“さえない”かはともかく…水上恒司がさすがです
ハンバーガーショップ「シナントロープ」を舞台に、そこで働く8人の若者を中心に描かれる青春群像ミステリーです。主人公の大学生・都成剣之介を演じるのは水上恒司。水上は現在26歳。番組サイトの相関図には、“さえない大学生”とあるのですが、さえないかはともかくちゃんと大学生に見えるのはさすがです。
瞬間記憶能力という特殊能力を持つ一方、新人歓迎会カラオケで「旅立ちの日に」を熱唱するなど、なかなか魅力的なキャラに仕上がっています。映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」で演じた硬派な特攻隊員にも若干通じるモノが…。
高校時代は野球部に所属し、甲子園をめざしていただけあって、基本、真面目なスポ根青年なのでしょう。
都成は同じバイト仲間の水町ことみ(山田杏奈)に片想いしている設定で、好きだけどなかなか告白できず…という姿もいじらしく。
残念ながら最近、年上女性とのお買い物デートを週刊誌に撮られ、交際を認めてしまった水上ですが、都成のほうは彼女なし大学生からまだまだ脱却できないようでなによりです。
そんな都成の恋心を新人の通称ハシビロコウ、志沢匠(萩原護)に見抜かれ、協力してくれることに。ハシビロコウというのはまったく動かないところから、鳥に詳しい水町がつけたもので、動かないことでその存在に気づかれないまま、いろんな人の会話が入ってくるというメリットも。
萩原はクドカンの「新宿野戦病院」(フジテレビ系)ではまごころ病院の看護師役、バカリズムの「ホットスポット」(日本テレビ系)ではホテルの宿泊客、など話題作にちょこちょこ出演しています。特技はダンスということなので、いつか“踊るハシビロコウ”も見たいものです。
高い演技力を見せつける坂東龍汰
もうひとり、“キバタン”こと木場幹太役・坂東龍汰にも注目…というか、彼にはずっと注目しています。今回のキバタンは青い髪でチャラいムードメーカーですが、いいヤツなのが全身からにじみでています。
永野芽郁主演「ユニコーンに乗って」ではコミュ障の現役大学生プログラマーを、門脇麦&田中圭W主演「リバーサル・オーケストラ」ではフルート奏者を演じていましたっけ。そうですか、永野芽郁に田中圭ですか。
彼の名を一躍広めたのは、柳楽優弥主演「ライオンの隠れ家」でしょう。自閉スペクトラム症の弟役を見事に演じ、演技力の高さを見せつけました。
心優しい漫画家志望の田丸哲也役の望月歩は11才でデビューして以来、いろんなドラマでお見掛けします。そのたびに大きくなったなあ、と。
映画「ソロモンの偽証」やドラマ「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」など、生徒役の印象が強く、おまけに童顔なのでまだまだ高校生役もやれそうです。
最後はパンクバンドのドラマー、バイトリーダーの塚田竜馬役の高橋侃。侃は何て読むのかと思って調べてみたら“なお”でした。こちらも覚えておくとしましょう。
こういう尖った役は貴重なので、今後も活躍が期待できます。パンクバンドということで、赤髪のパンクヘアーに目をもっていかれそうになりますが、よくみると整った顔立ちなので、まったく違う役柄もみてみたいですね。
というわけで、「シナントロープ」に興味をもった人は、アマゾンプライムで1話から視聴可能なのでご覧ください。クセになるドラマです。
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