうか。

 栄養士になりたいと言っていたくせに、結はどうして真剣に授業を受けないのでしょう。心の声、要りません。しっかり勉強してください。

桧山珠美
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TVコラムニスト
大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」、日刊ゲンダイ「あれもこれも言わせて」などで連載中。

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