前回に引き続き、今回も不倫の現実に迫ってみました。
抱かれることを想定して念入りに準備を
――不倫相手のS先生とは、どのように密会したのですか?
「先生が仕事を終えたのが午後7時。その後、私の自宅付近まで自家用車で迎えに来てくれました。抱かれることを想定して、シャワーを浴びてランジェリーもお気に入りを身に着けていったんです」
――詳しく訊かせてください。
「先生は最初『食事に行こうか?』と誘ってくれましたが、実家住まいの私があまり遅くなれないことを伝えると、車を走らせて郊外へと向かい、人気(ひとけ)のない公園の脇に車を停車しました。そこで肩を抱き寄せられて、キスされたんです」
――当然、M子さんは拒みませんでしたよね?
「はい、緊張しながらも、先生のキスに応じていました。同い年の彼とは違う唇の感触や匂い、ソフトなキスに、心臓がバクバク高鳴って、全身から汗が噴き出して……心なしかショーツにも熱い液がこぼれ落ちてきて――。舌を差し入れられた時も、まったく強引さがなくて、ソフトなんです。『大人のキスってこうなんだ』と安心して身を預けられました」
キスの後いよいよラブホテルに
――キスのあとは
「先生に抱かれたい気持ちを抑えられなくて、『ホテルに……連れてって』と告げました。先生は、『わかった』と、そのまま車を走らせてくれたんです」
――ホテルは、ラブホテルですか?
「はい、郊外のホテル街のラブホです。私……ラブホテルって初めて入ったんです。恋人が独り暮らしだったから、エッチはいつも彼の部屋だったので……。ペラペラとなびく駐車場のカーテンを通過した時『ああ、いよいよだ』と、期待や不安や喜びが入り混じりました」
――その後のことも詳しくお聞かせください。
「はい、部屋はオリエンタル風の一室でした。ネット等でラブホテルの知識はあっても、いざ、大きなベッドを目の前にすると、『ここは男女がセックスするためにある場所なんだ』と、改めて緊張や淫らな気持ちが湧きあがってきて……。その後、きつく抱き締められてキスをし、乳房を揉まれました」
――続けて下さい
「はい……今思いだしても、下腹が熱くなります。乳房を揉まれながら、先生は優しくベッドに押し倒してきたんです。ニットの裾をめくられ、ブラが露出すると『可愛いブラだね』って、ちゃんとランジェリーも褒めてくれました。私の背中に回した片手でブラのホックを簡単に外された時は『ああ、先生って慣れてる……』って。笑。その後、私の乳房を見て『キレイだ』って乳首を口に含まれました。同い年の彼は、『M子のオッパイ、エロいなあ』って、ちょっと品の無い言い方で愛撫してくるのですが、先生に至っては『キレイだ』『可愛い』とお姫様のように扱ってくれて、もう舞い上がってしまって……」
ここまで告げると、M子さんは「ちょっと一息入れさせてください」とコーヒーを啜った。
当時を振り返って、彼女なりに昂揚してきたのだろう。落ち着くと、再び話し始めた。
丁寧な前戯に身も心もとろけて…
「上半身を脱がされ、スカートの中に手を入れられた時、私は『シャワーを浴びさせて!』と叫んでいました。自宅で浴びてきても、すでに汗びっしょりでしたから、少しでも綺麗な体を愛されたくて」
――その時、彼はなんて?
「『シャワーは浴びなくていいよ。そのままのM子を抱きたい』って。いま思うと、先生もかなり興奮していたと思います。そして、パンティをストッキングごと脱がされました。その脱がせ方も、とても丁寧なんです。足首から抜き取ったショーツとパンストは丸められ、ベッドの片隅に置いてくれました。脱がされたニットもシワにならないよう配慮してくれて……着ていた服を丁寧に扱ってくれる人っていいですよね。女性への配慮がなされているな、とドキドキしながらも、そんなことを思っていました」
――その後のこともお聞かせください。
「下半身をフレアスカート一枚にされた私は、ベッドに仰向けにされた状態でした。スカートをめくられた両脚の間にS先生が陣取り、アソコに顔を寄せてきたんです。ふうっと熱い息がかけられて、私は『キャッ』とお尻を跳ね上げてしまったんです。そんなふうにされたのは初めてだったから――彼は私のヴァギナを見て「M子はここもキレイだ。小さくて可愛いよ。すごく濡れていて嬉しい」って。
――彼は褒め上手ですね。
「はい、脱がされている時もそうですが、つねに甘い称賛の言葉を囁かれました。彼が言った『小さくて可愛い』のは膣の幅なのか、小陰唇の大きさなのかは分からないのですが、褒められている嬉しさと、甘やかな羞恥に酔いしれてしまって……熱い蜜がジュワ……と湧き出てきたのが、自分でも恥ずかしいほどわかりました」
――そのあとは?
「彼の舌が私のアソコを舐め始めたんです。最初はワレメをチロチロと、次に小陰唇の溝も丁寧にねぶられました。そして、クリトリスをピンと舌先で弾かれて……あまりの気持ちよさに、私、『ああっ……』とお尻をせり上げてしまいました。いま思いだしても、濡れてくるほど気持ちいいクンニリングスでした」
――同い年の彼と、つい比べてしまったとか?
「はい、もちろんです。恋人はフェラをさせたがる割に、クンニをしたがらないタイプでしたから、S教官の舌づかいの巧みさに、全身がとろけるような……柔らかな羽毛で撫でられるような快楽が立て続けに浴びせられました。気持ちいいと、背筋に電流が走る感覚があるんですね。やはり、余裕とテクニックがある大人の男性は違います。その上、彼はアソコを舐めながら、伸ばした手で乳房を揉みしだいたり、乳首を軽く摘まんだりと、常に両手を動かしていました。クンニもアソコだけではなく、内腿を舐めたり、うつ伏せにされて、背中やうなじ、お尻のワレメまで丁寧に舐めてくれたんです」
――至れり尽くせりですね。
「これほど丁寧に前戯を受けたの初めてです。もうアソコがトロトロになってしまうのが、自分でも分かって……するとS先生が『M子の体は敏感だね。こんなに濡れてくれるなんて嬉しい』って」
巧みなクンニリングスに酔いしれながら、いよいよ二人は禁断の世界へ。
続きは次回。
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