夫との子作り卒業。30代で性生活が無くなるのが不安です(38歳パート、2児のママ)

植草美幸 恋愛・婚活アドバイザー
更新日:2025-02-07 06:00
投稿日:2025-02-07 06:00

【相談】30代で性生活が無くなるのが不安です

 38歳2児(10歳と8歳)のママです。週3回パートにでています。41歳の夫は会社員時代の職場の上司部下で、10年前に結婚しました。共通の趣味(カメラ)がきっかけで仲が良くなって交際に発展しました。

 当時から全国を回って四季折々の風景を撮ってきたのですが、結婚した時には惚れた異性というより、親友のような関係になっていました。ですので、夫婦生活は子作りのために行っていました。

 今でも趣味は続いていて、家族でカメラをもって出かけることはありますが、夫婦間に男女の空気感は皆無です。経済的にもこれ以上子供は育てられませんが、それは私たちにとって、夫婦生活の終焉を意味します。

 夫のことは好きですし、彼は浮気をするタイプではありません。私だってそうです。ですが、30代で性生活が無くなると思うとモヤモヤしてしまいます。どうすれば雰囲気をつくれますか?

【こちらもどうぞ】ご無沙汰すぎる恋愛。何回目のデートで手を繋ぎ、キスするものなのか(43歳独男)

【見解】夜10時過ぎたら夫婦の時間!

 妻と夫という関係を越えて、子供たちの前で「パパ」「ママ」と呼び合っているのではないでしょうか。まずそれを止めましょう。子供たちの前でそう呼び合っているなら、お互いの名前に変えましょう。そして、子供を親御さんやベビーシッターに預けるなどして、2人で外食などデートをして夫婦で過ごす時間を作るとよいと思います。恋人気分に戻る環境をあえて作ることが解決策です。

 それからもうひとつ。もしかして子供と一緒に寝ていらっしゃいませんか? ご主人か奥さんのどちらかが子供たちと一緒に寝ているならば、当然セックスレスになってしまいます。アメリカでは親は子供と一緒に寝ません。週末になると子供をベビーシッターに預けて夫婦で出かけます。

 子供には「夜10時以降は寝なさい」というルールを作って、10時過ぎたらパパとママの時間(大人しか起きていてはいけない時間)ということを子供たちに認識させましょう。つまり、夫婦の空間を作ることが大切です。

 そうはいってもお金もないし出かけられない、「夫婦で旅行なんてできない」という環境なら、子供と一緒に出かける場合でも、夫婦で一緒にお風呂に入ることを勧めています。

 背中を洗ってあげたり、ご主人にドライヤーで髪の毛を乾かしてもらうのです。この時に白髪があったら恥ずかしいですよね。旦那さんを男性だと思っていつも綺麗にしていなければいけません。

 そしてお風呂から出たら、子供を寝かしつけて、ベッドでご主人をマッサージしてあげるのです。また逆に、旦那さんに腰や肩を揉んでもらうのです。そうこうしているうちになんとなくいい雰囲気になったりするのではないでしょうか。

無意識に女を捨てていませんか?

 それから、夫があなたを拒否していることはないですか? 「今日は疲れているから」などとご主人の方が奥さんを相手にしないケースもあります。その場合は、「奥さんが女を捨てている」ケースが実例として多くみられます。

 女性扱いされないというのは奥さんが悪い場合もよくあるのです。性生活がある関係を求めているのであれば、自身も努力しなくてはいけません。ひょっとして太ってしまっていませんか。ギュッと抱きしめられた時に、お腹周りがムニュッとする感触になっていてはダメです。

 夫の会社には、新卒の22歳の年下や30代以上の同世代の綺麗な女性たちがいるのです。「妻は会社の女性と比べても引けを取らず、38歳でもキラキラだよ」と思わせなくてはいけません。

 日頃から努力をして綺麗にしていると夫婦でいても女性として愛されるものです。

  ◇  ◇  ◇

 ※シリーズ「40歳からの『幸せの選択』」では、皆さんからの恋愛・結婚にまつわる相談を募集します。執筆者は「植草美幸」を選択し、必須項目を明記の上、メッセージをお送りください。

お悩み相談募集中

 取り上げる際のお悩みは個人情報が分からないようにいたします。なお、掲載にあたり事前の連絡はいたしませんので、あらかじめご了承ください。

植草美幸
記事一覧
恋愛・婚活アドバイザー
1995年、アパレル業界に特化した人材派遣のエムエスピーを創業(現・代表)。そこで培われたコーディネート力と実績を活かし、2009年、結婚相談所マリーミーをスタート。業界平均15%と言われる成婚率において、約80%の高い成婚率(※)を誇り、成婚件数も1000件以上を数える。著書は「ワガママな女におなりなさい 『婚活の壁』に効く秘密のアドバイス」(講談社)、『、「結婚の技術」(中央公論新社)、「なぜか9割の女性が知らない婚活のオキテ」(青春出版社)など多数。(※)成婚退会者数÷全体退会者数で算出。
HPXYouTube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「絶好のネタじゃないですか」“アプリ婚”を必死に隠し通したい45歳男、婚約破棄も辞さない切実な理由
「冷酷と激情のあいだvol.271〜女性編〜」では、世間ではアプリ婚が一般的になっているにもかかわらず、結婚目前の恋人・...
並木まき 2025-11-08 11:45 ラブ
「絶対内緒にして」結婚目前、彼への信頼がたった一言で崩壊…。私たちの“出会い”はそんなに恥ずかしい?
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-11-08 11:45 ラブ
覚悟を決めた! 彼に“告白”を決意させた3つのLINE。「不安になって…」で好意を確信、男性も勇気が欲しいのね
 意中の彼といい雰囲気の中、なかなか告白されず悩んでいる女性もいるでしょう。それなら、彼に“きっかけ”を作ってあげるとよ...
恋バナ調査隊 2025-11-08 08:00 ラブ
キス寸前で「30万かかる」50代女性が25歳イケメンに母性を刺激され…年下沼にハマった代償
 アプリやオンラインゲームのチャットを通じて年下の男の子と仲良くなったという既婚女性は少なくないのでは。  けれど...
内藤みか 2025-11-07 11:45 ラブ
「裏切者!」妻のネイルが頬を裂いて…男が直面した超修羅場。離婚の先にあった予想を裏切る結末
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-11-07 11:45 ラブ
「ホテル行ったって!」グループLINEで誤爆…ムムッ、さては付き合ってるな? 怪しい二人に気付いた瞬間
 社内にどう見ても怪しい二人がいると、「さては付き合ってるな」とピンときますよね。もちろん、恋愛は二人の問題。で、周囲が...
恋バナ調査隊 2025-11-07 08:00 ラブ
「なんでいつもフラれるの…?」男が“逃げたくなる女”の言動6つ。知らずにやってたら危険!
「いつも付き合う前にフラれる」「付き合っても必ずフラれる」なんて女性は、もしかしたら男性が逃げたくなる言動をしているかも...
恋バナ調査隊 2025-11-06 08:00 ラブ
2文字だけかーい!“会話レス夫婦”の困った生活。「雑談が苦手」でもやりすごせる3つのコツ
 夫婦に関する悩みの中でも、特に最近増えているのが、夫婦の会話がないというお悩み。離婚原因にもつながりかねないので、なん...
2025-11-05 08:00 ラブ
脈ありじゃないの!? 絶対イケると思ったのに撃沈…裏切られた“男のセリフ”6つ
 今回は「脈ありだと思ってたけど結局違った」というガッカリエピソードをご紹介します。男性が言うこれらのセリフには、深い意...
恋バナ調査隊 2025-11-04 08:00 ラブ
ホストで借金1千万! 恋の「黒歴史」エピソード5選。付き合ってるつもりがストーカーでした
 好きな人に夢中になるあまり、自分を見失ったり理性が働かなかったりした経験はありますか? 今回はそんな黒歴史エピをご紹介...
恋バナ調査隊 2025-11-03 08:00 ラブ
ゴミの出しルール知らんの!? 彼氏の非常識さに“ドン引き”したLINE3選。イケメンでも大嫌いになりました…
 常識がない彼氏にドン引きし、気持ちが冷めるケースもあるでしょう。今回はそんなエピソードをLINEのやりとりとともにご紹...
恋バナ調査隊 2025-11-02 08:00 ラブ
「家に般若がいるみたい」妻が“過激な正義派”に変貌、SNSに書き込む姿に呆れ…38歳夫が下した結論
「冷酷と激情のあいだvol.270〜女性編〜」では、決定打となる出来事もないのに、夫のエイジロウさん(仮名)が義実家に家...
並木まき 2025-11-01 11:45 ラブ
結婚13年目で夫が家出。クレーマー気質の妻「理由がまったくわからない」泣き寝入りする男は情けないと嘆き
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-11-01 11:45 ラブ
「バーに行こうよ」副業ブームの裏で増える“別の目的”。仕事紹介のはずがプロポーズ…看護師が見た下心
 物価高の影響か、副業を始めたいと考える女性が増えています。  しかし副業のオンラインコミュニティーに入会すると、...
内藤みか 2025-10-31 11:45 ラブ
「こんな屈辱、人生で初めて」33歳モテ男が味わった“敗北”…火遊びが招いた令和の逆転劇
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-10-31 11:45 ラブ
ケンカも“豪快オナラ”で解決!? くだらなすぎる仲直りのきっかけ4選。「ごめん」より効果ある…のか?
 彼氏や夫とケンカしたときは、基本的にどちらかが「ごめん」と謝らないと仲直りできないはず。でも“くだらないこと”がきっか...
恋バナ調査隊 2025-10-30 08:00 ラブ