他人のキラキラ投稿にいいねできる? SNS生活を快適にする法

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2022-12-16 06:00
投稿日:2022-12-16 06:00
 みなさんは他人のSNSを見て、モヤっとしたことないですか? もうちょっとはっきり言うと、気に入らないと思った時はないですか?
 私はそこそこあったのですが、最近そう感じる頻度が減ってきたように感じます。「なんでだろう?」 と考えると、ひとつ出てきた答えがありました。
 閉店後のどろんぱでは、マキがママに相談中ですが……。

 

 

 

まさに「子供叱るな来た道だもの」

 まず最初に断言しておきたいのは、他人の承認欲求はそもそも見ていて気持ちいいものではありません。

 それはみなさんが普段から使っているSNSを見ていればわかると思います。キラキラ生活をあげているアカウントを集めて小バカにしているアカウントとか、めちゃくちゃ人気あるじゃないですか。

 だからやっぱり他人の承認欲求って、気持ちよくは受け入れられないのが普通なんです。じゃあなんで最近になって受け入れられるようになったのか……。

 それは「私も同じことをしてきたよな」と我が身を振り返れるようになったからです。私なんか職業マンガ家ですよ、承認欲求の権化です。

 キラキラアカウントとは方法は違っても、やってることは同じ。そこをやっと認められるようになったんだと思います。

イラっとしなくなったのは、成長の証

 みなさんも自分の10代、20代の若かりし頃、同じような行動はなかったですか?

「ない」と言い切れる人はいないんじゃないでしょうか。過去の自分も「そんな時代もあったな」と思うと、SNSを見ていても嫌な気持ちにならずに済むはずです。

 キラキラした投稿を見た時に「わー、まぶしー♡」といいねを押せるようになったら、あなたはもう一歩”上”の存在。

 そこまできたら人生かなり楽だと思います。斜に構えてても疲れるだけです。

 この週末は、ちょっと昔を思い返すのもいいかもしれませんね。

登場人物紹介

マキさん:どろんぱのナンバーワンホステス。出勤率は低いが、毎回がっぽり稼いで帰る。女としての人生に悩むお年頃。3人の子持ち。

ママ:どろんぱのママ。営業後に女の子から相談を受けることも多い。本人は自信に満ちた生き方をしているのであまり悩みはないみたい。ママ曰く「女の人生は楽しいよ」。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


ほっこり癒し漫画/第74回「ヘルプみーこ」(中編)
【連載第74回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
今さら聞きにくい? 英語の新敬称「Mx.」や「X」って何
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
夫の胸ポケからキャバ名刺→子の刻に家出!?いいから落ち着けが止まらない
 LINEの文面だけでも、意外と「焦ってる」「取り乱してる」と分かるものですよね。今回は、そんな慌ただしいLINEを3つ...
すげえ!BoA完コピおじいに喝采。スナック常連の濃ゆいエピソード3選
 みなさんの職場には癒しキャラはいますか? スナックで働いているといろんな人を見るのですが、癒しキャラもとっても多いんで...
好きを仕事にしても「しんどい」よ。憧れだけではない現実との向き合い方
 キャリアについてよく聞くフレーズが「好きを仕事に」。確かに、好きなことでお金を稼げたら一挙両得! 幸せな毎日が送れそう...
「マタニティハイ」要注意! おブスな振る舞いが誰かを傷つける可能性も
「妊娠して幸せの絶頂です!」と感じている女性必見! 今回は、マタニティハイでやりがちなNG言動を4つ紹介します。  妊...
クネクネの正体はおとうさん!“たまたま”が真実を知った瞬間
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【花屋実践】春から秋まで眼福♡ずぼら激推し良コスパの姫リョウブって?
 今年も自らの無計画さを後悔する季節がやってきました。  猫店長「さぶ」率いる我がお花屋の店横にある屋外LAB(「植物...
「ぼっち・ざ・ろっく!」のぼっちちゃんも仰天!承認欲求モンスター図鑑
 承認欲求は、人間であれば持っている自然な欲求。誰だって「自分の話を聞いて欲しい」「自分を認めて欲しい」と感じることがあ...
気まずい既読スルー後は演技力が命!《文章未完+矢印》で打ち途中を装う
 友達や知り合いからLINEが届いても、LINEの内容や忙しさによってはつい返信を後回しにしてしまいがち。そのまま忘れて...
6月病とは? 実は5月よりもタチ悪い説が…早め対策がマスト
「GWが明けてからも5月病にならず元気だったのに、6月になってからなんだかやる気が出ない…」「6月に入ってから、体も心も...
2024-05-21 06:00 ライフスタイル
【調香師監修】頭のにおいは“武器”!愛され頭皮になるヘアケア&香り術
 男性から女性への愛情行為のひとつに「頭皮のにおいを嗅ぐ」しぐさがあります。カレが貴女の頭のにおいを嗅いできたら、それは...
まさに鈴カステラ! 爪とぎ中に立派な“たまたま”がポロリ♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「秋波を送る」は、もはや美人だけの特権ではない。
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
令和なのに「婦人会=奴隷」な件! 田舎あるあるに見る窮屈な人間関係
 田舎は人と人の繋がりが濃く、助け合ったり情報を共有し合ったりできるメリットがあります。しかし、その濃さや交友関係の狭さ...
【銀座】カラオケ館が仕掛ける“ノマド喫茶”誕生!無料豚汁の具がデカい
 人気のスタバやドトールはいつも満席でカフェ難民になることもしばしばな銀座・有楽町エリア。そんな都内喫茶激戦区で、カラオ...