一つだけある心当たり
ただ“家出の引き金”に、心当たりは一つだけあるとのこと。
「夫によれば私は“クレーマー気質”なんですって。それがイヤになった大きな理由だって言うんです。最近の日本は、相手への思いやりに欠けている気がするんですよ。
だから私は、お店や企業の接客や商品が良くないと思うと、すぐに窓口に電話をかけます。SNSへの投稿もよくしますね。
でもそれは改善をしてほしいからであって、ただ文句を言ってスッキリしたいわけじゃないんです。世の中をよくしたいんですよ。
SNSに意見を出すようになってからは、同じような仲間との交流もできたました。情報交換も楽しんでいます。何人かの親しくなった人とは、実際に会ったこともあるんですよ〜」
今では、買ったものや訪れた店について“改善点”を見つけるのも楽しみになっていると、嬉々として話す麻里子さん。趣味というよりも、生活の活力になっているようです。
満足できるものにお金を払いたいだけ
「この物価高にお金を使うなら、満足できるモノやコトに払いたいじゃないですか!? だから不満があったら、我慢すべきじゃないって思うんです。
強く主張しないで泣き寝入りするのは、本当にイヤです! 夫は平気で泣き寝入りするタイプ、そういうのって本当に情けないですよね。
あ…! そんなことよりも夫の家出をなんとかしないと…。いつになったら家に戻ってくるのか、このままでは見通しも立っていませんし、このままズルズルと家出をして別居が続くのも困ります。
また週末にでも、夫に話し合いを提案しようと考えていますけどね。どうしたら夫が家に戻ってくるのか、何を話せば夫に響くのか、まったくわからないので悩んでいます」
夫の家出が長引いているため、娘の情緒もなんとなく不安定になっており、麻里子さんはストレスフルな毎日を過ごしています。
では、夫のエイジロウさんはどのような思いで家を出たのでしょうか。
実は麻里子さんが思っている以上に深刻な事情が隠れていました。次回に続きます。
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