手間いらずでコスパすごっ!ルドベキアは見つけたら即買い!!

斑目茂美 開運花師
更新日:2022-07-20 06:00
投稿日:2022-07-20 06:00

ルドベキアってなんですか

 ルドベキアは、北アメリカ原産のキク科、一・二年草あるいは多年草で、鮮やかな色で暑い夏の花壇やプランターを彩ってくれるお花でございます。

 北アメリカではおよそ30種類が自生しており、日本に入ってきたのは明治時代。暑さに強く、花付きもいいので夏から秋にかけて次々と花を咲かせます。花の色や形態は種類によって異なりますな。

 なかでもはっきりとした色味の黄色やオレンジが多いのですが、最近は「オータムカラー」なんてカラーカテゴリーの緑がかった茶色や渋いピンクなどもございます。

植えて育てるならラストチャンス!

 花の表情は小さなヒマワリが一株にたくさん咲くものもあれば、八重のコスモスのようなもの、はたまた小さな子供が描いた「花の絵」のような分かりやすい形状もあり、多種多様です。

 花丈は40cm程度から150cmを越すものもあり、これまたさまざま。正直、お花屋さんのワタクシでさえ「これってルドベキアだったのね」と驚くものもございます。

 そんな育てやすさ抜群でビギナー向けのルドベキアは寄せ植え商材としても人気。一年草の種類が多く、開花期は7月から10月あたりまでなので、ちょうど植え付けのラストチャンスかしら~。今頃だとお花屋さんでは大きく育った花鉢が並び、これから咲く気満々のツボミをたくさん蓄え、秋まで俄然ヤル気の様相のものが購入できるのでございます。

花言葉は「正義」「強い精神力」

 植物学者・ルドベックの名前がルドベキアの由来で、名付けたのは、彼の教え子で多くの植物の名付け親である植物学者リンネ。花言葉の「正義」「強い精神力」も、公明正大だったルベックの性格が花言葉になったようでございます。ルドベキアの花を見ると、納得の花言葉に思えてきますな。

簡単すぎる!ルドベキアの育て方

「なんか難しいことあります?」ってなぐらい気にしなくてもいいように思います。

 カンカン照りな真夏の炎天下、他のお花がヘタってもヒマワリ並みに元気に涼しい顔でメッチャたくさんのお花が咲き誇ります。多少の水やりを忘れても大丈夫。水が切れて葉がダラ~っとしちゃっても、気付いた時に適当にあげれば、何事もなかったかのようにいつの間にか復活しております。

たっぷりの日光、暖かい温度、水はけの良さ

 ポイントは「たっぷりの日光、暖かい温度、水はけの良さ」でございます。逆にいえば、日当たりが悪いと花はまばらで、冬の寒さに弱く、ベチャベチャな湿気は嫌う、ということですな。

 植え付け時に日当たりや土壌に気を付ければ、手間がかからず、よく育ってくれます。日当たりの良さは絶対譲れません。

 とにかくお花がメッチャ咲くので、植物の“ゴハン”である肥料はよくお召し上がりになります。肥沃な土地がお好きなようですので、腐葉土などが入ったフカフカで栄養のある土壌に植え付け、穏やかにきく緩効性肥料なんぞを適当にばら撒いてあげれば、なんだかんだで良くお育ちになります。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「デパコスじゃないんだ」って、メイクや美容でもマウント取りたいのね…。賢くかわす方法は?
 女性社会では、相手にマウントをとることで自分を優位に立たせようとする人が多いですよね。  今回は、メイクや美容に関し...
「人生楽しまないと損」メンタルにシビれる、憧れるゥ! イケオジたちの好感度爆上がりLINE3選
 世間的に「おじさん」にカテゴライズされる生き物には、頑固で気難しいイメージがあるかもしれませんが、同じおじさんでも「イ...
庶民の味方のダイソーにゾッコン♡ シニア猫も40女の財布も大満足!おすすめのペットアイテム3選
 我が家の可愛い可愛い2匹の愛猫、もんさま(15歳)とこっちゃん(14歳)。早いもので彼らもすっかりシニア猫になりました...
ありがたま! 非の打ち所がない完璧な“たまたま”様がご降臨
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
眠りが浅くて心がザワザワ…熟睡したい!【専門家監修】「安眠」のための簡単ストレッチ&呼吸法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
花屋とお客様の間で断トツに多いトラブルは? 7万円の花束事案を振り返る
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋に、毎日のように悩めるお客様がいらっしゃいます。花の管理や花合わせ、年中行事に冠婚葬祭の...
マウント女、人工天然女をスカッと撃退LINE7選。我慢は美徳の時代ではありません!
 女の敵は女。とにかくマウントを取らないと気が済まない人や、計算高く天然キャラを装う人…。  今回はそんなウザい女たち...
「人の仕事までやる人」の心理と対処法。しごできアピール?嫌がらせ?
 仕事を押し付けてくる人はウザいですが、逆に自分の仕事を奪ってくる人も厄介。スケジュールを立てていざ取り組もうとしたら、...
「更年期じゃね?」「おばさん、更年期(笑)」適当な情報を鵜呑みした女子大生たちが悪いのか?
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
「性的合意」を描く舞台に主演俳優が思うこと。傷に蓋をしても「消える」わけじゃない【内田慈インタビュー】
 2024年、ドラマ『お別れホスピタル』や『Re:リベンジ-欲望の果てに-』などで深い印象を残した俳優の内田慈さん。現在...
子どもを産まない、欲しいと思えないのは人間失格? 51歳独女ライターの恐怖と願いと幸せ
 パートナーなしの51歳独女ライター、mirae.(みれ)です。この歳で独身だと「子どもは欲しくないの?」「子どもがいた...
夢の中へ行ってみようか
 その景色は、上を見上げた時にあるものだと思い込んでいた。  常識に縛られるな。
冬の港でイケニャンを発見! クールなたたずまいと“たまたま”にシビレる!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【女偏漢字探し】「姑」の中に紛れ込んだ漢字は?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
【動物&飼い主ほっこり漫画】第88回「金運アップ」
【連載第88回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「手あたり次第やらないとww」腹ん中でアラフォーの婚活バカにしてる? 爆死ワードがまぶされたLINE3選
 たとえ冗談を言える仲であっても「言ってはいけない言葉」は存在するもの。そんな爆死ワードを使えば、大切な友達や恋人を失う...