自信があるのに嫌われる人、魅力的な人…違いはどこにある?

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2023-05-26 06:00
投稿日:2023-05-26 06:00
 これまで私はさんざん自信があるのは絶対に良いことであると書いてきました。でも、「あの人、自信満々だよねw」なんて、嫌われるケースもありませんか?
 それなのに、自信がほしいと思う人はたくさんいる……。この矛盾はなんなのでしょうか。

 

 

その自信、今求められてる? を考える

 自信は絶対にあった方がいい。これは今も変わらない私の考えです。そして自信をもって生きている人を羨ましく思います。

 でも不思議なことに、いざ自信に満ちあふれた人を目の前にすると、「なんか鼻につく」と思ってしまう出来事がありました。

 自分にないものを持っている人に嫉妬してるのかな? とも思ったけれど、どうも違います。だって、スナックのお姉さんたちに対しては尊敬の気持ちしかないから。

 じゃあ何が違うんでしょう。たぶんその答えは、自信をどんな時に見せているか? です。たとえばスナックでホステスとして接客をする時は、プロとして自信をもって仕事をするのが正解です。存分に自信を表に出して、お客さんを惹きつける必要がありますからね。

自信過剰もほどほどに

 でも友だちとランチに行っておしゃべりをする時、ホステスとしての自信を全面に出されても困ります。……だって誰も求めていないんだもん。

「え? なに急に。なんかウザいな」と思われて終わりです。そりゃ、嫌われるわけですよ。なので自信とは、TPOの分別がつかない人がもっているとただ“厄介な人”になってしまうわけです。

 私も自信はほしいけど、求めると同時にちゃんと使いこなせる能力も身につけたいなと思いました。

登場人物紹介

モジョ子:自信がほしい主人公。自分の意見を言うのが苦手で、いつも頭の中で反省会をしている。どろんぱで働きながら、少しずつ自信がついてきたみたい。

ママ:どろんぱのママ。生まれてこのかた自信をなくした瞬間がない。仕事には厳しいが、店の女の子たちを実の娘だと思って大事にしている。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


マナーを守って一緒に楽しもう!子連れライブ参戦キホンのキ
 40代女性は子育て世代。今までみたいに気軽にアーティストのライブには行けません。諦めるか、子連れで行くかの選択肢を迫ら...
飲み会でLINE交換→「えっ院長なの?」素性知った途端に本性見えたよ
 人には誰しも、表の顔と裏の顔があるものです。どんなに普段いい顔をしていても、ちょっとした瞬間に本性が垣間見えることも…...
おひとりさまって身軽だYO! ダヴィンチ、ニュートンetc.も生涯童貞!?
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
書店パトロール空振り?いや、逆ヤバ!文具女子博の雑誌付録は使い方∞
 慌ただしい年末年始で雑誌付録をチェックできていなかったな〜と書店をパトロールしました。  ピンとくる雑誌の付録が見つ...
「わがままだね」と言われたら…悪口どころか褒め言葉のワケ
「わがまま」と聞くと、みなさんはどんなイメージを持ちますか?  私は思いっきりネガティブなイメージしかなかったのです...
元TBSアナ→画家に転身 伊東楓さん「心の中の闇が創作欲をかきたてる」
 元TBSアナウンサーで画家として活動する伊東楓さん(30)は現在、ドイツの首都ベルリンを拠点にしている。なぜ、ドイツな...
元TBSアナで画家の伊東楓さん ほぼ手ぶら&すっぴん!? メイクで現れた
 元TBSアナウンサーで、現在は画家として活動する伊東楓さん(30)と待ち合わせたのは寒の入りを迎えた東京・新宿。ドイツ...
この景色は宝物だ いつかまた理由もなく思い出すんだろう
 ふと、なんの脈略もなく浮かぶ景色がある。  小学校への通学路、家族旅行の思い出、好きな子にフラれた帰り道。どうせ...
Amazon1位の白湯用マグカップは“以外”でも大丈夫? 販売元に聞く
「Amazonベストセラー1位」のオレンジ色のワッペンよ、なぜこうもわたしの購入意欲をかきたてるのか…。「知らんがな!」...
ありがたい幸運お年玉! 激レア縞三毛猫の“たまたま”に合掌
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
絶対買い!運気満タンなシンピジュームは手軽価格&ランなのに寒さに強い
 年末のお歳暮商品として人気の高い「シンピジューム」の花鉢ですが、実は切り花としてもスゴイんだとか。華やかで可憐な見た目...
【開運&金運UP】日本三大金運神社・安房神社のお参りで、ご利益が!
 日本三大金運神社とは、山梨県富士吉田市・新屋山神社(あらややまじんじゃ)本宮・奥宮、石川県白山市・金劔宮(きんけんぐう...
便利家電を使いこなすお婆ちゃんが教えてくれたこと
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
〆ラー卒業のアラフォーに!「かに鍋&水炊き」缶のススメ
 お酒を飲んだ後、人はなぜラーメンが食べたくなるのでしょうか? アルコールに浸った体が脂と塩分を欲しているのか…。  ...
虫歯1本に治療費100000円!? ベラボーな額を請求される米国の高額治療費
「アメリカに住んでます!」 と聞くと、日本にはないキラキラした素敵な生活を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。 ...
2024-02-26 19:02 ライフスタイル
子どもの友達に「ばあば」と間違えられたショック! 高齢出産の後悔4つ
 世間では、高齢出産する人がとても増えていますよね。晩婚化が進んだ背景や、不妊治療が保険診療になった変化も大きいでしょう...