スマートな大人の復讐ルールって? 泣き寝入りせず、仕返ししたっていい

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2023-04-14 06:00
投稿日:2023-04-14 06:00
 みなさんは、復讐や仕返しってどう思いますか? 私はものすごく執念深いので、イヤなことをされるといつまでも忘れず、仕返しできるチャンスを常に狙っています。
 でも、こういう話をすると「やめときな」と諭されることもしばしば……。やっぱり大人って、そういうものなのでしょうか。

 

 

 

“大人の仕返し”はいかにスマートにできるかが勝負

「目には目を、歯には歯を」という言葉がありますよね。実はこれ、報復を推奨する言葉ではありません。犯した罪以上の罰を与えてはいけない――が、この言葉の本質です。

 倍返しでも足りない時もありますが、この言葉ができた紀元前1700年には、すでに罪と罰についてのフェアな考え方があったんですね。

 だけど、「相手にやられたことをやり返すと、相手のレベルまで落ちる」みたいなマインドも耳にします。

 美しい考えだとは思いますが、私はやっぱりアンフェアに感じてしまう。だから、仕返し上等派です! だけど、やるなら絶対スマートに。

 具体的にいえば、自分にストレスがかからず、自分の立場が悪くならない振る舞いで、相手に的確にダメージを与える方法をとる。そのために重要なのは、相手をよく分析すること。そして、綿密に作戦を練りましょう。

泣き寝入りは相手の思うツボ?

 もしも、あなたの友達が意地悪されて泣いているのを知ったらどうでしょうか? きっと、うまい仕返しがないか一緒に考えますよね。

 そう思うと、「やり返したら、相手のレベルまで落ちる」って言葉、意地悪してる側が言い出した感すらありませんか(笑)?

 あんまり想像したくないけれど、親切心や優しさにつけ込む人っていますからね。反撃されないように、それっぽいこと言ったんじゃなかろうか……。

 もちろん何もしない強さも素晴らしいです。無視を貫く仕返しもありますから! ただどちらにせよ、無理に怒りを抑え込む必要はありません。

 大人には大人のやり方があるのを忘れないでくださいね!

登場人物紹介

コミ:どろんぱの人気ホステス。明るく気が利いて聞き上手なので、お客さんからの信頼も厚い。考えていることが表情に出るのでわかりやすい。酒乱なのが玉にきず。

マキさん:どろんぱのナンバーワンホステス。あまり出勤日は多くないが、確実に大金を稼いで颯爽と帰っていく。コミの憧れの人。3人の子持ち。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


これヒットだわ…薄い・軽い・便利!40女を身軽にするU-1000円“神”3品
「薄型」で「便利」の2つが揃ったアイテムは、自宅だけでなく、出張や旅行でも活躍間違いなし…!  40代になると、出かけ...
職場の「かまってちゃんおばさん」対処法 波風立てずに断るひと言がある
 どの職場にもほぼいる「かまってちゃんおばさん」。忙しい仕事中に「かまって」アピールされたり雑談で引き止められたりすると...
自分が負け組だと実感する6つの瞬間 凹む5秒前に唱えて欲しい魔法の言葉
「私って、もしかして負け組…?」ふとしたときに、こう感じたことがある女性は多いのではないでしょうか。今回は、負け組を実感...
夫と大喧嘩!発熱の娘に家事させるか、フツー。モヤる私はおかしいのか
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
モデルになる運命にゃ♡ 「黒一点」のヒロイン系“たまたま”君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
春が覆いかぶる道
 春が覆いかぶさってくるような道を、ゆっくりと歩きながら空気を胸いーっぱいに吸い込んでみる。  どう? 少しはラク...
女偏のムズイ漢字3語「好々爺 不如意 嫋やか」確実に読んで書けるように
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
交際1年の彼氏が「俺たち付き合ってた?ヤバ笑笑」って…もう人間不信!
 あなたには、信じていた人に裏切られたり傷つけられたりした経験があるでしょうか? 今回は、女性が人間不信に陥ったLINE...
ほっこり癒し漫画/第73回「ヘルプみーこ」(前編)
【連載第73回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
本当に100歳まで生きたいの?自分の“賞味期間”を延ばすキャラ設定の極意
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
29歳女が結婚相談所で悟る“普通”の定義 最後の最後に選ぶべき男は誰?
 結婚を望み、婚活に励む萌香。週末はいつも東京駅周辺のホテルラウンジでお見合いに臨んでいる。だが、なかなかピンとくる男性...
東京駅に現れた“普通の男”に絶句。ハイスぺ男にはお預け喰らい…Wの不発
 結婚を望み、婚活に励む萌香。週末はいつも東京駅周辺のホテルラウンジでお見合いに臨んでいる。だが、なかなかピンとくる男性...
年収500万、大卒、婚姻歴なしでもムリ! “普通の男”すらなぜ現れない?
「お待たせしました、萌香さん。お待たせしすぎたかもしれません!」  約束の時間に15分遅れてきたその男性は、肌色が...
今だから言える話「犯人は私w」笑えない!思い出をぶっ壊す昔の同級生達
 今回は、思い出が激変した“昔の同級生からのLINE”をご紹介します。あなたの中にある青春時代の記憶と過去に起きた本当の...
お金を出すから叱って…♡ スナック常連は良性マゾだらけ!?
 みなさん「良性マゾ」という単語を聞いたことがあるでしょうか。  実は私もXで初めて知ったのですが、いわゆる「Sか...
Amazonで対面指定注文⇒在宅でも宅配BOXの怪、なぜ改善されない?
 魅惑のショッピング天国Amazon。揃わないモノはないんじゃないの? と思うほど、ポチッとすれば、早ければ当日、遅くと...
2024-05-10 06:00 ライフスタイル